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テラーノベル(Teller Novel)

九井

お前はさ見つかると思うか?

歌南

何が?

九井

首領と三途が探してる奴

歌南

さぁ

歌南

私には分からない

歌南

だけどたぶん見つからないでしょ

九井

じゃあ見つからねぇな

九井

お前の言うことはだいたい当たるから

歌南

普通に考えてみて

歌南

もう10年以上も見つかってないのに見つかるわけないじゃない

歌南

それに三途の双子の妹でしょ

歌南

それなら相当な美人なはず誘拐でもされたんじゃないの

九井

ああ

九井

十分有り得る話だよな

歌南

それに私がもし見つけたとしても連れてこない

九井

なんでだ?

九井

お前は三途と同じぐらい首領に忠実に動いてきた

九井

お前が関東卍會に入ってきた時から

歌南

首領の足枷になる

歌南

だからわざわざを弱点を作る必要はない

九井

なるほど

九井

そういう事か

歌南

なんでその子突然でいなくなったんだろう

歌南

誰も見られず連れ去られたなんて

歌南

まるで神隠しみたい

九井

神隠し?

九井

神隠しなんで本当にあるのか?

歌南

さぁ

歌南

真に受けないで

歌南

例えよ

九井

そろそろ仕事に戻るか

歌南

私もう一服する

九井

珍しいなタバコなんて

歌南

落ち着くのよ

歌南

最近はタバコも必要なの

歌南

さすがに薬はしたくない

九井

そりゃ三途見てたらやりたくはねぇだろ

歌南

そろそろ辞めないとあの人早死するんじゃない

九井

この世界で長生きなんか出来るわけない

歌南

分かってる

見つかることの無い少女

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