俺にだって多少の罪悪感はあった。
だから、こんなことをしたんだ。
俺はゆきむら。に薬を飲ませた。 記憶がとぶ薬。 海外の通販サイトで見つけた。 半信半疑で買った。どうやら液体の薬と錠剤を使うらしい。 そんなことはどうでもいい。 その後、ゆきむら。がうちに来た時にその薬を使った。
記憶を飛ばして何になるのか。 そんなの俺にもわかんない。 ただ、変わりだという事実を消したかったような気はする。 明確な理由はない。
ゆきむ
そまくん
ゆきむ
ゆきむ
副作用的なものは多少咳があるくらいだった。薬を使ってからゆきむら。が寝るまでは少し幼くなる。 それがまた可愛くて、辞められない。 体に負担をかけているのはわかっていたからそもそもの回数を減らした。
俺はそんなのどうでもよかった。
このまま俺の物になって欲しかった。
しゆんには何も言ってなかった。 言ってしまえば必ず離れさせられるから。
そまくん
ゆきむ
そまくん
ゆきむ
そまくん
そまくん
あくまで冗談っぽく。
ゆきむ
ゆきむ
怖い。手が震える。少し。
ゆきむ
ゆきむ
ゆきむ
そまくん
ゆきむ
ゆきむ
ゆきむ
そまくん
ゆきむ
そまくん
ゆきむ
そまくん
ゆきむ
ゆきむ
そまくん
あぁ、そうだ。こいつは俺の事知ってたんだったな。
ゆきむ
そまくん
控えめに抱きしめてくれる君が、暖かくてまた、涙がこぼれた。
ゆきむ
そまくん
そまくん
ゆきむ
そまくん
そまくん
ゆきむ
『親友』という言葉が心に刺さる。
それでも・・・好きだから、。
そまくん
ガチャ
そまくん
ゆきむ
しゆんくん
しゆんくん
しゆんが怖くて、目線が上がらない、、。
ゆきむ
しゆんくん
しゆんくん
そまくん
そまくん
しゆんくん
ゆきむ
2人とも味方なのに、何故か、怖くて、怖くて、。 そんな俺のそばで2人はずっと 「大丈夫だよ」と、背中をさすってくれた。
その夜、3人でお泊まり会をした。 俺の事をすごく2人が気遣ってくれた。そんな空間が心地よかった。
なのに、、
プルルルルルルル
ゆきむ
ゆきむ
電話越しに聞こえたのは、 ばぁうの声だった。
そまくん
何も言葉が出ない俺にしゆんは
しゆんくん
しゆんくん
そまくん
そまくん
誰かの前の時は俺は簡単にテンションが切り替えられる。
信頼できる人の前では特に。
しゆんくん
しゆんの笑顔はすごく癒される。 俺も自然と笑顔がこぼれる。
そまくん
そまくん
しゆんくん
そまくん
しゆんくん
そまくん
しゆんくん
ゆきむ
しゆんくん
そまくん
しゆんくん
ゆきむ
そまくん
あぁ、楽しい。なんで、俺はいつも笑ってられないんだろう。アホみたい。 知ってる。そんなこと。 だから、この楽しいと思える時間だけは・・・思い切り笑ってもいいよね?
この時、俺には俺にとってあまり良くない連絡が入ってた。 親からの連絡。 母親が病気にかかったらしい。 父親は足があまり良くない。 だから俺に看病しに来いと。
俺がして欲しかったこと、何もしてくれなかったくせに、都合のいい時ばかり・・・。 2人には心配かけたくなかったから何も言わなかった。
数日後
ガラガラ・・・
そまくん
顔を合わせたくもない。 話したくもない。 俺が小さい時から、ろくに家にいない癖に俺をバカにするようなことを言ってくる。
そまくんの母親
そまくん
そまくんの母親
そまくん
そまくんの母親
そまくん
そまくん
そまくんの母親
そまくん
そまくんの母親
そまくん
母親がベッドにいて助かった。 本来なら確実に殴られていた。
そまくん
これくらいなんてことない。 だって小さい頃からずっと耐えてきたから。
不意に手首を見た。 いくつもの傷。リストカット。 中学生の頃からバレないようにやってたもの。 しゆんにバレてからはめっちゃ止められてけどその前はかなり深く切ってたから傷は残ってる。
そまくん
俺は、どのくらい今まで愛情を貰ってきたのだろうか、。
そまくん
ガチャ
久しぶりにあんな酷いこと言われた。まぁ、慣れっこだけどね。 何も感じない。
しゆんくん
ゆきむ
そまくん
しゆんくん
そまくん
しゆんくん
そまくん
ゆきむ
そまくん
ゆきむ
しゆんくん
そまくん
しゆんくん
そまくん
しゆんくん
そまくん
そまくん
ゆきむ
ゆきむ
そまくん
ゆきむ
しゆんくん
しゆんくん
そまくん
しゆんくん
無意識なんだよな、。 俺が今どんな状態なのか自分で分からない。 でも、気づいて助けてくれる親友がいる。 俺、ずっとこのままでもいいかな・・・
無理な欲求は捨ててただただ友達と生きる。 そんな未来もありかもしれない。
その夜は2人がすごく赤ちゃんみたいに俺を扱ってきた。 「俺は子供じゃねぇ」なんて軽い口を叩きながら3人仲良く寝た。
1年。せっかく神様がくれたチャンス逃す訳には行かないけど、諦めたくなる。何故か考えみたらその理由なんて簡単だった。
小さい頃からたくさん諦めてきたから。きっと癖なんだろう。 本当は諦めちゃ行けないはずなのに。
最近は2人といる時間が増えて、すごく心が楽。これが幸せなのかもしれない。だとしたら俺はたくさん愛情を貰ってるよな・・・
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