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翌日、私たちはとある依頼を受け 依頼主の元へと訪ねた

神楽ちゃんは、依頼主の家の庭を眺めていた

依頼主

いやーね、二、三日家を空けることはあったんだけど

依頼主

流石に1週間となると、

依頼主

友達に聞いても行方が掴めず、

葛葉

なるほど、

坂田銀時

、、、

銀さんはどこか具合が悪いように お茶をダバダバと溢していた

志村新八

あーちょっと銀さん!だからあれ程飲みすぎるなって言ったのに、

葛葉

銀さん、大丈夫ですか、?

私が手拭いで銀さんの着物を拭いていると

依頼主

親の私が言うのもなんですが、
結構綺麗な娘で

依頼主

何か事件にでも巻き込まれているんじゃないかと

そう言い、銀さんが写真を受け取ると、小太りのガングロギャルが映っていた

坂田銀時

あー、そっすねー
ハムを作る機械にでも巻き込まれたんじゃないっすかー?

依頼主

いやそういうんじゃなくて!
事件に巻き込まれてるんじゃないかと!

坂田銀時

えー?事件?
何それハム事件?

志村新八

おい大概にしろよ
せっかく来た仕事をパーにするつもりか

葛葉

銀さん、

私は思わず苦笑いを溢した

志村新八

というか、それ僕たちより警察に頼んだ方が良いんじゃないですか?

依頼主

そんな大ごとには出来ん!

依頼主

我が家は幕府開府以来、徳川家に仕えてきた由緒正しき家柄

依頼主

そんな我が家の娘が夜遅く遊び歩いているなんて知られたら

依頼主

一族の恥だ!

依頼主

なんとか、内密のうちに連れ帰って欲しい

そうして、着いた場所は クラブだった

バーテンダー

あー?しらねぇよこんな女

神楽

ここのお店に遊びにきていたと聞いたアル

神楽ちゃんが聴き込みをしていると、新八君が私の元へきた

志村新八

葛葉ちゃん
これ、護身用に持っておいて

葛葉

!、木刀、?

私は新八君から木刀を受け取った

志村新八

万が一の為にね

葛葉

、うん、分かった

葛葉

ありがとう、新八君

志村新八

うん!

志村新八

っていうか銀さん、
神楽ちゃんに聞き込み任せてたら、永遠に終わりませんよ

新八君はだるそうにソファに座ってる銀さんに目を向ける

坂田銀時

あー、もういいんだよ

坂田銀時

どうせ、どっかの男の家に転がり込んでいるんだろ
あのバカ娘

坂田銀時

ハムとかあげときゃあ、あのおっさんも誤魔化せんだろ

志村新八

いや誤魔化せる訳ないだろ!
アンタどんだけハムで引っ張るつもりだ!

銀さんは立ち上がり、どこかへと向かう

坂田銀時

悪りぃけど、今二日酔いで気持ち悪いの

坂田銀時

適当にやっといて新ちゃん

志村新八

あっ、ちょっと銀さん!

銀さんはそのままトイレへと向かった

葛葉

新八君、

志村新八

全く、困ったモンだよあの人には

新八君がそう呟くと

志村新八

!、あ、すみません

陀絡

、、小僧、どこに目つけて歩いてんだ?

葛葉

、!

新八君にぶつかった人物は 新八君の肩についていたゴミを取り

陀絡

肩にゴミなんか付けて、身だしなみはしっかりしやがれ

そう言い、去って行った

志村新八

、、なんだったんだ?

葛葉

、、、

私達が呆然としていると

神楽

新八ー葛葉ー

葛葉

、?

振り向くと、神楽ちゃんが見知らぬおじさんを連れていた

神楽

もうめんどくさいから、これで誤魔化すことにしたアル

志村新八

誤魔化せる訳ないでしょ神楽ちゃん、

葛葉

神楽ちゃん、ちょっと無理があるよ、

新八君はついに頭を抱えた

志村新八

というか!ハム子じゃなくて、ハム男じゃないか!

神楽

チッ、ハムなんてどれ食ったって同じじゃねぇかクソ、

志村新八

何?!反抗期?!

葛葉

か、神楽ちゃん、新八君、落ち着いて、

私が宥めようとしたとき、 おじさんが倒れた

神楽

!ハム男ー!!

神楽ちゃんはおじさんに近づき、 身体の向きを変える

神楽

ハム男ー、あんなに飲むからヨー!

その時、男の顔に違和感を覚えた

葛葉

志村新八

わかる?葛葉ちゃん

葛葉

うん、この人、

葛葉

酔っ払ってるんじゃない、

その時、バーテンダーの人が駆け寄った

バーテンダー

あーもう良いから!

バーテンダー

後は俺がやるから、お客さんはあっち行ってて

バーテンダーはおじさんを運び、 椅子に座らせた

バーテンダー

全く、どいつもこいつもシャブシャブ、

志村新八

しゃぶしゃぶ?

神楽

ハイレグアルカ?

葛葉

しゃぶしゃぶ、

バーテンダー

この辺でな、最近新しい薬が出回ってんだ

バーテンダー

なんでも、かなりヤバいやつらしいから、お客さん達も気をつけなよ

志村新八

、、、

私達はそのまま席へ戻り、銀さんを待った

志村新八

遅いなぁ、銀さん、

葛葉

、このお店、なんか嫌な感じがする、

神楽

私、銀ちゃん探してくるヨ

その時、立ち上がろうとした神楽ちゃんの頬に

銃口が向けられた

志村新八

葛葉

、?!

私達の目の前には、大勢の天人に囲まれていた

宇宙海賊

テメェらか?
こそこそ嗅ぎ回ってる奴らは

志村新八

な、なんだアンタらは!

宇宙海賊

とぼけんじゃねぇよ
ずっと俺達の事を嗅ぎ回ってだじゃないか

宇宙海賊

そんなに知りたきゃ教えてやる、

宇宙海賊

宇宙海賊、春雨の恐ろしさをな!

葛葉

宇宙海賊、?!

神楽

宇宙昆布だから知らないけど、
葛葉には指一本触れさせないネ!

神楽ちゃんは私を守るように攻撃態勢に入り、 新八君も、立ち上がり 私を守るように立ちはだかった

だが、

グサリと、嫌な音が響いた

葛葉

、、え?

志村新八

っ!!葛葉ちゃん!!
神楽ちゃん!!

葛葉

、、え?

目の前には、倒れる神楽ちゃんの姿、私の腹には、以前刀を刺された場所に、剣が刺されていた

葛葉

ゲホッ、ゴフッ、!

私は思わず膝をついた

志村新八

葛葉ちゃんッ!!

宇宙海賊

おい小僧、お前がついて来れば、その娘を殺す事はやめてやる

宇宙海賊

そこのチャイナ娘もだ

葛葉

はぁっ、だめ、
しんぱちくん、

私はそばに寄る新八君の裾を掴んだ

志村新八

、、わかりました、
貴方達と行きます

葛葉

っ、!

宇宙海賊

ふっ、随分賢いようだな
おい連れて行け
そこの娘らもだ

葛葉

、っ、、

私と神楽ちゃんは天人の一人に担がれ、 新八君は拘束された

どくどくと、血が流れる感触がする

致命傷、ではなさそうだが、

腹から足先まで血がつたっていく

坂田銀時

っ!!葛葉!!
新八!神楽!!

葛葉

、、、

横目で見れば、そこには銀さんが いた

葛葉

、、、

あぁ、銀さんの体温が恋しいな

私は一雫の涙を溢し、 意識を落とした

目が覚めると、 そこには見知らぬ天井が映った

坂田銀時

っは、

桂小太郎

ガラにもなく魘されていたな
昔の夢でもみたか

坂田銀時

ヅラ?なんでここに、

その時、脳裏に 神楽と新八、葛葉が捕まった 光景が浮かび上がった

坂田銀時

っ!そうだ、

立ち上がろうとした瞬間

坂田銀時

っ?!ぐっ、

凄まじい痛みが全身を駆け巡り、布団へと倒れ込んだ

桂小太郎

無理はせぬ方が良い
左腕は使えぬ上に、肋骨も何本かいってるそうだ

その後、俺は薬についてや、 宇宙海賊、 何故俺がヅラに助けられてたのかを聞いた

桂小太郎

お前がこのザマだ、よっぽどの強敵なのだろう

俺はヅラの言葉を無視し、 着物を手に取り、縁側へと出た

桂小太郎

っておい!聞いとるのか!

坂田銀時

仲間が攫われた、ほっとく訳にはいかねぇ

桂小太郎

その身体で勝てる相手と?

坂田銀時

、、人の一生は、重きにおおて遠き道を行くがごとし

坂田銀時

、昔な、徳川だのぶひでって言うおっさんが言っていた言葉でな

桂小太郎

誰だそのミックス大名は!
家康公だ家康公!

坂田銀時

最初聞いた時は、何を陰気くせぇことをって思ったよ

坂田銀時

中々どうして、年寄りの言葉はバカにできねぇな

俺は、かつて自分が白夜叉と呼ばれた時代を瞼の裏で思い出していた

坂田銀時

荷物ってんじゃねぇが、誰もが両手に大事なモンを抱えているモンだ

坂田銀時

だが担いでいる時は、誰も気付きやしねぇ

坂田銀時

気づく時は、全て手元から滑り落ちた時だ

坂田銀時

もうこんなもの持たねぇって、何度思ったか知れねぇ

坂田銀時

なのに、またいつの間にか背負い込んでんだ

坂田銀時

いっそ捨てちまえば良いと思うが、

坂田銀時

あいつらがいねぇと、歩いててもどーにもつまらねぇ

「銀さん、ありがとう」

坂田銀時

なんで今、葛葉を、

桂小太郎

仕方あるまい、行くぞ

坂田銀時

あ?

桂小太郎

片腕だけで荷物など持てまいよ
今から俺がお前の左腕だ

坂田銀時

ヅラ、

その時、 血塗れで涙を流す葛葉が脳裏に 浮かんだ

坂田銀時

、、、

待ってろよ、葛葉 新八、神楽

宇宙海賊

おい起きろ!!

葛葉

っ?!

冷たい水の感覚に、 私は目を覚ました

志村新八

!葛葉ちゃん!

葛葉

!しんぱっ、ゲホッ!

天人に腹を蹴られ、私は血反吐を吐いた

志村新八

っ!!おい!
葛葉ちゃんに乱暴するな!

葛葉

はぁっ、、っ!?

ふと上を見た瞬間、 私は息を忘れた

葛葉

神楽ちゃんっ!!

船の上には、天人の剣に神楽ちゃんの服を刺し、海の上にぶら下げられていた

陀絡

おじさんはねぇ、
不潔な奴と仕事を邪魔する奴が大嫌いなんだ

陀絡

もうここらで、邪魔な奴らを一掃したい

陀絡

お前らの巣を教えろ

陀絡

意地張ってんなら、こいつは死ぬぞ

葛葉

っ、ごふっ、ごほっ、!

私は天人にまた、刺された場所を蹴られた

陀絡

あぁそれと、早く教えねぇとそいつ、そろそろ死ぬぞ

志村新八

っ!一体なんの話だ!

陀絡

とぼけるな、お前らが攘夷志士だって事は知ってんだよ

その時、一人の天人が新八君の髪を乱暴に掴んだ

葛葉

っ!新八君!!

宇宙海賊

さっさと教えろって言ってんだよ!!
桂の居場所を!!

そう言い、新八君を乱暴に突き放した

志村新八

ッ、何言ってんだよお前ら!
僕らは攘夷志士なんかじゃない、桂さんの居場所なんて知らない!

志村新八

神楽ちゃんと葛葉ちゃんを解放しろ!!
ここは侍の国だ!

志村新八

お前たちなんか出てけ!!

新八君の声が船中に響き渡った瞬間

その瞬間

神楽

ほわちょー!!!

葛葉

っ神楽ちゃん!!

志村新八

神楽ちゃん!!

神楽ちゃんはそのまま海へ身を投げた

神楽

足手纏いになるのはごめんヨ
ばいばい

葛葉

っ、いや、いやだっ!!

「その苦しみ、苦しませている奴を叩き斬ってやる」

葛葉

銀さんっ、!!

その時

坂田銀時

まてーい!!!

葛葉

!!

求めていた声が聞こえた

坂田銀時

まてまてまてー!!

夕焼けの空に映ったのは、 日照りに照らされた銀髪だった

坂田銀時

いでで、傷口開いちゃったよ

銀さんは立ち上がり、

坂田銀時

こんにちはー坂田銀時でーす

坂田銀時

キャプテン志望してまーす

坂田銀時

趣味は糖分摂取、
得意な事は目開けたまま眠る事でーす

いつもの気だるげな声音でそう綴っていく

志村新八

銀さん!

神楽

銀ちゃん!

葛葉

銀さん、!

陀絡

テメェ、生きてやがったのか!

その時、爆発音が響き、 船の上には見覚えのある人物がいた

キャプテンカツーラ

俺の用は終わったぞ銀時!

キャプテンカツーラ

あとはお前の番だ
好きに暴れるが良い!

キャプテンカツーラ

邪魔する奴らは俺が除こう!

陀絡

桂ァァ!!

キャプテンカツーラ

違う!俺はキャプテンカツーラだ!!

桂さんは爆弾を天人へと投げつけた

宇宙海賊

桂だ!!桂の首を取れ!!

葛葉

っ、

私は銀さんのとこに行こうとしたが、身体が言う事を聞かず そのまま倒れそうになった

坂田銀時

っと、葛葉
大丈夫、じゃねぇか

葛葉

、、銀、さん、?

坂田銀時

よく頑張った
あとは俺に任せて休んでろ

銀さんはきていた上着を私に包ませ、新八君達のところへと運んだ

陀絡

お前ら、終わったな
完全に春雨を敵に回した

陀絡

今に宇宙中に散らばる春雨が
お前らを殺しに来るぞ

坂田銀時

知るかよ
終わんのはテメェの方だ

坂田銀時

いいか、お前らが宇宙でどうしようが、俺には関係ねぇ

坂田銀時

だが俺のこの剣、この剣が届く範囲は、俺の国だ

銀さんは剣を構え、

坂田銀時

無粋に入って俺のモンに手ェ出すやつは

坂田銀時

将軍だろうが宇宙海賊だろうが
隕石だろうが!!

銀さんは剣を構えて、天人へと 走り出し

坂田銀時

ぶった斬る!!

天人と銀さんの剣が交わるその一瞬で 勝負は決まった

陀絡

ふっ、テメェ、便所で手、洗わねぇわりに、

陀絡

結構綺麗じゃねぇか、

そう言い、天人は倒れた

葛葉

、、おわっ、た、

葛葉は支えている神楽に 寄り掛かった

神楽

!葛葉!
しっかりするアル

志村新八

、大丈夫
気絶しているだけみたい

新八は葛葉に近づき、脈を測ると、そう呟いた

志村新八

にしても、ダメだ、
頭がふらふらする、

神楽

私も日浴びすぎたアル

神楽

おんぶ

神楽は俺に向けて手を広げた

坂田銀時

ばっきゃろー!
銀さんだって疲れてんだよ!

俺は葛葉を横抱きに抱え

坂田銀時

歩かないならこのまま置いてくからな!

俺は歩き出したが、 二人が動かない為

坂田銀時

いい加減にしやがれ!!
上等だ!おんぶでもなんでもやってやらぁ!!

神楽

やったー!!

志村新八

やったー!

坂田銀時

ったく、元気じゃねぇかよ

俺達は夕焼けに見守られながら その場を後にした

キャプテンカツーラ

ふっ、今度は精々
しっかり掴んでおく事だな

私を愛してくれたのは、銀髪の侍でした

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