卒業まで 無理言ってここにいられるようになった
今日はハルが居ない日 出かけると言ってどこかに行ってしまった
とりあえず私は部屋の掃除をしようと色んな所を掃除していた
掃除をしていると普段は入らない部屋のドアが開いていた
興味方位で中を除くと写真立てが目に入った
手に取って見るとハルと綺麗な女性が並んでいて、2人は幸せそうに笑っている
リオ
(………?誰なんだろう…)
リオ
(彼女……?)
その日の夜
ガチャ
ハル
ただいま
リオ
おかえり!
リオ
どこいって…
微かに香ったのはお線香の匂い
リオ
……?
ハル
…?何か…?
リオ
う…ううん…
ハル
お風呂、先いただきます
リオ
うん…
お風呂、食事が終わった後もあの写真について聞けずにいると、ハルが心配そうに話しかけてきた
ハル
どうしました?
リオ
え?
ハル
今日何か変ですよ…?
リオ
……
ハル
リオさん…?
リオ
ハルさん…って彼女…
リオ
番が居たりしますか…?
ハル
!……
いつも無表情なハルの顔が一瞬強ばったのが見えた
ハル
どうして…
リオ
…ごめんなさい…
リオ
見ちゃったの…
リオ
ハルくんと…誰かのツーショットの写真…
ハル
…………
リオ
わ…私…ここにいたら…
リオ
迷惑……
ハル
…………
ハル
違います
ハル
…そうですね
ハル
……いつか言おうかと思ってたんです
ハル
私の…
ハル
番「だった」人のお話を
淡々と昔あった事、事故にあった事、今日が命日だった事
聞けば聞くほど私はハルの事を全く知らない事を思い知らされた
リオ
………
ハル
…以上です
ハル
なので、私に現在番は居ませんし恋人もいません
リオ
…そっ…か
リオ
ごめん…辛いこと言わせて…
ハル
…いえ…
ハル
もう何年も前の話なんで
ハル
…平気だよ
ハル
もう
リオ
………
そう呟く彼女は私に顔を見られないように顔を逸らしたまま、その日は目を合わせてくれなかった






