前回の続きです
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数日後
家に帰宅したスンリは朝を迎えた
スンリ
スンリはベッドの上で深い溜息をついた
まだあの夜を引きずっていたようだった
スンリ
昨日の事のように思い出す
思い出す度にスンリは顔から耳まで真っ赤に染める
スンリ
スンリ
ちょっと照れくさそうに呟いたスンリは
不貞腐れているようで、すこしだけ嬉しそうな表情だった
スンリ
またあの日の夜を思い出す
TOPの甘い声、吐息、表情が全て蘇る
忘れられる訳もなく、思い出したい訳でもなかった
スンリ
今日はMV撮影と写真撮影がスケジュールにあった
楽屋前廊下
黙々と歩くスンリの足音
、とは別の足音が後ろから聞こえてきた
誰かと思いながらも前を見て歩くスンリ
すると肩に手をおかれた
タプ
スンリ
目が会う度にドキドキなる胸を抑えながら挨拶をするスンリ
それに気づいたTOPスンリは心配そうにスンリに寄った
タプ
タプ
スンリ
またあの夜を思い出してしまった
こんな美しい顔をしたヒョンが
あんな表情をするなんて、甘い声を出すなんて
誰が想像できるだろうか
目を逸らしながらもぞもぞと話すスンリ
それに気づいたTOPは笑った
スンリ
タプ
少々バカにしながら言うTOPの目は
あの夜を思い出すような目つきだった
スンリ
タプ
タプ
スンリ
スンリ
あはは、とリズム良く笑うTOPの横で
顔を真っ赤にしながら歩くスンリ
タプ
タプ
スンリ
タプ
スンリ
笑いながら楽屋を2人で入っていった
そのあとMV撮影、写真撮影は順調に進んだ
スンリとTOPの間にも特に何もなく
無事に撮影を終了することが出来た
タプ
スンリ
スンリ
タプ
タプ
タプ
テソン
テソン
スタッフもメンバーも暖かい雰囲気で
今日のスケジュールは終了した
タプ
スンリ
タプ
スンリ
タプ
スンリ
こう告げられたスンリは少し混乱した
がヒョンの言うことは絶対なので行かないといけない
スンリはすこし戸惑いながらもスタッフに挨拶をした
スンリの楽屋
楽屋に入ると少し肌寒くて乾いた空気だった
マネージャー
スンリ
マネージャー
マネージャー
スンリ
自分を優先してタッピョンのところへ行くか
タッピョンを優先して行くべきか
スンリは迷っていた
マネージャー
スンリ
マネージャー
スンリ
マネージャー
マネージャー
スンリ
スンリ
スンリ
マネージャー
このスンリのマネージャーは昔からのマネージャーだ
だからスンリはとても頼りにしていた存在だった
今回もまた助けられたな、とも思いつつ行ってくると言って楽屋を出た
ところで、なんで呼ばれたのか全く検討もつかないスンリはただ困惑して歩くばかりだった
TOPの楽屋
コンコン、とノックを3回して
スンリは恐る恐る楽屋の扉を開いた
スンリ
ヒョンの楽屋に入るのは滅多にないので
やはり慣れない空気感だった
楽屋を見渡すとテーブルの椅子にすわるTOPを目にする
するとTOPは隣に座りなと言うように隣の椅子を軽く叩いた
TOPの隣にすわるスンリは緊張していたようだった
スンリ
タプ
スンリ
タプ
スンリ
図星をつかれたようでスンリは下を向いた
タプ
タプ
スンリ
タプ
TOPは意地悪な目つきでスンリをからかった
タプ
タプ
スンリ
TOPは小さく頷く
スンリ
スンリ
タプ
タプ
スンリ
スンリ
タプ
思いもよらない返答が来てスンリは驚きを隠せなかった
スンリ
スンリ
タプ
タプ
スンリ
スンリの衣装は
黒いスーツで、ネクタイが外れかけていて
首から胸元がガラッと空いたワイシャツだった
下は脚のラインに沿ったピチッとしたズボンのスーツ
タプ
タプ
タプ
TOPは隣に座っているスンリに近づきながら
右手をスンリの頬に添えた
TOPの目は限界を表しているような目つきだった
スンリ
スンリ
タプ
TOPの右手は頬から首、首から胸元へとゆっくりなぞる
TOPはスンリに体を預けた
TOPの頭はスンリの首に寄りかかっていた
タプ
スンリ
タプ
TOPはあの時のような甘く低い声
スンリは''あの夜''を思い出してしまい顔を赤くする
スンリ
TOPの背中を軽く叩く
それでもTOPはスンリを呼び続けている
タプ
タプ
スンリ
TOPの右手はスンリの胸元をすりすりとなぞるよう動かす
左手はスンリの太ももを撫でるようにしていた