主
主
主
月日は変わり1年がたった
最初の頃とは、違い
今は、
全てに慣れていた。
りぃくん
桃
桃
りぃくん
前までは新人医師だったさとちゃん。
今では、皆から頼られる医院長だ。
だから、前よりも忙しくなり一緒にいる
時間もだんだんと少なくなってきていた。
りぃくん
桃
桃
桃
桃
りぃくん
りぃくん
ご飯は半分も食べずに残っていた
りぃくん
ななくん
ななくん
りぃくん
ななくん
ななくん
そうやっていがしそうに出ていった、
ななくん。
今は、会社を立ち上げ
頼れる社長になっている。
朝ごはんを家で食べないことも最近は増えてきたような気がする。
りぃくん
りぃくん
ジェ
りぃくん
ジェ
りぃくん
りぃくん
ジェ
りぃくん
そう、寂しそうに呟く
ジェくん。
今は行きたかった大学に合格し
楽しそうに毎日学校に通ってる。
それでも、テスト近くになると忙しそうに
している。
りぃくん
ジェ
りぃくん
りぃくん
ジェ
りぃくん
ジェ
りぃくん
りぃくん
毎日毎日、起こしていたのに
昨日、彼に、ころちゃんたちに
明日は早くいなきゃだから早く起こしてね
と、言われたのに
それでも忘れてしまった自分が
すごく憎かった。
りぃくん
りぃくん
ころ
ころ
りぃくん
ころ
ころ
るぅ
ころ
るぅ
るぅ
りぃくん
りぃくん
ころ
ころ
りぃくん
りぃくん
ジェ
りぃくん
ジェ
りぃくん
りぃくん
ジェ
ジェ
ジェ
りぃくん
ジェ
彼の目はすごく真剣な眼差しだった。
りぃくん
少ししんみりした空気をどうにかしたくて
話を変えた
りぃくん
ジェ
りぃくん
りぃくん
ジェ
ジェ
りぃくん
るぅ
ころ
ころ
りぃくん
るぅ
るぅ
ころ
るぅ
ころ
2人は何も言わず、学校に向かっていった。
急いでいたから、仕方がない。
2人は、同じ学校の先輩と後輩。
ころちゃんは若干反抗期で、
るぅちゃんは、少し思春期。
2人とも、色々意見のぶつかり合いが酷く。
一日中誰かと言い争っている事もあった。
りぃくん
自分の悪い癖はまだまだ
治っていなかったことに俺は
気付けなかった。
俺は大学1年生。
周りからも沢山頼られるようになった。
頼られた時はすごく嬉しかった。
嬉しかったはずなのに、
いつしか、頼られることが自分の重荷になっていった。
家事はもちろん。
弟のことも色んなことを俺がするようになった。
みんなは忙しくなり、まともに話さなくなった。
笑い合うことも無くなった。
家の中はいつでも、電気はついて明るいはずなのに
どこか、暗かった。
空気が重かった。
それを少しでも良くしたくて。
いい子でいるようになった。
癇癪を起こすこともない。
成績だって、学年1位。
友達だって沢山いる。
それでも何か足りなかった。
こんなに頑張っているのに、
その足りないものは見つからなかった。
何をしてもその足りないものは埋まらなかった。
埋められなかった。
それからは、早かった。
俺はいつの間にかに家族の召使いになっていた。
自分が、皆の奴隷になっている事を信じたくなかった。
信じられなかった。
コメント
2件
すごく続き気になる!楽しみに待ってます!