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ブクマ失礼します!
( ・ ・̥ )
さと
るぅ
こうなったのは、ほんの少し前。
僕は"すとふり"という、
有名なグループの
一員だ。
4年前に結成されて、
今も最高な仲間たちと
活動している。
皆でシェアハウスをして、
どんな環境でもバツグンで。
ある日を境に僕は、
さとくんに恋を抱くようになった。
ころ
ころ
さと
僕の告白は成功した。
勇気を出したかいがあった。
数日後、僕は
すとふりの皆にさとくんと付き合っていることを
報告した。
皆が喜んでくれた。
息が止まるほどの緊張が
すっ、とほぐれた。
安心した。
皆が喜んでいる先に目をやると、
あまり浮かない表情をしている
あの娘がいた。
数日後
僕は家の用事で、
実家で1泊した。
次の日、家に帰ると、
皆がりびんぐに座っていた。
ころ
顔を埋めて泣いてるりいくん。
その背中をさすってあげる、
さとくんとるぅくん。
あきらかに怒っている、
じぇえくんとななくん。
完全に空気がよどんでいる。
しばらく沈黙が続いたあと、
ななくんが口を開いた。
なな
なな
すまほを僕に渡した。
そこにはTwitte○のアプリが
開かれていて、
僕のアカウントには、
"りいくんの住所"
と、書かれたものがついーとされていた。
ころ
なな
確かに僕のあかうんとだった。
偽物ではなかった。
でも、
絶対に僕はこんなことをしていない。
そして、今に至る。
さと
るぅ
ころ
じぇえ
るぅ
なな
ころ
りい
なな
なな
りい
ころ
じぇえ
ころ
僕ははっきりと見た。
ななくんが"脱退"と言った後に、
りいくんがひっそり笑っていたことを。
俺は見たんだ。
皆が真剣に話し合ってるなか、
りいがひそっと笑ったこと。
正直ころがあんなこと
するばすないと思っていた。
それに1番悲しいはずのりいが、
笑っているのはおかしいと思う。
もしかしたら、りいが…、?
でも、そんなことする理由がない。
少しころのことを信じたかった。
反論しようと思った。
でも、やっぱり、皆に流された。
ほんとにころがやったのか…、?
あれから数日たった。
僕は部屋から1歩も出ることなく、
過ごしていた。
"白が綺麗"って買った、
この家も、部屋も、
気付いたら真っ赤に染まっていた。
随分食事してないから、
立ち上がることもできず、
毎日同じ天井を見つめている。
いっその事旅立とうなんて考えてたら、
部屋のドアの音がなった。
さと
最近君に会ってない。
それどころか部屋から出てこない。
あぁ、言った俺も悪いけど…、。
ご飯も食べていないじゃないか。?
俺は心配過ぎて気づいたら、
君の部屋の前に立っていた。
少し躊躇ったが、
思い切ってあけた。
そこには、
綺麗に染まった赤色の壁と
変わり果てた君の姿があった。
食事をしてない分の細い身体。
辛くてやったであろう
腕の何十数個もの傷の跡。
胸に刺したカッターナイフ。
俺は驚いて固まった。
さと
ころ
動かない君に何度話しかけても
返事は無かった。
俺は急いで救急車をよんだ。
救急車は早くついた。
何度も無事を祈りながら、
握ってた手を離して、
最後まで見送った。
俺はすぐにみんなを集めた。
今あったこと、全部話した。
あんなに攻めたこと。
追い詰めたこと。
しっかりと反省した。
でもやっぱり、
りいだけがおかしく見えた。
目が笑っていた。
嫌な笑い方のように。
気まずい空気の沈黙で、
1本の電話が鳴り響いた。
急いででると、
君が運ばれた、病院からだった。
勇気を振り絞りこえをだした。
さと
医者
医者
さと
医者
通話
00:56
さと
なな
じぇえ
るぅ
りい
医者が言うように、
みんなを集めてすぐに出た。
この時俺は凄く嫌な予感がしたんだ。
俺は人生の中で、1番と言えるほど、
全力ではしった。
君のことで頭がいっぱいで、
気付いたら病院の受付だった。
他のめんばーは俺の後に続いて、
どんどん病院についた。
俺が息切れしてると、
1人の医者が話しかけて来た。
どうやら、さっきの電話相手だ。
さと
医者
さと
医者
部屋の中にあるベッドにいる
君のすがたは、
目を閉じたまま、
ずっと止まっていた。
心臓の音は
なっていなかった。
さと
医者
君が死んだ…、?
俺のせい…、?
ありえない…、。
俺が唖然としていると、
医者が手のひらに何かをのせた。
医者
さと
医者
これは、君との初デートで買った
お揃いの青とピンクのキーホルダーだった。
それを見た瞬間俺の目から、
涙が溢れおちてきた。
あの時嫌いなんて言わなければ…、
ずっと君といられたのかな…、
医者
医者
さと
俺は君がいなくなってから、
君と同じような生活を送っていた。
君が居なくなったショックと
君が味わった辛さを俺も感じるように、と
二つの意味で。
毎日同じ天井を見るように
空の奥に話し掛ける。
"会いたい"
"ごめんね"
って。
他のめんばーなんか無視して。
でもね、今日は違うんだよ。
君のもとへ愛に行くから
もう、嫌いなんて言わないよ。
さと
さと
俺は自分の胸にカッターを刺した。
ころ
"愛してるよ"