太った彼女とモテモテな男子1

ガラガラガラ ドアを開けて教室に来たのは 平野紫耀 私の大好きな人

はや… 早くない？なんで？

私は昔から太っていた 中1の時に部活のストレスで毎食後にポテチを食べるようになると お菓子のストックができて気づいたら7年でこの体型。

159cmの95キロ そりゃあデブの部類 若くなかったらとっくに死んでただろう でもさすがに体型が理由で振るなんて…

最低だよ ひどいよ 私はその時痩せている人の魅力がわからなかった

紫耀に振られて帰ろうとしたら

この人は永瀬廉 永瀬廉先輩はサッカー部の先輩 憧れの人で勉強も運動もできるスーパーイケメンだ

正直いつも永瀬先輩が私を相手にする理由がわからなかった

スムージーを飲んでご機嫌な先輩 真ん前に座って先輩を見ると相変わらず華奢な体とはなる 大食いなくせに太らない そのくせ私は…

先輩を前にすると毎回食べられなくなる けど最初だけ

数時間後

数分後 私は驚愕の事実を知ることになる

日が暮れて喉が渇いたのでジュース飲もうと自販機によると 後ろから同じ制服を着た男子が歩いてくるところを見た 顔ははっきり見えなかった

話すとめんどくさくなるから隠れよ

じんと言われる先輩？は機嫌を悪くして帰った

その男の子は永瀬先輩に殴られてその辺に倒れてしまった。

この機会でよくわかった。先輩はクズだ 永瀬先輩なんか速攻嫌いになった

2人が去った後に私が呼んだ救急車がきてその人は病院に運ばれた。