遊園地についた
蜜
先輩!着きましたね!
洸太
だね
蜜
あの、こんなのどうですか?
洸太
なに?
蜜
今日だけ、彼氏になってください
洸太
え?
蜜
今日だけでいいです
洸太
ど、どうして?
蜜
今日、先輩が私を好きにならなかったら
私は、キッパリ諦めます
私は、キッパリ諦めます
洸太
だから、む
蜜
無理でいいです
蜜
今日だけ、お願いします
洸太
(今日だけ彼氏になったら忘れてくれるんだよね・・・なら、)
洸太
いいよ
蜜
ホント?
洸太
うん
蜜
呼び捨てで呼んでください
洸太
分かった
蜜
私も呼び捨てしていいですか?
洸太
今日だけだよ?
蜜
うん!やったー
洸太
ははっ
蜜
洸太の笑った顔好きです
洸太
・・・///
蜜
洸太、照れてるの?
洸太
違うよ
蜜
じゃあ、行こっ
洸太
うん
2人は、ジェットコースターに乗ることにした
蜜
洸太、好きなんだよね?
ジェットコースター!
ジェットコースター!
洸太
(なんか、慣れない・・・)
洸太
うん。好き。
蜜
楽しみですね
蜜
あ!次ですよ
洸太
だね
ジェットコースター終わって・・・
蜜
あはははw
洸太
もう、笑うなよ
蜜
洸太、ちょっと泣き顔してた
洸太
してない!
洸太
てか、久しぶり乗ったから
なんか、怖かった
なんか、怖かった
蜜
そうなの?
洸太
うん。小1以来
蜜
誰と?
洸太
お母さん
蜜
あ、ごめん
洸太
いいよ。気にしないで!
蜜
う、うん
洸太
次、あれ
洸太の指さした先は、とてもやばいと言われているお化け屋敷
蜜
ええ!
洸太
どうした?
蜜
私、お化け無理・・・
洸太
ははw
蜜
ほんとに怖いって
洸太
行くぞ
洸太が蜜の手を引っ張っていく
蜜
怖いよー
洸太
大丈夫。俺がいるから
微かな光に照らされ洸太の顔が見える その顔は、いつもより笑っていた
蜜
(先輩、楽しそう)
洸太
ほら、早く
蜜
暗いし、怖いよ
洸太
俺の手もっと強く握ってて
蜜
(ドキッ)
蜜
う、うん
ドーンッ 幽霊が飛び出してきた
蜜
きゃあ
洸太
はははw
洸太
これ作り物!
蜜
で、でも・・・
洸太
ほら、行くよ
お化け屋敷を出て
蜜
もぉー(泣)
洸太
はははっw
泣くなよww
泣くなよww
蜜
笑わないでよォ
洸太
大丈夫?w
蜜
笑ってる
洸太
ごめんって
蜜
いいよ
洸太
よし!次、行こう!
蜜
(先輩、楽しんでる?)
その後2人はたくさんの乗り物に乗り 昼ごはんの時
蜜
洸太?
洸太
ん?
蜜
私、たくさん遠回りしちゃった
洸太
え?
蜜
暁斗先輩のこと
洸太
あー。
蜜
はっきり、断れなくて・・・
洸太のことが好きなのに
好きじゃない違うフリして、
暁斗先輩と付き合ってしまった
洸太のことが好きなのに
好きじゃない違うフリして、
暁斗先輩と付き合ってしまった
洸太
大丈夫だよ。
暁斗だって、分かってたみたいだし
暁斗だって、分かってたみたいだし
蜜
・・・
洸太
少しの間だけど
暁斗を楽しませてくれてありがとう
暁斗を楽しませてくれてありがとう
蜜
い、いえ
洸太
うん!
さっ、早く食べて次行くよ
さっ、早く食べて次行くよ
蜜
え、えぇー
洸太
嫌なの?
蜜
いえ!行こう!
洸太
おう!
また2人はたくさんの乗り物に乗った
夜
蜜
暗くなりましたね
洸太
だね
洸太
最後に観覧車乗ろっか
蜜
うん
洸太
夜行観覧車
1回乗ってみたかった
1回乗ってみたかった
蜜
私も
洸太
綺麗だね
蜜
・・・
蜜
洸太?
洸太
ん?
蜜
今日、楽しかった?
洸太
めっちゃ楽しかったよ
誘ってくれて、ありがとう
誘ってくれて、ありがとう
蜜
なら、良かった・・・
洸太
蜜・・・ちゃん・・・
蜜
え?
洸太
今日、1回も呼んであげられなかった・・・
洸太
蜜。ごめんね。
蜜
(泣)
洸太
また泣いてんの?
蜜
嬉しくて
洸太
え?
蜜
名前呼んでくれた
洸太
ふっw
洸太
蜜、面白い
蜜
もーう!
洸太
ありがとね
蜜
ん?
洸太
久しぶりに、こんな笑った
洸太
いつまで抱えてんのって
蜜
でも、つらいですよね
洸太
ごめん
蜜
いいよ
洸太
好きになるよう努力する
蜜
え?
洸太
蜜のこと
好きになれるよう頑張る
好きになれるよう頑張る
蜜
・・・?
洸太
分からない?
蜜
う、うん
洸太
だから、
俺もお試しさせて?
俺もお試しさせて?
蜜
え?いいの?
洸太
うん
洸太
よろしく
蜜
はい
帰りの電車に乗り、駅に着いた
洸太
疲れたー
蜜
洸太、はしゃぎすぎだよ
洸太
だな
蜜
ふふふ
洸太
何笑ってんの?
蜜
な、なんでも!///
目が合った
洸太
逸らすなよ
蜜
え?
洸太
気にしないで!
蜜
じゃあ、私はここで
洸太
ねぇ、
蜜
?
洸太
俺んち来ない?
続く






