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ドンッ......ゴッ....
あれ、なんでしょう、なろきゅんの部屋から物音が.......
こんな時間に、何かしているんでしょうか?
別に気にしなければ気にならない程度ですけど.......
今はどうしようもなくなろきゅんに会いたいので、これを言い訳にして少し様子を見てきましょう、!
ドンッ........
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何か言ってるみたいですけど、うまく聞き取れないですね...
コンコンッ
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あれ、なろきゅんもしかして.......
うなされてる、?
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最近はもう蒸し暑いですし、それでうなされるなんてこともあるかもしれませんが、この部屋はまだエアコンの冷気が残っていて涼しいですし........
となると、やっぱり悪い夢を見てるんでしょうか?
暗くて顔色まではわからないけれど、ひどく汗をかいて、苦しそうな顔をしていることは読み取れました。
背中を壁にぴったりつけて小さく丸まっているのがどうにも寂しそうで、我慢ならなくなってなろきゅんにかかっている薄い布団の中に入り込んでしまいました。
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いつもはおまじない、なんていって手の甲にキスをして、かっこよく私を送り出してくれるなろきゅん。
だけど、今目の前にいるなろきゅんは、1人で眠ることにすら怯えてしまう、小さな子供のようです。
.........あなたはいつも、私を何かから守ろうとしてくれていることを知っています。
それがなんなのかは、私には教えてくれないけれど、
なろきゅんのことだから、私のためを思って秘密にしているのだと思います。
どうしてそう思うのかって?
それはもちろん、なろきゅんのことを信じているからです。
だからね、なろきゅん。
もちろん、あなたが私を疑っているなんて言うつもりはないけれど、
たまには私のことを信じて、頼ってくれてもいいんですよ?
私のことを守りたいと、あなたが思うように、
私だって、あなたのことを守りたいんです。
私があなたにしてあげられることは、あなたが私にしてくれることよりもずっと少ないです。
でも、できることが少なくたって、あなたの力になれることがあるのなら、なんだってしますよ。
だって、私はあなたのことが大好きなんですから!
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心の中でなろきゅんに語りかけていたら、いつのまにか呼吸も整って普通に眠っているようですね。
私も今日は1人で眠れそうにないので、そのまま場所を借りて眠ることにしました。
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昔付き合っていた女のことも、なろきゅんのことを考えたらどうでもよくなる気がします。
私は昔も今も変わっていなくて、なろきゅんのことも、もちろん1番知っているのは私でありたいと思います。
でも、なろきゅんの隠しているものは、本人以外の誰に聞いても知りようのないものだから、
だからこそ、なろきゅんの抱えている秘密が、他のどんな人が抱えている秘密よりも魅力的なんです。
どんなことなのかすら見当もつかないなろきゅんの秘密。
知りたくて知りたくてたまらないからこそ、それを知ることができる日を待つのが、この上なく楽しみなんです。
その秘密を私が知ることで、何か悪いことが起きてしまうのかもしれません。
それでも、なろきゅんが私にそんな秘密を打ち明けてくれたという喜びの方が、その瞬間は勝ってしまうかもしれないというほどに、好きな人を知ることが私は大好きです。
こんな考え方、他の人から見れば変わっているのはもちろんわかっています。
それでも、こんな私を変だなんて言わずに受け止めてくれるなろきゅんのことが、好きで好きでたまりません。
知りようのない秘密と、こんな私を受け止めてくれる心の広さと、時々垣間見えるどこか不安定な心と。
むしろ、そんな魅力的なものを抱えていて、私が好きにならないはずないんです。
だから、私はあなたに尽くします。
尽くしても尽くしても底をつくことのない私の、ちょっぴり歪んだ愛。
本当は良くないことも、もちろんわかっているけれど、
あなたは特別だから、少しくらい見返りを求めても怒らないでほしいな、なんて......
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コメント
4件
いつも余裕綽々な🧐さんが照れ照れしてるの美味しいっすね🤤
尊い!!何だこれは!?