君が遺した四つ葉

白い壁と白い天井。

施設独特な匂いに

慌ただしく行き交う人々。

生命を繋ぐ医療現場。

日々、毎度色々な人が運ばれていく。

年齢は様々、病気も多様。

人間は脆く、すぐに消えていく。

生きるも死ぬも医者の腕次第。

仕事、仕事、仕事……。

消えるなら、迷惑をかけずに消えて欲しい。

生きるのなら早く出ていって欲しい。

綺麗事で片付けられないこの現場で、

こんなのは当然な話。

嘘の笑顔を作るのも、患者と接するのも

…全てどうでもいい。

ただ、金が貰えるだけ。

結局、世の中はそれで回ってる。

今日もこの現場は荒れる。

死と隣り合わせの人間とそれを救う神によって、

毎日が荒れ狂っている。

医者 × 患者 パロ

【注意】 医療パロ キャラ崩壊 自傷行為、自殺表現 過呼吸、発作、トラウマ 人が倒れる描写 𝖢𝖯要素あり

医療の知識は全くありません。

調べて書いているため、本来の医療現場とは異なる部分が多くあります。

暖かい目で見ていただけると幸いです。