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寛容看取書記日記 第伍話
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ぺ「……昨日は悪いことしちゃったな」
ぺ「……そうだ」
今日まだらっだぁのとこ 行ってない、
外も暗くなってるし
ぺ「……行こうかな…」
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こんな夜遅くても 彼はまだ起きていた
そういや彼は どうやって寝てるんだろう
まぁいいか、できてるなら
彼は窓から差し掛かる 月の光に照らされて
いつも見てる
そんな彼が
音に反応した
ら「ビクッ」
ぺ「……?」
ら「…あ、れ…ぺ、ちゃん?」
ぺ「…え」
ぺ「…戻ったの?!」
ら「…うん、ニカッ」
ら「や、ぱ…俺、…んん゛」
ぺ「え、喋れないの?」
ら「いや…たぶ、しば、らく、喋ってなかった、からだ、思う」
ら「…やぱ、おれ、の、りょく、取られ、た?」
ぺ「…能力?」
ら「そうそう」
ぺ「…うん」
ら「そか、」
ら「俺、どれ、ぐらい、喋って、ない?」
ぺ「少なくとも一週間以上は」
ら「なら、うまく、喋れ、ないよ」
ぺ「そう……」
ら「まぁ、すぐ、に慣れる」
ら「…ぺんちゃんは大丈夫、だった?」
ぺ「、うん」
ぺ「…記憶戻ってよかった」
ら「うん、前の自分、思い、だすと」
ら「恥ずかしくて、しか、たないなぁ」
ぺ「…らっだぁの方が良いよ…だって俺」
ぺ「首……絞めちゃった」
ぺ「死ぬかもしれなかった…らっだぁが」
ぺ「俺の手で…ッ」
ら「…おれ、は、気にしてない、よ」
ら「仕方ない、でしょ?」
ぺ「…でも俺は許せないかな……」
ら「…なら、許せなくて、いい」
ら「でも今は、ちゃんと、生きて、る」
ら「だから、気にしなくていい、の」
ぺ「……うん」
ら「…泣かないで」
ぺ「ごめ…」
ら「…辛かった、?」
ら「お前だ、たら、悔しいか」
ぺ「…どっちも」
らっだぁや自分も よくわからなくなった
なにか辛くて仕方がなかった
ら「…あってた」
ら「落ち着くま、でここに居たら?」
ぺ「そうする」
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ら「…ショピくん、居るでしょ」
ショ「…バレた?」
ら「うん、バレた」
ら「こいつ、寝ちゃったんだけ、ど」
ショ「ぺいんとさんが一番気に悔やんでたので仕方ないですよ」
ら「めんどうだなコイツ」
ショ「でも少し元気は出そうですよ」
ら「、そんなに、コイツ苦しかったの?」
ショ「まぁ自分のことも責めてたのでね」
ら「そう……」
ら「あとショピくん、ありがとね」
ショ「……いいえ」
ら「おれは、大丈夫だから」
ら「休みな」
ショ「…うん」
ショ「お言葉に甘えて」
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前まであんな自分だったから
いざと記憶を戻したら 違和感が凄いな
前の自分が馬鹿らしく思う
……能力取られたかぁ…
前の自分じゃ どうでもいいと考えて 諦めてたな
ほんと、ばかばかしい
さてと
目覚めたら仕事だよ
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寛容看取書記日記 第伍話
終
コメント
21件
らっだぁさんンンンンンンンンンンンンン
いや、もう、やばい。 感情移入しすぎてこっちまでま泣きそう(´;ω;`)最高っす。
らっでぃ起きたね?そしたらみんなに甘えr(((