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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

この作品は途中、過激な性描写があります。

苦手な方はシーンを1つ飛ばすか、閲覧をご遠慮下さい。

とあるマンションの一室に

欲を持て余す、女が一人。

彩花

はぁ〜あ…

彩花

夫は1ヶ月前から単身赴任で3ヶ月も帰らないし…

彩花

子供もまだいないし、優雅で自由な暮らしなんだけど…

彩花

正直、体が寂しい…っ

彩花はスマホを取り出すと、アダルト動画を検索した

彩花

今日は…

彩花

この、『団地妻の憂鬱』っていうAVにしようかな♡

彩花はベッドに横になると、イヤホンを耳につけた

動画の内容は、単身赴任で夫の留守中に若い人妻が団地で男を食い漁るというものだった

彩花

なんかこれって…ちょっと私の願望だったりして(笑)

ベッドの横のサイドテーブルの引き出しからピンクローターを取り出す

彩花

若い女をこんな所に一人にする男が悪いのよっ…

動画の中の激しい男女の絡み合いを見ながら、彩花はローターを下着の中へと押し込む

彩花

あっ……

彩花

あんん////

こうして自分の体を慰めることは、今日が初めてではなかった

彩花

(さ、そろそろ買い物にでも行くか…)

玄関のドアを開けて外に出ると、ちょうど同時に隣の部屋のドアがガチャリと開いて誰かが出てきた

彩花

あっ…

あ…

それは、若くて魅力的な男だった

彩花

こ、こんにちは…

こんにちは…

彩花

……お隣さんでしたっけ?

あぁ、すみません

僕、隣に住んでる母の息子で…湊って言います

彩花

あら、息子さんだったんですね…

彩花

どうも、隣の篠原です

彩花

(歳は18、19ぐらいかな…?)

彩花

(かっ、可愛いっ…!////)

彩花

あれ?でも、お母さんって…

彩花

お隣の安田さんって、まだお若いですよね?

あ、ちなみに僕の母は…17歳の時に僕を産んでるんで…

36歳っていえば、まだまだ若いですよね(笑)

彩花

な、なるほどね…

彩花

(安田さん本人とは挨拶する程度でほとんど面識なかったけど)

彩花

(確か、一人暮らしだったと思うけど…)

母は数年前に父と離婚しちゃって、ここに一人で住んでるんです

彩花

あぁ、そうだったの…

僕、近くで大学に通いながら一人暮らししてたんですけど

恥ずかしい話、家賃滞納してアパート追い出されちゃって(笑)

新しい家が見つかるまでの間しばらくは、ここでお世話になる予定なんです

彩花

へぇ…

彩花

お隣に、こんなに可愛い息子さんがいたなんて私、知らなかったわ(笑)

そんな…ありがとうございます////

あ、じゃあ僕そろそろ出掛けますね

彩花

あぁ、ごめんなさい引き止めちゃって

いえっ…それじゃあ

湊は無邪気な笑顔で去って行った

彩花

(お隣さんに、あんなに可愛くて魅力的な息子さんがいたなんてっ…!)

彩花

(45歳の夫とは大違い…)

彩花

(久しぶりに胸が躍っちゃったわ…!)

その夜

彩花

んん…?

人の声が聞こえた気がして、彩花は目を覚ました

彩花

なにか……聞こえる

彩花

お隣の部屋から…?

女の声

あっあっあっ…

女の声

ダメッ…

女の声

あっあァァァーっ…!!

彩花

?!

隣側の壁に耳を当てると、ハッキリと女の喘ぎ声が聞こえてきた

女の声

ハァ、ハァ、ハァ…

女の声

お願い、許してぇ…!

女の声

あっ……あァァんッ!

彩花

エッチしてる…?!

彩花

まさか、湊くんが……?

彩花

……ちょっと待って、お母さんとはそんなことするわけないよね

彩花

じゃあ…お母さんが留守で、彼女を連れ込んでるとか…?

彩花

ど、どちらにしても…

彩花

あの湊くんがっ…

彩花

や、やだ……想像しただけで興奮しちゃうっ…

次の日

彩花

(ん?あれは…)

視線の先に、湊が買い物をしている姿があった

彩花

…湊くん!

あ……お隣の…

彩花

今日は一人でお買い物?

はい

僕、夜中にすぐお腹空いちゃうからお菓子とかつい買い込んじゃうんですよね(笑)

彩花

(夜中といえば…)

彩花

あ、ねぇ…つかぬことをお聞きするんだけど…

え?なんですか?

彩花

昨夜……湊くん、部屋に彼女でも連れ込んでたの?

僕、彼女なんていませんけど…

どうしてですか?

彩花

あ、その…ね、アッチの声が聞こえちゃった気がしたんだけど////

……あっ!

彩花

湊くん?

………////

す、すみません…

実は昨日から母が仕事で出張に出かけてて留守なんですけど…

最近、大学の勉強ばかりで息が詰まってたから…そのっ…////

彩花

……!

彩花

もしかして、一人でしてたの…?

あっ……本当にすみません、夜中だっていうのにテレビの音量の配慮ができなくてっ…!

は、恥ずかしいですっ……////

彩花

(……もしかして湊くん、溜まってる?)

彩花

(ダメ…ますます興奮してきちゃった…)

彩花

(私がその性欲…解消させてあげたいな♡)

彩花

あら…湊くんってば、カップ麺とかお惣菜ばかり買ってるのね

あ、僕って料理とか全然ダメな奴なんですよね

彩花

お母さんが出張でいないなら仕方ないよね

彩花

ねぇ、私が夜ご飯作りに行ってあげよっか?

…えぇっ?

そ、そんな…悪いですよそんなの…

彩花

いいのいいの、私けっこう料理うまいんだからっ!

彩花

こんな物食べてるよりかはよっぽど、体にいいと思うよ?

で、でも…

彩花

私も夫が単身赴任で留守だから…

彩花

たとえ何をしても、何も問題なんてないのっ…

し、篠原さんっ…

彩花

ね、一緒に買い物して、湊くんのお部屋……行こう?

彩花

ふふっ

彩花

若い男の子だから……お腹いっぱい食べられるように、チャーハンにしたの

わ、すごく美味しそう…!

いただきますっ!

湊は嬉しそうにチャーハンに手をつける

彩花

…美味しい?

はいっ!とっても!

僕の母…仕事が忙しくて、元々あまり料理なんてしない人だったんです

だから僕、こういう「家庭の味」って物にすごく飢えてて…

彩花

そうだったの…

彩花

飢えてるのは、家庭の味だけじゃないんじゃないの…?

…えっ?

湊の隣に座ると、彩花は湊の頬にそっと触れた

彩花

ご飯粒、ついてるよ…

あっ…篠原さん…

耐えきれず、彩花は湊にキスをした

彩花

彩花って呼んで…

あ、彩花さんっ…

いけません…こんなことっ…!

ご主人がいるのに…!

彩花

勉強ばかりで息が詰まって、コッチも溜まってるんでしょ?

湊の股間を撫でる

だ、ダメですっ…

彩花

でも、大きくなっちゃってるよ?

彩花

ねぇ……私、寂しいの…!

彩花

湊くんに慰めて…ほしいな

彩花さん…

そこからは、欲のままだった

あっ…!彩花さんっ…

彩花

もうこんなに硬くなっちゃって…♡

彩花

可愛い……はむっ

すっかり膨張したモノを口に含んで味わう

あっ…うぅッ…!!

彩花

…気持ちいい?

は、はい…っ

彩花

女の人にこんなこと、されたことない?

……初めて…です

彩花

……エッチも?

そ、それはありますけど…

経験も少ないし、もう軽く1年ぐらいはしてないです…

彩花

こんなに若くて可愛いのに……もったいないね

彩花

私がいっぱい、湊くんを満足させてあげるから♡

口を激しく上下に動かしてやる

ぅぁぁ…ッ!

そ、そんなにしたら……出、出ちゃいますっ…!!

出るっ……イッ…イクッ…!イッちゃいますっ…!!

口の中で溢れた物を、彩花は満足げに飲み込んだ

ハァ、ハァ、ハァ…

彩花

すっごく活きが良くって…おいしい♡

彩花

ねぇ、お願い…

彩花

これ、私の中に欲しいのっ…!

えっ…で、でもさっき出したばかりなのにっ…

彩花

大丈夫、またこうすれば…♡

少し柔らかくなったものを再び口と舌で刺激してやると、またそれは大きく硬くなった

彩花

…ねっ?

あっ…彩花さんっ!

興奮しきった湊が、彩花の上に覆い被さる

もう、こんなに濡れちゃってますよ…

彩花

それは湊くんのをしゃぶってて…我慢できなくなっちゃったから////

……いいんですよね?

彩花さんに、入れても…っ

彩花

うん♡早くっ…入れてぇっ…

それが彩花の中に入ると、彩花は全身を震わせて声を上げた

彩花

あぁぁぁ…っ!入ってるぅ…♡

す、すっごくヌルヌルしてますよっ…!

湊が腰を動かし始めると、彩花はその快感のあまり口から涎を垂らして悦んだ

彩花

あ、あぁァァァんっ…すごいぃぃッ!♡

彩花

夫なんて比べ物にならないくらいっ…!

彩花

若い○○○がっ、ガンガン入ってくるっ…♡

あぁぁッ…!彩花さんの○○○○も最高に気持ちいいですっ…!!

パンパンパンパンパンパンッ!

彩花

あぁぁ気持ちイイッ…!!

彩花

だ、ダメ……ッ

彩花

私、もうイッちゃいそぉぉ…!!

彩花

(若い体ってほんとに最高…♡)

彩花

(今日だけじゃなくて、これからもずっと関係持てないかな?)

彩花

(この子さえいれば、私の疼きが鎮まるんだものっ…!)

彩花

(夫なんてもう、いらない…)

湊の、幼さの残るその寝顔を見つめながら、彩花はウットリとした気分に満ちていた

彩花

(はぁ…気持ちよかった♡)

彩花

(湊くんってば…可愛い顔して、すっごく激しいんだから)

彩花

(クセになっちゃいそう♡)

彩花

(でもさすがに、お母さんである安田さんには申し訳ないな…)

彩花

(こんなに可愛い息子さんを私がつまみ食いしちゃってるなんて♡)

彩花

(安田さんがもし知ったら、ヤバイよね…)

彩花

(……そういえば安田さんって)

彩花

(彼氏がいなかったっけ?)

彩花

(何度かここに出入りしてる、40代ぐらいの男の人を見かけたことがあるけど…)

彩花

(あれ?でも…)

彩花

(その男の人が来るたびに、『おかえりなさい』って、玄関で安田さんの声を聞いたことがある)

彩花

………

彩花

(なんだろう、この違和感…)

その時、どこからともなくスマホのアラーム音が聞こえてきた

彩花

(湊くんは、『母は離婚して一人暮らし』だって言ってたのに…)

彩花

(旦那さんなんて、いるわけがないのに…)

奇妙な不安を抱きながら、静かにその音の音源に向かう

彩花

(この音…一体どこから鳴ってるの?)

音を辿って、台所まで来た

彩花

……下?

それは、床下収納庫の中からだった

彩花

………

確かめずにはいられなかった

彩花は、床下収納庫の取っ手を引くと、ガチャンとフタを開けた

彩花

………ひっ?!

そこに、アラーム音を鳴らすスマホはあった

血塗れの女性の死体の、ズボンのポケットの中に…

彩花

やっ…安田さんっ…?!

ドテッと尻もちをついて後退りする

彩花

どうして…?!

その時、背後から声がした

……見ちゃったんですね、それ…

彩花

み、湊くんっ…?!

彩花

お、おか、お母さん…がっ…!!

ガタガタ震えて口が回らない

あぁ、それは…僕の母じゃないんですよね

彩花

え…?

僕……彼女の愛人なんですよ

彩花

愛人…?

あなたと同じように彼女の旦那も単身赴任中で、寂しがってたんです

旦那が留守の間は、彼女が借りた別のアパートに住んでる僕の所に来てくれて…

いわゆる、「囲い」って奴ですよ

彩花

………

それが突然『別れたい』だなんて彼女が言い出すから…

僕がこんなにも愛してるのに、いきなりそれはないでしょう?(笑)

彩花

じゃあ…じゃあ、あなたが安田さんを…?!

………

今まで僕が、孤独な人妻の寂しさを紛らわせてあげてたのに…

彼女の求めるままにセックスしまくってきて、どんな恥ずかしい行為だってしてあげてきたのに…

飽きたらポイ……そんなこと、誰が許せるんでしょうか

後ろに隠し持っていた出刃包丁を片手に、湊が近付く

彩花

こ、来ないで…!!

昨夜あなたが聞いた声って…

AVの音声なんかじゃないんですよ

彩花

ま、まさか…!

そう、最期に激しく愛し合ってた時の彼女の声です

彩花

う、嘘でしょ……

彩花

そんな…!!

あなたもどうせ、僕のことなんて飽きたらポイ捨てするんでしょう?

彩花

や、やめて…!!

出刃包丁が高く振りかざされ、その刃が彩花を貫く

彩花

ひぎゃああああああーっ!!

END

この作品はいかがでしたか?

62

コメント

1

ユーザー

浮気、不倫…甘い誘惑にはトゲ(死)が付き物w

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