いふ
あ、にき?
水平線が光る朝
いふ
ねぇ、返事をして
いふ
あにきぃ……
彼の希望が崩れ落ちた
いふ
まって"、いか、ないで……
いふ
うわぁ"ぁ"ん"……
君の魂が風に飛ばされてしまった
悠佑
……いふ…
ごめんな、バイバイ。
いふ
…うあ"ぁ……
ないこ
海、綺麗だなぁ…
誰かが綺麗と呟いてる
ないこ
………アニキ
ないこ
お別れなんだなぁ
だらんと下がる腕。 その手には携帯が握られていた
ないこ
……グスッ
悠佑
〜♪
悲しい声で歌いながら
悠佑
……ごめんな、皆。
悠佑
ごめんな、いふ。
悠佑
勝手に逝く俺を
許してくれ
許してくれ
いつしか海に流れ着いて
悠佑
そろそろ、やろか。
消えていく体を見ながら アイツらのことを考えていた
悠佑
アッチで待っとるよ
悠佑
ずっと、な
悠佑
……来世でも
会いたいなぁ
会いたいなぁ
悠佑
…バイバイ。
光って
あなたはそれを見るでしょう







