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月夜の繋がり

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月夜の繋がり

1 - 始まり

♥

17

2021年04月29日

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どう足掻いても時間は流れてゆく 人生は長いと言うけれど ....本当?

「私に素敵な景色を見せてくれてありがとう」 「そして....

あなたの側から消えることを許してください。」

親の転勤と同時に新しい都市に引っ越して来た月と蓮。 2人は兄妹で、特に兄である蓮は妹の月のことを大事にしていた。

月、身体大丈夫?

大丈夫だよ

元から身体が弱いんだから無理するなよ

分かってるよ、お兄ちゃん

新しい学校でも俺にすぐに言えよ

心配し過ぎだよ
私だってもう高校生なんだよ?
それにお兄ちゃんとは学年が1つ違うじゃん

そうだけど、前の学校でも何回も倒れてるじゃないか

分かった...
しんどくなりそうな時はすぐにお兄ちゃんのところか保健室に行くよ

うん、無理するなよ?

うん

会話が終わり数分後、新居に着いた。

お母さん

持って来た荷物だけ車から下ろすからお兄ちゃん手伝ってー!

はーい

私も手伝うよ

お父さん

月はお母さんと中に入って荷物の整理し来てくれる?
力仕事はお父さんとお兄ちゃんでやるから

はーい

月とお母さんは先に中に入り全体を簡単に掃除した後、 荷物の整理を始めた。

お母さん、ベッドっていつ来るの?

お母さん

昼よ!
冷蔵庫もその時に来てもらうようにしてるのよ

お昼ご飯と夜ご飯はどうするの?

お母さん

お昼はマッ◯で夜は冷凍食品持って来てるから、それになるかな

それじゃ、ご飯が作れるのは明日からだね

お母さん

そうなるわね
明後日から始まるあなた達の登校日には間に合うよ

うん!
楽しみにしてるね

その後ベッドも冷蔵庫も問題なく届き、 ある程度生活が出来るところまで片付けして寝た。

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