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カリナ
5番 メイ
カリナ
貴族の娘で、妹が居ます
この綺麗な街
にあるとあるお城
そこには引きこもりのお嬢様がいるとか
メイ
それが私ってわけさ☆
メイ
はぁ、このテンション疲れるわー
メイ
マジ意味わからん☆
多分私にはもう一つの人格がある
明るい人格の子
メイ
マジで疲れる
メイ
こんな人が王女になったところでよ
シノ
お嬢様、お母様がお呼びでございます
メイ
行かなきゃダメー？
シノ
ダメに決まってます
メイ
嫌だなぁ
メイ
どうされましたかお母様
親
いいニュースよメイ
親
ヨウに王女の座に着いてもらおうと思ってね
シノ
！？
メイ
左様でございますか
ヨウ
、、？
親
貴方なんかよりヨウの方がよっぽど王女に向いてるわ
メイ
わかりました
メイ
要件は以上でございますか？
親
えぇ
メイ
では
シノ
っ！？
シノ
m(*_ _)m
シノ
ﾀﾀｯ（追いかける）
ヨウ
ｱｯ
親
ヨウはあんな子にならないのよ？
ヨウ
うん！勿論お母様
親
(*´艸`)
メイ
ｳﾞｯｾﾞ
シノ
いいのですか？
メイ
別に
シノ
そうですか
コンコン
ヨウ
お姉様、、
メイ
何？ヨウ
メイ
いえ、王女？
ヨウ
やめてよ、、
ヨウ
私、王女になりたくないの
ヨウ
何をすればいいのかわからないの
メイ
そりゃあそんなに若いものね
メイ
社会の闇さえ知らないわ
ヨウ
ｱｯ
ヨウ
そ、それでお姉様……
ヨウ
私が本当に王女になっても嫌わないでくれる？
メイ
そのときそのときね
ヨウ
ｯ
ヨウ
あのね、
ヨウ
お姉様、辛そうな顔してるの
ヨウ
なんかあったら頼ってね
メイ
貴方には言えないかもね
ヨウ
、、わかった
ヨウ
シノさん
シノ
はい
ヨウ
お姉様をよろしくお願いします
シノ
えぇ、勿論
バタン
メイ
はぁぁぁあ
メイ
ﾁｯお前のせいでこんな苦しんどんねん
シノ
大丈夫ですか？お嬢様
メイ
あの子に悪意がないことはわかってるんだけどねー、、
メイ
ごめん、シノ
メイ
こんなワガママの主で
シノ
いえいえ、
シノ
貴方様のおかげで今の私が居ますので
メイ
そんな事言わないで
シノ
少し、席を外しますね？
メイ
わかった
バタン
メイ
で？何、アタシ？
メイ
そんな事言わないでよー！
メイ
アタシは貴方のために居るようなものなーのに！
メイ
うるさい
メイ
黙れ黙れ黙れ
メイ
だってアタシが居ないと精神を安定させられないでしょ？
メイ
貴方不器用すぎるもん！
メイ
もう戻れ
メイ
はーい、
メイ
マジでなんなんだよ
この日からヨウが異様に話しかけてくる
ヨウ
最近辛くない？
メイ
大丈夫だから
こんな冷たくしてるけど
ちょっと嬉しかったりする
メイ
（はぁ私って単純）
シノ
大丈夫ですか？
メイ
うん
メイ
このまま消えることが出来たらなー
シノ
そんなところまで行かないでくださいお嬢様
メイ
もうちょっと！
シノ
はぁ
シノ
あと少しですよ？
メイ
うん！
メイ
、、
メイ
ねぇシノ
メイ
このまま、どこかに行っちゃわない？
シノ
えっ！？でも
メイ
いや？
シノ
い、いえ
メイ
じゃあ行こ！
シノ
、、はい
カリナ
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