ウミ
ベポ
ウミ
名前は!?名前は!?
ベポ
ウミ
ウミとベポで盛り上がっている。
それに対して、 サンジ、ゾロ、ナミ、ウソップがローに向かって口を開く。
『乙w』
ウミ
爆笑したまま、ローに尋ねる。
ロー
ウミ
ロー
ルフィ
ウミ
ルフィ
ウミ
ルフィ
ナミ
ルフィ
ナミ
ウミ、欲しいものある?
ウミ
ナミ
ウミ、欲張ってもいいのよ?
ウミ
ロビン
ウミ
ロビン
違う?
ウミ
ナミ
女の勘ってやつ?
ウミ
ロビン
あなたはもう私達の家族なんだから。
ウミ
ロビン
ロビンは優しく微笑む。
ウミ
ありがとう…!
ウミは嬉しくて涙を流した。
そんなウミをナミとロビンは優しく撫でる。
そして、ナミとロビンは優しく見つめ合った
ルフィ
ナミ
うるさいヤツしか居ないの!?うちの船は!
ウミ
ロビン
今まで出会ってきた人達が悪い奴らばかりだった。
でもね、ルフィ達に出会えて良かったと思ってるわ。もちろんウミにもね。
ウミ
ロビン
ローは静かにウミを見ている。
ベポ
キャプテン!
ロー
ベポ
急に反応しなくなっちゃって
ロー
ゾロ
サンジ
ロー
『は?なんで?』
ベポ
『敵襲?』
ロー
ウミ
潜水艦が治るまでの間だけさぁ
ロー
ウミ
ロー
(なんで俺はコイツらに着いて来てたんだ?)
意味分かんねぇ、
ベポ
変な会話ではあったがウミ達は買い物をした。
服屋を見たり、屋台を回ったり、宝石店や武器の店。
色んなところへ行った。
こんな楽しいのは初めてかもしれない。
赤髪海賊団に居た時もそこそこ楽しかったが、今くらい楽しいのは初めてだ。
そうしてウミ達は今、サニー号に向かって歩いている。
「「南の島はぁ〜温けぇ〜」」
ルフィとウミは歌を歌いながらサニー号に戻って居たが
音痴&雑音でナミに怒られていた。
そんなこんなしているとサニー号に辿り着いた。
そこでウミはあるものを目にした。
ウミ
???
ウミ
???
ルフィ
ルフィが何かを言いかけるがロビンがルフィの口をふさぐ。
ウミ
???
ウミ
???
ウミ
???
ウミ
いいか、その船は私のだった、元はな!
でも今はちげぇ!
返してくるなら敵だ!
ウソップ
ウミ
私は!…えっとぉ…ん〜…
ウミは考えるが嘘が思いつかなかった。
諦めたウミはフードを深く被る。
???
ウミ
あのなぁ、私を妹と呼ぶのはここにいるルフィと死んだエースと、もっと昔に死んだッ、
し、死んだ…
その男の顔がよく見え、ウミは驚いたようにたじろぐ。
ウミ
昔に死んだはずのもう1人の兄、 "サボ"だと気づく。
驚きのあまりウミは後ずさったが、躓き尻もちを着く。
サボ
ウミ
なんだよ〜!一体お前どこに居たんだよ〜!
私、てっきり死んだんだと…
ウミは子供のように泣いている。
サボ
そしてありがとう。
生きててくれて嬉しいッ!
ウミ
でも、サボ、私は…
目の前でエースが殺されてぇ…
サボ
俺は何も出来ず、3人の兄妹を失うところだった。
お前らまで死んでたら1人ぼっちになるところだった。
ウミ
サボ
サボは泣きじゃくるウミに優しい笑みで言う。
ナミ
ウミは泣き続けている。
サボ
サボは困ったように微笑む。
そしてサボと感動の再会を果たしたウミと麦わらの一味、ローとベポはサニー号へ乗っている。
ウミ
サボ
ウミ
『!?』
ルフィとサボ以外のみんなが、その発言に驚いている。
ウミ
サボ
一緒に寝ようか。
ルフィ
サボとウミと3人で寝るの久しぶりだなぁ〜!
ルフィはウミの肉まで食べながら言う。
ウミ
ルフィ
ウミ
エロコック!飯!
サンジ
おまかせを〜。
サンジはメロリンとしながらウミに言う。
サンジ
ウミちゃんのまで食うんじゃねぇよ!
妹には逆に分けてやれッ
ウミ
そのやり取りを見ていたサボが口を開く。
サボ
ウミ
サボ
ウミ
ウミが小声で何かを言っている。
サボ
ウミ
ウミは泣きそうな顔でサボに尋ねる。
サボ
サボは焦りながら聞き返す。
ルフィ
ウミ
ルフィ
ウミ
ウミはルフィの後にサボを見て聞く。
サボ
俺達の可愛い妹だ。
サボはニッと笑って言う。
ウミ
可愛いだって!
ルフィ
2人は爆笑している。
サボ
ウミが自分の意見を言えるようになって、俺は嬉しい。
ウミ
ウミは嬉しそうに笑いながらサボの肩を叩く。
サボは苦笑いしている。