黄
あれ、らんらん。
黄
一人なんやね。
桃
うん、ちょっと話があって、
黄
ふ ~ ん…、?
桃
みことはどう思う?
黄
ぅぇえっ?!俺がっ?!すちくんじゃなくてっ!?
桃
今俺はみことに聞いてる。
黄
ぅ、う ~ ん、…難しいなぁ…。
黄
俺は、らんらんの好きにしたらいいと思うで。
桃
みことはそう言うんだね。
黄
まぁ、俺達他人が口出しすることでもないしなぁ…。
黄
でも、
黄
ええんやない?
黄
らんらんは好きに生きて、
黄
死ぬのもらんらん次第や。
黄
それに、。
黄
らんらんと会って、ぜんっぜんやけど
黄
俺はらんらんに親しみを持っとる。
黄
同調やないけど、
黄
らんらんがそれでいいと思うんやったら、それが正解なんちゃう?
黄
俺はらんらんと同じ意見やっ!
桃
そっか…。
桃
…みことさん。
黄
ん?
桃
短い間柄でしたが、本当に有難う御座いました。
黄
…うんっ!
桃
いつも此処のテーブルで飲んでるんですか?
瑞
此処が落ち着くんだ ~ !
桃
…話があるんですけど。
瑞
知ってるよ ~ ?だいた – い、
桃
やっぱり盗み聞きしてたんですか。
瑞
それが得意なもんでっ!
桃
は ~~ 、…(呆
桃
…こさめさんは、
桃
俺が出会って来た中で一番変で、
桃
一番聡明な方です。
桃
多分俺のことを一番わかっているのも貴方でしょう。
瑞
そ ~ だね…。
瑞
一番分かってるのはこさめかもしんないっ!
瑞
てかこさめこう見えてと27!
瑞
君より10歳上なんだよ ~ っ!
瑞
そりゃ人生経験の先輩ですからんっ?
瑞
だからわかるんだよね – 。
瑞
らんくんの場合は、ちょっと大人びてはいるけど、
瑞
体格や成長しきってない声とか、
瑞
それに、世間を全部知ってるかのような知ったかだからw
瑞
こりゃぁ高校生ぐらいだわなとは思ったよ ~ っ!
桃
その発想力も凄いです。
瑞
んふ、ッ!発想力だけは随一だから!
桃
んはは、ッッ!w
桃
やっぱり変ですぅっ!w
瑞
なぁっ?!変とはなにか − !
桃
ふははっw
この人は、どんな人にも、
こんなに明るく接してくれる。
この人は怖いぐらい、
瑞
らんくん、こさめは大人だから言う!
瑞
若い子が無理しないっ!
瑞
困ったら、こんな大人に頼っていいの
瑞
ねっ!
優しい人だ
桃
こさめはほんとに良い人だよっ!
瑞
そぉっ?!照れるなぁっ!
そんなことないよ、らんくん。
桃
では、…また何処かでっ!
瑞
まったね – !!
こさめは、
瑞
悪い人だから。
瑞
…あ ~ あ、w
瑞
あんな親の元に、
瑞
生まれてくるんじゃなかった。
こさめの家族は、
こさめが生まれた時から壊れてた。
まま
ぁ"ぁ"あ、"ッッ!!
瑞
おかぁさん…?
母は、自殺未遂をした。
重度のアルコール中毒だった。
父は、暴力を振るう人だった。
瑞
ぃ"う、ッ!おとぉしゃんっ!
瑞
やめてぇ"、ッッ!!
泣いてるこさめを 母が庇うことはなかった。
10歳の頃両親はネグレクトと化した。
もう何も思わなかった。
齢15歳
初めて
人を殺した
瑞
…らんくんの思い、伝わるといいね
こさめはただじっと、
グラスの中の泡を眺めた。
瑞
らんくんは、こさめみたいな人間じゃない。
瑞
本当の良い人ってのは、
瑞
らんくんみたいな人のことを言うのかもねぇ…。
瑞
俺は、らんくんが望む良い人に、
瑞
なれそうにないなぁ、w
どうからんくんの願いが
瑞
伝わりますように。
俺は誰も持っていないワイングラスに乾杯をした。
瑞
やっぱりお酒は美味しい、♡
神髄 玩恋
黄桃・親愛
神髄 玩恋
瑞桃・慈愛
神髄 玩恋
翠桃・?
神髄 玩恋
次か次の次ぐらいが最終