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ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️兄弟パロ⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ ⚠️こさめくん難聴⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
こさめ
なつくんの前で泣いてしまった日から約一週間。
俺はなつくん達を避けるようになった。
理由はひとつ。
『怖くなって泣いてしまった』なんて言えるはずがない
言えた所で、俺はその空間で呼吸できる気がしない。
俺はずっと、深海で彷徨う孤独な生き物のままでいいと思った。
これまでも。これからも。
こさめ
俺は教科書を胸に、階段を一歩一歩下がる。
足の裏で跳ねるように振動が伝わって、体を揺らす。
この時間が、俺の中では心地いい。
もう一日が終わる。
夕日の光が階段を照らし、その光が徐々に俺の体にも映る。
俺は光の行方を辿るようにして、顔を少しずつ上げた。
こさめ
なつ
俺は踊り場で立ち止まった。
俺を見上げるようにして、そこに居たのはなつくんだった。
こさめ
なつ
俺はすぐに引き返して、3階へと繋がる階段を駆けた。
心臓を打つ速度が早まる。
俺は今、どうしたら向き合えていたのだろうか。
なつ
こさめ
気がつけば、俺の左手はなつくんに握られていた。
階段を一瞬にして飛び越えてきたかのように早く感じた。
俺は顔を俯けながら、左手を振り払おうと動かした。
だけど、なつくんの手は離れなかった。
なつ
こさめ
なつくんは真剣な眼差しで俺の事を見つめていた。
だけど、俺は目を合わせられなかった。
『この人には敵わないな。』そう思っている自分が居た。
なつ
なつくんはそのまま俺の手を握って、こさめを連れて階段を下がった。
何を考えているのか、想像もつかなかった。
なつ
こさめ
なつくんに揺られて辿り着いたのは、父さんと出会った公園だった。
2人でベンチに腰を下ろしながら、少しだけお話をした。
なつ
こさめ
何となく、この事だろうと予想がついた。
もう話すしかない。そう思い、意を決して答えた。
すると、なつくんは優しい表情で目を瞑りながらゆっくり首を横に振った。
『気にしなくていい』。そう伝えているように思った。
なつ
こさめ
そう書かれたスマホ画面をしばらく見つめ、俺は指を動かした。
本当に言って大丈夫なのか。
おかしいって思われないか。
離れていってしまうのか。
無数の不安が過ぎりながらも、俺はなつくんに伝えた。
こさめ
みんながこさめから離れていく悪夢を見た事。
''本当に離れて行ってしまうのではないか''と思い、不安だった事。
それ故に、恐怖が俺を支配していた事。
全てを打ち明けた。
なつくんはつぶらな瞳で、笑いもせず、ただ純粋に頷くだけ。
最後には『お前のことを大切に思ってくれている人はいる』って伝えてくれた。
なつ
こさめ
なつくんは柔く、俺の事を包み込んだ。
間近で見るなつくんの赤く澄んだ瞳。
心臓がトクトクと鼓動を鳴らしながら焦りから不思議な感情に変えていく。
何故か俺の視線は一点に留まらず、何度も目を泳がせた。
顔も徐々に赤くなるのを感じた。
俺は今、どんな顔をしているのだろうか。
なつ
こさめ
なつくんは眉を下げながらそう伝えた。
俺は深く頷いた。手が熱くてどうも不自然になってしまった。
なつ
こさめ
なつくんは視線を外しながら首に手を置いていた。
夕日に照らされるその横顔は、淡い赤色に染まっていた。
こさめ
なつ
少しだけ口元が緩んで、眉が下がった表情をするこさめは、スマホ画面を俺に見せた。
……優しい…人………
こさめの青空をギュッと閉じ込めたような水色の瞳が、俺を照らす。
その光は夕焼けよりも眩しく、綺麗に見えた。
それと同時に、よく分からない感情が全身に染みた。
こさめ
なつ
なつ
こさめ
しばらく一点を見つめながらボーッとしていた。
こさめは俺の肩に手を置いて、控えめに体を揺らした。
それに気がついて、俺は慌てて文字を打ち、こさめに伝えた。
なつ
こさめ
俺は続きを書こうと指を動かした。
途中まで書いた文。
全部消して、再び指を動かしてさっきとは違う内容を伝えた。
なつ
なつ
こさめ
視線を外しながら、俺はスマホ画面を向けた。
こさめは少し目を大きくして、微笑みながらコクンと頷いた。
こさめ
こさめ
なつ
''すち''……?
こさめはいそいそと荷物をまとめ始めた。
なつ
こさめ
こさめ
なつ
こさめ
なつ
急に距離が縮まったような気がして、俺は少し嬉しいと思いつつ戸惑った。
だけど、これも何かの縁なんだろうと思い、俺は快く首を縦に振った。
俺は手を振りながらこさめを見送り、しばらくベンチに座ったまま少しずつ暗くなる遠くの空を見つめた。
いつも以上に思考が止まる。
ボーッとしている時間が不思議と長く感じた。
なつ
こさめ、俺は
人に優しくできる余裕を持てたのは
本当に最近の事なんだ。
俺は荷物を持って、公園を後にした。
影が伸びて、俺のことを追いかけて来る姿を見ながら心の中でそう呟いた。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし
コメント
29件
仲直りできてよかったぁぁ 🦈ちゃんの家?やばっ!こっちがテンション上がってくる!! 👑くんも📢くんも🍵くんにも会うってことでしょ?テンション上がる!!
仲直り成功だぁぁぁぁ! やったぁぁぁぁぁ!(なんで?) こ、こさめちゃん?家…? 家ってことは、すっちーも、いるまくんも、みことくんも会う…?? ちょっと現実受け止めるために頭打ってくる…(なんで?) これから中間テストだけどこれがご褒美なのよ… 今日も学校やったけど、まじでもう,ご褒美… てぃあちゃんいつもありがとう~! これからもがんばれっ💪
仲直りできたぁぁッッッ!! え、しかも家!? 急接近すぎて階段でワルツ踊れる💃 そのままお泊りまでしてほしいですわぁ… なっちゃんが途中まで書いた文って、ラブレター…((( あ、けどてぃあちゃんのことだからもっと感動的な文なのかもしれない… 最後走ってくる人は、らんらん、? え、もしかしなくても虐められてるって思考はゴミ箱にinしてもよろしい!? 長文ごめん💦 次も待ってるね!