この作品はいかがでしたか?
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地雷のお話を見て、 桃黄不足なので、 桃黄を書きます 《 Attention ! 》 stxxx 桃黄注意 桃赤注意 シリアス系のお話 バチくそ長いです 地雷注意
わかってた、最初から。 わかってたけど…。 どうしても、抑えきれなくて。 ごめんね… 莉犬____。
黄side
僕の親友である莉犬。 毎朝僕に抱きついてくる、元気な子。
急に真顔になったと思ったら、出てきた僕の好きな人の名前。
それがどうしたの、そう聞こうとした。
な、んで…。
そう言うと照れ始めた赤。 僕の恋は、どうなるんだろう…
莉犬が、さとみ先輩が好きだと知った次の日、莉犬はギリギリやってきた。
なんて積極的なのだろう。 この明るさ的に、返事は…
なんでそんなに… ポジティブ思考なの…?
気付けばそう口にしていた。 すると、莉犬はキョトンとしてこう言った。
もうなにも言えなかった。 さとみ先輩を好きでいることが不安で仕方なくて。 莉犬と親友でいることに恐怖感を覚えて。 その日の授業は、あまり耳に入らなかった。
莉犬と共に購買へパンを買いに訪れていた。 それなのに…
会いたかった。 でも一番会いたくなかった人。
気まずすぎてぎこちない。 今まで当たり前に出来たことが出来なくなっていた。
楽しそうに話す好きな人と親友。 見るだけで涙が溢れそうになって、グッとこらえた。
お弁当…?
そういいながら頬を赤らめる。 僕も、基本的な料理は出来るんだけどな… そう思いながら、その場を後にした。
久しぶりに発熱を出し、学校を休むことになった僕。 毎朝あの光景を見るのが辛かったから、ちょうどよかった。
ピ~ンポ~ン
僕の幼なじみのころん先輩。 ころん先輩は、さとみ先輩の親友でもある。
なんでいるの。 莉犬が、 莉犬が悲しんじゃうのに… それとともに、いろんな感情が込み上げてきた。
大丈夫って言わないで… 莉犬の台詞が蘇るから…
顔を埋めるさとみ先輩の背中をさすりながら、ころん先輩がニコッと笑った。
さとみ先輩が出てくる夢はちょっとしか見てないし… …
寝ぼけてなにか言ったってこと?
って、気まず!! 話すこと、あんまり無いのに…
ピコンッ
なんで。 なんで、なんで。 僕じゃ駄目なのかなぁ…
NOside
ガラガラッ
桃side
悪いのはぜんぶおれだ。 莉犬と付き合わなければ、 ころんは悲しまなかったのに。 るぅとも… おれがすきだったの、に… …? もともと俺はるぅとが好きだった。 両思いだったのに、 俺が引き裂いたんだ。 莉犬に恋してしまったから。 ごめんな、ころん。 こんなの親友失格だよな。 もうお前の親友なんて名乗らないから。 そして。 ごめんな、るぅと。 愛してた。 そんなことを殴り書きで 手紙を書いた。 少しの希望と溢れるほどの感情を押し殺すように。 押し殺したものがなんだったのか、 そのことを理解することが出来なかった俺は、ある過ちに気付けなかった。 自分で自分自身の感情を閉じ込めていたことに。
黄side
あれから、莉犬とさとみ先輩は相変わらずラブラブだ。 そんなとき、ころん先輩と逃走するんだけどね。 あと、新しく友達が出来た。
なーくんことななもり。くん ころん先輩の部会の後輩らしくて、真面目でしっかりした子。 もちろん、僕の今までの話も知ってる。
なーくんにはほんとに助かっている。 精神安定剤の一人だからね。
莉犬とはどうしたかって? そんなの、さとみ先輩とばかりいるからもうしばらく話してない。
ガラガラッ
なんで今…?
やめて、ふれないで。 期待しちゃうでしょ?
いつもと雰囲気が違うなーくん。 でも、付き合ってる人がいないって…
ニヤニヤと笑いながら、さとみ先輩から離れ、僕の方へやってきた。 え…僕はなにも…
ねえ、莉犬。 莉犬は、前から友達思いだったよね。 本当にごめんね。 本当にありがとう。
午後5時頃
僕は、公園に来ていた。 この場所は、 僕が、゙さとみくん゙と出会った場所。
芝生から見える夕日を眺めていたら、さとみくんに左手を掴まれた。
そんなの…、
さとみくんと教室で別れたあと、なーくんがこう言っていた。
桃side
ころんからズサズサと刺さってくる言葉のトゲ。 なんも言えねぇ…
トゲ刺し男第二号。( てか死体蹴りして楽しいんか
黄side
昨日思いっきり振っちゃったから、呆れられちゃったよ、絶対…
はい、終わりです
そして疲れました
数日かけましたね、この物語に
まとめ シーン17 タップ数:400 終
コメント
2件
みんな桃黄の恋応援してんの尊い笑