なゆ
あ…そう…ですか
駿さん
でもね…
駿さん
ちょっと悩んでて
なゆ
なにをですか?
駿さん
あの人…束縛がすごいんだ
駿さん
昨日からなゆちゃんのこといろいろ問いつめられてて
なゆ
えっ!すいません!
駿さん
いやいや!
駿さん
なゆちゃんは悪くないよ
駿さん
でね、耐えられなくなってきてて
なゆ
……
駿さん
別れようかと…
なゆ
そんな!綺麗な人なのにもったいない!
口ではそう言っても、
心では喜んでいる自分がいた
私って最低…
駿さん
今日、別れてくる
駿さん
他に…好きな人いるから
なゆ
そう…ですか。
駿さん
ごめんね!変な話して
なゆ
全然!変じゃないです!
駿さん
ありがとう。
なゆ
(あ…笑った)
駿さん
またね!
なゆ
あ、はい!
駿さんの背中を見ながら考えていた
好きな人が私だったらって
ー次の日の帰り道ー
なゆ
あー、つかれたぁ
??
おい!
私はいきなり手を引かれ壁に押しつけられた
なゆ
な、なんですか!
なゆ
あっ…
そこにいたのは、駿さんの彼女だった
??
なんですかじゃねぇよ!
なゆ
ビクッ!
??
お前のせいで振られたんだよ!
なゆ
(そういえば、別れるっていてたな…)
??
どうせ、お前が浮気相手なんだろ!?
なゆ
ち、違います!
??
なにが違うんだよ!!
なゆ
わ、わたし…は
怖くて言葉がでない
??
お前オドオドしてムカつくんだよ
??
人の彼氏取ろうとしてんじゃねぇよ
??
まだ別れたつもりないから
??
二度と駿に近づくな
??
見てるからな。
??
近づいたら許さない
そう言って去っていった
一気に力が抜けてしゃがみこんだ
なゆ
な、なに…あの人
なゆ
怖すぎ…
これ以上近づいたら、私にも駿さんにとってもやばいと思った
あれから一週間、駿さんにはあっていない
毎日、違う道で帰っている
「見てるからな」
あの言葉が忘れられなくて毎日怯えている
友達
ねぇ…大丈夫?
なゆ
あ…うん
友達
あのさ、なゆ心配だから今日は陸斗と帰りな
なゆ
え?だ、大丈夫だって!
友達
顔ひきつってる
友達
怖いんでしょ
陸斗
なゆ、帰るぞ
なゆ
あ…はい…
ー帰り道ー
陸斗
俺なら…なゆをこんな事にはさせない
なゆ
え?
陸斗
付き合ってよ
なゆ
あ…えと…
駿さん
ねぇ…
変な終わり方ですみません!
長いので終わりにします!







