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コメント
1件
結局何色がどんな感情なのかわかんなかったな...?好きですー!
短編 _ 君の性癖が、綺麗だった
_______ cp ↪︎ 紫 × 黄 _______ tap数 ↪︎521 _______
_________ 名前 - いるま 年齢 - 20歳 恋人 - みこと 交際理由 - アタックされて好きになった 感痕視認 - Lv2 _________ 名前 - みこと 年齢 - 20歳 恋人 - いるま 交際理由 - 一目惚れ 感痕視認 - × _________ 名前 - らん 年齢 - 22歳 弟 - みこと 感痕視認 - Lv3 _________ 名前 - なつ 年齢 - 20歳 友達 - いるま 感痕視認 - × _________
start
この世界では人の強い感情が" 痕 "になり体に光として現れる
痕は否定されると濁り、受け入れられると澄んでいく
カンコンゲンショウ この現象を人々は " 感痕現象 " と呼んでいる
感痕現象自体は誰にでも起こりうるが、見える人は少なくその人たちを " 感痕視認者 " と呼ぶ カンコンシニンシャ
感痕視認 は Lvで分けられ、低い順から 約1000人に1人が薄っすら見える
約5000人に1人が色と場所がはっきりと分かる
約10000人に1人が感情の種類まで読み取れる となる
俺は約5000人に1人のLv2の感痕視認者だ
目が覚めスマホの電源をつけると 、 午前11時を知らせていた
… 微妙、
もう一度ベッドに潜り込む体制を変えるとぐっすりと寝ているみことが視界に入った
はぁ 、起きるか …
少しお腹が空いていたこともあり 、 体を起こし目を擦る
みことをこのまま寝かせるのも悪いため 、 体を優しく叩きながら起こす
嫌そうな顔をしながら布団に潜り込むみこと
… こいつ起きねぇ っ "
せっかく起こしてあげているのに と頭に来てしまい、 近くにあった枕を投げる
急に枕が顔に当たり驚いたのか、飛び上がるように起きた
みことの喉には 灰色がかった青色 と 金色の 痕が出ていた
怖かったのか涙目で俺の方を見る
意地悪 - .ᐟ といいながらもう一度ベッドに寝っ転がるみこと
さっきみことの出ていた痕の 灰色がかった青色 は恐怖心を意味する
何回かみことが怪我や失敗をしてしまった時に出ていたため 、 そんな気がした
うなじや首に痕が着く場合も 、 恐怖を意味するらしい
… 金色ってなんだ、 .ᐣ
たまによく出てくる金色の痕が何を示すのか分からない
みことには感痕視認者というのが怖くて言えないため深く踏み込めることができない
スマホを手に取り確認するがまだ11時だった
布団に潜り込むみことの手を引き、寝室のドアノブに手をかける
みことも諦めたのは 、 俺に抱きつきながら寝室を出ていった
キッチンに行き 、 冷蔵庫を開ける
冷蔵庫を閉めてテレビを観る
しかし 、 これといって気になる番組はなかった
することねぇな
みことがテレビを消すと 、 俺の服の裾を引っ張り俺の名前を呼んだ
動きが止まり 、 心当たりがあったのかいつも通り慌ただしく部屋に戻っていった
… 忙しいヤツ 、
みことが居なくなり 、 静かなリビングでそっとスマホを開く
すると 、 みことが以前行きたがっていたカフェが先日オ - プンしたという記事が目に入る
… ぁ -- 、ここ行きたがってたよな、
スマホを閉じて 、 みことの後を追った
独り言を呟きながら 、 パソコンとプリントを取り出す
音も無く突然話しかけた為 、 驚かせてしまった
準備を済ませ 、 13時過ぎにカフェに来た
内装は写真で見た時よりも綺麗で、店内のBGMも内装と雰囲気が合っていて落ち着く
… 凝ってる店だな
周りを見渡すと 、 席に座っているお客さんたちの手や頭のてっぺんに明るい黄緑 と オレンジの混じった痕が浮かんでいる
いい店 、
席に座り 、 メニュ - を渡す
もちろんみことの手の甲にもお客さんと同じ痕が出ていた
メニュ-と睨めっこしながら、深く悩んでいるみことをただじっと見つめる
かわいっ
そう言うと 、 俺にメニュ - を渡してくれた
絶対みこといちごパンケ - キと迷ったな
少し待ち 、 ふたりでパンケ - キを食べる
まぁ 、みことが見つけた場所だもんな
みことは直感型で 、運がとてもいい
例えば 、 ランダムのものを買う時に毎回1番最初に目に入ったものを取る
その時百発百中で欲しいものが当たる
みことが俺のパンケ - キを見つめる
すると 、 みことの手首に 淡いピンクと金色と少し紫がかった痕が浮かんだ
… また金色 、紫もなんだ .ᐣ
淡いピンクはよくみことがでる痕で 、 愛情を示すらしい
声をかけると 、 はっとして俺の顔を見る
… 違ったか、 .ᐣ
パンケ - キを1切れフォ - クに刺し、みことの口辺りに持っていく
また 、 手の甲に明るい黄緑色とオレンジの痕が出る
忙しいヤツ
俺と同じようにパンケ - キを口辺りに持ってきた
しかし、少し遠くでそのまま食べるのが難しい
毎回思うけどみことって距離感バグってんな
不思議そうな顔で俺を見る
言ってもだめだと思い、みことの右手を掴む
掴んだ手を離すがみことの手首は赤くなってしまった
やべっ 、 強く掴みすぎたっ 、
声をかけるが 、 みことは自分の手首を見つめて止まる
みことの手首にはまた 、 淡いピンクと金色と少しの紫の痕が強く光っている
みことは苦笑いしながら自分の手首を隠した
カフェでみことのレポ - トを手伝おうとしたが 、 あまりにも人気店で混んでいたため近くの図書館に来た
… はぁ、 眠い
窓際の席に座り 、 カ - テンを越える暖かさが心地よくて眠気が襲う
俺の頭を撫で 、 優しい落ち着く声でそう言うみこと
緊張した、 …
みことと大学で出会い 、 付き合ってから1年が経つ
みこととふたりで話し合い、同棲したいという結果になった
そのためみことの家族に同棲の許可を貰いに来た
緊張していたのが馬鹿らしく思えるくらい、みことの両親はみことみたいにとても優しく、すぐ許可を得た
またそれだけじゃなく、何かあったら力になる と優しい言葉をくれた
いい家族 、
みことと両親はご飯を買いに出かけてしまい 、 みことの兄と2人っきり
らん先輩が椅子に座り話しかけて来た
少し気まずい沈黙の中 、 らん先輩が口を開ける
思っていない話が出てきて、言葉を失う
痕の色と場所で感情の種類とかも分かる人か …
俺より上のLvの人を目の前にしてさらに緊張する
目の前にいるらん先輩に心を見透かされているみたいで恐怖を感じる
そう言うと 、 らん先輩はよかったぁ - と肩の力が抜けていた
大体俺の意見に賛成していて 、 1度も意見が対立したことはなかった
みこと ……
らん先輩の話を聞いた途端、とてもみことのことを抱きしめたいと強く思った
目が覚めると 、みことが隣で眼鏡をかけて小説を読んでいた
物音でわかったのかみことが俺の方を見た
図書館全体がオレンジ色に染まり 、 17時を知らせるチャイムがなっているのがわかる
懐かしい頃の夢だったな 、
パソコンなどはしまってあり、レポ - トとは関係ない小説を読んでいたのが分かる
… 起こすとか言っといて、起きるの待ってたのかよ
独り言を呟き、机にうつ伏せになる
ぼ - っと窓を眺めていると、後ろからみことの声が聞こえた
そう言い、みことの腕を引っ張った
大学の授業が終わり 、 隣でなつが体を伸ばす
荷物をしまう俺の肩を組み、話しかける
重 、
今日説明されたレポ - トを図書館でやろうと提案してきた
まぁ 、 早くやって損は無いもんなぁ -
今回のレポ - トは難しく、終わる頃には夕方になっていた
感痕現象について調べられるのってここだけだよな、
なつの背中が見えなくなり 、 席を立って本を探す
… あんまりないな、
一冊の本を手に取り席に座って呼んでいると、後ろから聞き覚えのある声がした
カ - ディガン1枚羽織り 、 息切れをしていた
そう言われ、奥底にあったスマホを取り出す
電源を入れると 、 みことからメッセ - ジや電話が沢山来ていた
俺が手に持った本が目に入ったみことには手首に痕ができていた
…また金色、と灰色がかった青、
本を元の位置に戻し、みことの手を引く
いつもの帰り道を歩くが 、今日は何故かみことの歩くスピ - ドが遅くて歩きずらい
みことの足が止まった
声が小さくて 、 弱弱しかった
そう言うと 、 みことの喉に痕ができていた
灰色がかった青と白
消えそうで消えない痕
なんて言えばいいのか分からず、喉が声を通るのを許してくれない
みことの目を見ると 、 勇気を出して聞いたのがわかった
… 言っても無駄って思ってるみことが知ろうとしてるんだ、
手を伸ばし、みことの喉に触れそうになる
喉元に触れたらこの震えの理由がわかる気がした
名前を呼ばれ 、 手が止まった
触れてしまったら 、 みことは消えてしまいそう
そう思った
そんな答えを想像していなかったのか 、 とても驚いたあと目を閉じた
そう言うと 、 みことは小さく頷いた
俺も、 感痕視認者のレベルが高いらん先輩と会うのが怖くなった
みことも同じ気持ちなんだと思うと、心がほっとする
そう言うと 、 みことの喉に淡いピンクが混ざる
みことは、前に踏み出そうとしている
なら 、 その全てを俺は受け止めなくちゃならない
たとえみことが消えてしまいそうになっても
外の静けさで確信する
みことは向き合うために聞いてくれた
だから答えをすぐには言わない
代わりに距離を縮めて囁く
そう言うと 、 みことは驚いたあと小さく頷いた
ソファ-にすわり 話を切り出すとみことの肩が上がる
みぞおちに紫が淡く浮かび、喉にはまた白と灰青
そう言われ 、 心臓が跳ねる
けど 、否定はしない
それだけで 、みことの手首が一瞬強く光る
ピンク色と金色と紫が一気に混ざって、揺れる
そう言うとみことはまた小さく頷く
そう言うみことの目には涙が溜まっていた
そう言うと 、みことは自分の手首を見つめたまま小さく息を吸う
手首の光が淡くピンクを帯びる
みことが一瞬固まる
その言葉に首を横に振る
少し強く 、 でも乱暴じゃなく手首に触れる
みことの喉に白い痕が浮かび上がる
小さく首を横に振った
手首のピンクがゆっくり強まる
そう言うと 、みことの目線が上がる
一瞬みことの呼吸が止まる
そして小さく、ゆっくり吐く
そういうみことは、本当に悩んでいる表情だった
… よく言うマゾ体質ってことか .ᐣ
空気が重くなり、静かになる
そう言うとみことは俺の方を見る
静かに頷くと、みことは興味津々で聞いてくる
手首の痕がゆっくりと安定して、紫が消えた
そして、目を伏せ声を震わせて言う
みことは逃げずに、軽く深呼吸をして話し始める
その瞬間、手首に金色がほんの少し混ざる
指先にほんの少し力を込める
手首の光が、桃色を中心に静かに揺れる
手をゆっくりと離す
掴まれた感覚が消えた瞬間 、 みことの指が少しだけ宙を探す
喉に白い痕が灯る
でも 、灰色がかった青は消えない
みことの手首が少し強く光る
ピンクと白が重なる
今度は指先で軽く触れる
掴まず、押さえつけず、ただ存在を知らせる触れ方
みことの肩が小さく震える
名前を呼ぶと少し遅れて顔があがる
そう言うと、みことの手首の痕が白く光る
そういいみことの手を取る
今までとは違く、優しく指を絡ませる
みことが俺たちの手を見る
そう言うと、みことはさっきのことなんか忘れたかのように笑う
そして、心臓辺りに淡いピンクと白と少しの金色が混ざった痕が出ていた
それから 、 みことの隣に座っただけで心臓付近に淡いピンクの痕がよく出るようになった
けど、それはみことだけじゃなくて見えてないだけで俺もそうなのかもしれない
性的な色じゃないからこそ、 この痕は一番「重い」
好きより重くて、
でも、依存より穏やかで、
愛してるに近い痕になる
ふとみことのパソコンを見ると、そこには結婚式のページが乗っていた
そういいみことの頭を撫でる
… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽