小説が好きだった
いつも私の傍に居た
見て貰えなくても良かった
本当に自分が書きたいものが
そこにあるのが嬉しかった
うるは(小
お母さん
うるは(小
これなんて読むの?
うるは母
ん~?
うるは母
えっとね
うるは母
これは~……
漢字はまだ読めなかったけど
何となく
自分の空間に入れた気がした
_______________
____!___________
うるは(小
……
うるは父
なぁ…
うるは父
やっぱりそろそろ
うるは父
あの子に勉強させた方がいいんじゃないか?
うるは母
そうね…
うるは母
…でも今は
うるは母
好きな事をさせる方がいいと思うの…
うるは父
何回もそう言ってきただろ?
うるは母
でも…あれでも勉強になってるんじゃない?
うるは母
漢字も覚えてきてるし…
うるは父
でもなぁ母さん……
うるは(小
……ぁ…
父と母が言い合ってるのを聞いて
私は小説を手放した事があった
自分でも分かっていたけど
本当は____
これだけは手放したくなかった
うるは(中)
お母さん
うるは(中)
そろそろ行ってくるね
うるは母
あぁ…そうね
うるは(中)
……あ
うるは(中)
今日は遅くなっちゃう
うるは母
あら
うるは母
部活?
うるは(中)
うん
うるは(中)
それと居残り
うるは母
気をつけてね
うるは(中)
……
この時期は特に押されて
ずっと勉強に励んでた
期待を裏切らないようにと
ずっと
そう言い聞かせてた
高校に入ってすぐ
友達が出来た
性格が思いっきり変わったような
話しかけるのが楽だった
瑠乃
うるはちゃん
瑠乃
期末テスト大丈夫?
うるは
ダイジョバナイヨ
うるは
てか範囲広すぎ!!
瑠乃
期末だからそこまで…
何かしらの共通点があって
叶えたい夢が合ったからこそ
仲良くなれたのだろう
うるは
あ……
うるは
瑠乃ちゃってさ
うるは
叶えたい夢……?
うるは
とかあったりする!?
瑠乃
うるはちゃんはいつも急だね
瑠乃
……え~と
瑠乃
夢か……
瑠乃
…え……と……//
うるは
え、あれ
うるは
どうしたの!?
瑠乃
あ…内緒だよ……?//
うるは
あっうん!
瑠乃
実は……
瑠乃
小説家になりたくて…//
うるは
……えっ
頭が真っ白になった
今まで自分が手放してきたモノを
貴方は
うるは
……っ
うるは
あのっ!!!
瑠乃
はいっ!!
うるは
じゃあさっ……!!
うるは
一緒に!!!!
「小説書かない!?」
瑠乃
えっ……
何言ってるんだろな
私
瑠乃
いっ…
うるは
……グッ
瑠乃
いいの…?
うるは
!!
うるは
うん…!!!!
瑠乃
わ、私で良いなら!
これが
私の最初の物語
グレーメアテラー






