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最高過ぎます...泣 続き楽しみにしてます!
森本side
鬼チームになった俺たちは、
2人だけ別の部屋に案内された。
深澤
深澤
森本
森本
深澤
深澤
森本
深澤
森本
森本
深澤
みんなを殺さなくちゃいけない。
自分の命のために。
馬鹿げてると思うけど、
やるしかない。
森本
時計の針は午前9時57分を指していた。
ゲーム開始3分前だ。
ガチャ……
片手にナイフを握りしめた俺とふっかは
腹を括って、ドアの外に出た。
ガチャ……
ゲーム開始5分前。
俺がドアを開け、外に出ると
もう俺以外の全員が集まっていた。
佐久間
岩本
田中
向井
京本
松村
松村
岩本
岩本
阿部
ジェシー
逃走者の人数は13人。
そこが盲点だった。
岩本
宮舘
渡辺
岩本
岩本
岩本
目黒
目黒
目黒
ラウール
目黒
そして、次々とペアが決まった。
佐久間
向井
阿部
髙地
渡辺
宮舘
田中
京本
ジェシー
松村
岩本
岩本
「うん……!」
俺たちはそう言い、
建物内に散らばった。
もう2時間ぐらいたった頃だろうか。
薄暗い棟で俺は1人様子を伺っていた。
物音ひとつなく、
心臓の音が大きく聞こえた。
岩本
その時、
コツッ……コツッ…………
誰かの足音が聞こえた。
音のなる方を見ると、
そこには、
ナイフを持つ慎太郎がいた。
岩本
森本
慎太郎の覚悟を決めた目が、
俺に向けられた。
慎太郎は俺を見つけた瞬間
俺の方へ全力で走り出してきた。
岩本
俺もすぐさま走り出した。
タッタッタッ……
正直、直線で走っても慎太郎に勝てない。
タッタッタッタッ……
俺は入り組んだ道を通って、
物陰に隠れた。
岩本
岩本
いくら体力があるとはいえ、
慎太郎を撒くまで走り続けるのは
結構な体力が必要だった。
俺が気がついた頃には、
誰の足音も聞こえなくなっていた。
俺はこのまま誰に会うことも無く、
ピーンポーンパーンポーン…
GM
1日目が終了した。
この恐怖が、あと9日も続く。
それだけで絶望だった。
今回死んだ人が居なくても、
運動神経のいいふっかと慎太郎なら
いつか誰か殺される。
俺は、その事を今になって悟った。
1日目 死者 0人