ここはどこだ?
確か変な子供がいて
その後何かあったっけ?
それより今は何をしたら
いや考えろ
今は
視覚
感覚
嗅覚
を感じない
って事は…
「やぁ青君?」
「で合ってるわね?」
青
「おや」
「威勢がいいものなのね」
青
青
青
「凄いわね」
「感覚があるのかしら?」
青
青
青
青
「"ただの""人間なのに凄いわね」
何者かは「ただの」を主張したいように大きく言う
青
「は?」
青
「私があのクローン?」
「ふざけんじゃねぇよクソガキ」
「はぁ…」
「すまないね」
「少し取り乱してしまったよ」
「それじゃあ私は見に来ただけだから」
青
青
「いい事教えてあげる」
青
「今からね」
「君には地獄が待ってるの」
青
「そう」
「まぁお楽しみって事で」
「せいぜい自分の兄が犯されている所でも見なさい?」
青
バタン
とドアらしき物が閉じるような音がする
青
〜〜〜〜////
〜〜〜〜〜〜♡♡////
目の前から行為をしている声がする
先程何者かが言っていた
「せいぜい自分の兄が犯されている所でも見なさい?」
と言う物言いから
目の前で行われているのは…
そして
誰がその行為をしているのか
青はいきなりの事に理解が追いつかず
言葉を発する事も
その"行為"を聞き逃す事も出来ない
永遠的にその行為音を聞く
一つ慈悲があるとしたら
その行為を見れない事
ここは……?
そうだ
確か誰かに足を引っ張られて
それで下に落ちて…
……
まず傷はないな
いや待て
感覚がないだけかもしれない
ヅッ
と口の中を噛む
口からは何も感じない
感覚が無いだけで傷があるかもしれない
それよりなんだ?
何か触れているのか?
違う
誰かに触られている?
赤
赤
赤
「本当に君達は威勢が良いわね」
赤
赤
赤
「どうした?」
「あっ」
「もしかして何処かで会ったとか思っているの?」
「それは勘違い」
「ちゃんと会ったのは初めてさ」
赤
赤
「おかしいわね」
赤
「貴方には」
「痛覚と視界と嗅覚を麻痺させたのだけど」
「自分が何をされているか分からないのか?」
赤
赤
赤
赤
「ははっ」
「かなり痛覚を麻痺させてしまったのか」
「どうだ?」
「体の感覚は戻ってきたか?」
赤
赤
「ははっ」
「確かそれはトロ顔と言ったかな」
「なかなかに可愛らしい顔になっているぞ?」
赤
赤
「あら?」
「彼氏にしか言われたくなかったか?」
赤
「それともそこに入れられるのが嫌か?」
「初めてを守っているのか」
「健気な事だな」
赤
赤
「何を言っているんだ?」
「私は何もしていない」
「やっているのはクローンさ」
赤
「まぁ良いでは無いか」
「あの子と同じ顔さ」
「悪いことじゃあないだろう?」
赤
「そうさ」
「けどもうおしまいで良いわね」
バゴンっ
と何か機会が壊れる音がする
「はぁ…」
「よし」
「少しは話せる状態になったかな?」
赤
体を隈無く触っていた何かは壊れたようだ
おそらく俺とその何かは布
服を着てないか
赤
赤
「すまないね」
「捨てたんだ」
赤
「君はつまらないな」
赤
「自分の体を状態が分かっているだろう?」
「それに私が男かもしれない」
「こんな無防備だと」
何者かは赤と距離を詰め
赤の喉、腰に手を添えて
「彼氏からの初めてを私が奪うかもしれないぞ?」
赤
赤は何者かを鼻で笑い飛ばし
赤
赤
「はぁ……」
「最後までつまらないな」
「まぁいい」
「君は元々邪魔だったからね」
「消えてもらうさ」
赤
赤に鋭い何かが当たり
そして
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「私つまらないな」 私うぐっ
「きみはつまらないな」 俺(=(´□`)⇒グサッ!!)