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午後10:30頃 タタタタタッ 遠くから少女が走って来た
神楽
少女は人にぶつからないよう声をあげながら走っている
少女は走って数分すれば近くの路地裏へと入って行った
-路地裏-
神楽
少女は壁にもたれ掛かって息切れをしながら力が抜けたようにズズ...と音を立てて座り込んだ
言葉からして誰かに追われていた様子だった
神楽
カチャ...
神楽
小さな物音が聞こえ、その音の方を見れば銃口を少女の頭に向けていた男が立っていた
神楽
男
神楽と呼ばれた少女は男を睨みながら今にも殴り掛かりそうな雰囲気だった
男
神楽は頭に銃口を向けられていても男を睨みつづけた
神楽
神楽は男から視線をずらし下を向いた
男
神楽
男
男は銃を持っている手に力を込めた ドガッ
男
男はいきなり声をあげて倒れた
神楽
神楽は男がいた方向を向いたら黒い隊服を着た男が数人いた
黒の男
黒い隊服を着た男たちは神楽を殺るハズだった男に手錠を付けた そのあと、一人の男が神楽に話し掛けた
土方
神楽
神楽は男から顔を背けた
土方
神楽
土方
山崎
男Aは刀を抜いて神楽に斬り掛かろうとした。 男Bはそれを止めようと男Aの腕を掴んだ
-数分後- 男Aはやっと落ち着き神楽の方を向いた
土方
神楽
土方
土方と名乗る男は頭に青筋を浮かべながら答えた
神楽
神楽は言いながら立ち上がってどこかへ行こうとした
土方
神楽
そう言うと神楽は歩き出した
土方
神楽
神楽は足を止めて振り返らずに答えた
土方
神楽
土方
神楽
神楽は今にも泣きそうな声だった
土方
神楽
神楽はまた歩き出した
土方
神楽
土方
神楽
土方
山崎
山崎と呼ばれた男Bは土方の問いに答えた
神楽
土方
神楽
神楽は土方の方を向いて言った
土方
近藤
ゴリラみたいな顔をした男が土方の隣に来て困っている土方に手助けをした
土方
神楽
近藤
神楽
ゴリラと二回も言われたゴ…近藤は路地裏の隅で小さくなって落ち込んだ
銀時
いつの間にか壁にもたれ掛かっていた銀髪で死んだ魚のような目が特徴の男が言った
土方
銀時
銀髪の男は土方の方を向き手をヒラヒラと振った
神楽
銀時
神楽
銀時
銀時は笑いながら言った
土方
神楽
さっきまで静かだった土方と神楽が大声を出した 土方は銀時に神楽は土方に
-数分後-
騒ぎは何とか収まり、神楽は疲れたのかまた座り込んだ
神楽
沖田
栗色の髪をした見た目が爽やかな青年が土方に聞いた
土方
神楽
土方
神楽はすぐに立ち上がり走ってどこかに行ってしまった
とりあえず、真選組の皆は帰ることになり銀時も自分の家(万事屋)へと帰って行った
翌日- 午前10:00頃
神楽
神楽は番傘をさし、公園のベンチに黙って座っていた
銀時
銀時はいつの間にかベンチの後ろにいて、声をかけると同時に神楽の横に座り
神楽
神楽は銀時の顔を見ずに問いかけ
銀時
神楽
銀時
神楽
銀時
神楽
神楽はやっと銀時の顔を見て首を傾げた
銀時
神楽
銀時
銀時は短く反応すると立ち上がった
銀時
優しい笑みを浮かべて神楽の頭を乱暴に頭を撫でた
銀時
優しい笑みを浮かべて神楽の頭を乱暴に頭を撫でた
神楽
小さな声でお礼を言った神楽を見れば手をヒラヒラさせて銀時は去って行った
午後10:30頃 路地裏
神楽
神楽は路地裏に座り込みながら呟いた
神楽
立ち上がり路地裏から出て行った
かぶき町
神楽
男
かぶき町を歩いていた神楽に嫌な笑みを浮かべた男が話し掛けた
神楽
神楽はそれを無視してそのままその場を去ろうとしたが男に腕を掴まれ危うく転びそうになった
男
男は笑いながら神楽の耳元で言った
神楽
神楽は力が抜け座り込んでしまった
男
男も座り込みまた神楽の耳元で言った
神楽
神楽は男の腕を払い逃げようと立ち上がるが男にまた腕を掴まれて男の方に倒れた
男
神楽
男の手が神楽の足に触れ神楽は思わず相手を殴り飛ばした
殴り飛ばしたあと、神楽は直ぐ様走り出した
追いつかれないように また捕まらないように 必死に走って数分
"真選組 屯所" とかかれた場所に辿り着いた
神楽
沖田
突然、後ろから話し掛けられた
神楽
神楽が振り向くとそこに、栗色の髪をした青年が立っていた。 土方たちと一緒にいた
神楽
沖田
総悟と名乗る男は不敵な笑みを浮かべた
神楽
男
先ほどの男がまだ追って来ていたらしく男は神楽の方に向かって走って来た。 刀を持って
神楽
男は神楽の前で立ち止まると刀を構えた 神楽は驚きのあまり傘を構えることが出来ず斬られそうになった
ガキィィィィィンッッ!!
神楽
土方
土方が神楽の前に来て自分の刀で男の刀を止めた 神楽はそのことにも驚き声が出なかったため頷いた
土方
沖田
三分後-
土方
男は土方に負け、逮捕された
神楽
神楽は頬を赤らめながら土方と総悟にお礼を言った
土方
神楽
二人はお互い顔を合わせて笑み、土方は屯所に、神楽は路地裏の方に去って行った 続く
作者
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