TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

え〜!?

昼休みの屋上。

2人が付き合う事
になった!?

雲流

アリスも
成長したねぇ。

雲流

アリス

えへへ笑笑

アリス

紅葉

白夢もな笑笑

白夢

うっせぇ。

猫葉 音 (ねこは おと) 高校2年生。 友達が友達と付き合う 事になりました。

恋ねぇ……。

私はあまり恋は 好きではありません。

人と人が 傷つけあったりと 心が痛くなる事も あると思うからです……。

恋も友情も同じ気が します。

なぁ……

音……。

何……?

緑は音に紙を渡した。

開けると……

『担任のマネした
 副担任の絵』

ぷっ……🤭

根拠は……

幼馴染で友達の 遊紅 緑 (ゆうこう りょく) と一緒に居て楽しいから。

好きな人と居るより 友達と居る方が 楽しいでしょ?

りょ……

クラスの子

遊紅くん!

???

正直言って、緑は モテるらしい。

顔が良くて、なにより 面白くて優しい。

まぁ、私はそんな事 思った事もないけどね。

クラスの子

遊紅くんって
好きな子居るの?

さぁ、どうだろ?笑笑

クラスの子

それって絶対
居るじゃん!笑笑

(!?)

(緑に好きな人が
 居るの!?)

その夜……。

何?

そんな顔して?笑笑

聞いてないよ!

緑に好きな人が
居るなんて!

一番の友達だと
思ってたのに。

…………

笑笑

じゃあさ!

明日から
俺の好きな人
探したら?

え?

案外、すぐ近くに
居るかもよ?笑笑

うん、探す!

って、やっぱ
好きな人
居るんじゃん。

笑笑

で、音どうやって
入ってきたの?

窓から。

はぁ😩

女子じゃねぇな〜

はぁ💢

ちゃんと
した女子よ!

笑笑

よし、
探そう探そう!

アリス

音どうしたの?

アリス

え?

今日からね、
緑の好きな人を
探すの!

クラスの子

え〜!!!

クラスの子

遊紅くん、
好きな人
居たの!?

うん、なんか
そうらしいよ?

雲流

あんな遊紅くんに
好きな子が
居るなんて、なんか
ありえないね笑笑

雲流

でしょ?

白夢

どうしたんだ?

兎時、緑の
好きな人
知ってる?

紅葉

え!?

紅葉

あいつ、好きな子
居んの!?

うん。

おいおい、音。

あんま、広めないで
くれる?笑笑

あ、緑!

白夢

本人に聞いた方が
いいだろ。

あ、そっか!

で、誰?

言わねぇ。

ケチ。

そんなんじゃ
その子も緑の事
好きになって
くれないよぉ笑笑

わかってるよ……。

緑は少し悲しそうな声 で言った。

…………

授業中。

(そんなに緑の
 好きな人って
 レベル高いの?)

(同じクラスの
 可愛い系の
 〇〇さん?)

(それとも)

(隣のクラスの
 クールビューティー
 の〇〇さん?)

(誰だろ……?)

(ん?)

(ちょっと待って?)

(緑とその子が
 付き合う事に
 なったら……)

(緑と仲良く
 できなくなる?)

先生

葉さん……

先生

猫葉さん。

は…はい!!

クラスの子

笑笑

先生

ここの問題の
答えを言って。

……………

わかりません……。

先生

もぉ〜。

先生

ちゃんと話
聞いててね?

は…い…。

緑が一枚の紙を 音に渡した。

『馬鹿笑笑』

(誰のせいだと
 思ってんのよ
 😁💢)

(でも……)

(このままが
 いいな……。)

!?

(何言ってんの?)

(これじゃあ
 私が緑を
 好きみたい
 じゃん!)

???

また緑から紙が来た。

『もしかして
 俺の好きな人
 探してた?笑笑』

!?

『授業中に
 話かけないで!』

と書いて、緑に渡した。

(モヤモヤする。)

放課後。

正門をくぐって 帰ろうとすると……

クラスの子

頑張って!

(???)

クラスの子

うん、遊紅くんへの
告白頑張ってくる。

クラスの子

〇〇、可愛いし
絶対オッケーだよ。

(え……。)

クラスの子

うん、行ってくる!

(行かないで!)

(私から緑を
 取らないで!)

あれ……?

(私、緑の事……)

(どう思ってるの?)

クラスの子

いい返事待ってるよ!

クラスの子

うん!

(体が勝手に
 動く……。)

(私、やっぱり……)

(緑が好きなんだ。)

音は全力で走った。

(あの子よりも
 早く……。)

(早く、緑の所に
 行かなくちゃ!)

緑は教室に居た。

緑!!

音?

言いたい事
あって来たの!

???

私、緑の
好きな人探す
って言ったのに
全然わからない!

笑笑

ちゃんと言うと…

探したくない!

は?

私、緑の好きな人
探してたら……

緑を取られたく
ないって思った。

これからも
一緒に楽しんで
一緒に喧嘩して
一緒に幸せで
居たい……。

緑の隣は
ずっと……

私がいい!

私……

緑が好き!

…………

(言った。)

(もう、後戻りは
 できない……。)

音……。

緑はそっと一枚の紙を 渡した。

音は緊張して震える手で 紙をそっと開いた。

!?

『ずっと前から
 好きでした。』

!?

それ、いつ渡そうか
ずっと悩んでた。

じゃあ……

俺も音が好き!

…………

付き合って
ください!

うん!

(私、今思ったよ。)

(ずっと緑と
 居て、楽しいと
 思ってたのは…)

(ずっと前から)

緑が好きだった
んだよ……。

音はつぶやいた。

なんか言った?

うんん🎶

このお話を 恋の国のアリスに 例えると……

ずっと片思いしていた 帽子屋のマッドハッター と……

ずっと恋してるのに 気づかなかった チェシャ猫の……

恋のお話です🎩❤️🐈

この作品はいかがでしたか?

10

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚