今回は
病んでる(?)高見です
病んでるのを隠してるって言うか...?
それではどうぞッッ!!
高見
敦君この任務どうなってる?
敦
あ、それなら3日前に太宰さんが
高見
あぁ、なら聞いておくよ
高見
ありがとう
敦
いえ!
高見
だざ_
乱歩
高見
高見
乱歩君
高見
どうしたのだい?
乱歩
.......後でいいや
乱歩
それ終わったら会議室来てね
高見
?うんわかったよ
高見
太宰〜
太宰
どうしたんだい愛しの高見〜!!
高見
この任務の報告書出てないよね?
太宰
アゥッ
太宰
気の所為じゃあないかなぁ〜
太宰
あぁそうだ!今日は入水自殺をする予定があったのだったぁ!!
太宰
高見!心中するかぁい!?
高見
...報告書は?
太宰
.......書きます
高見
よろしい
高見
ええと、あ、敦君
敦
はい?
高見
この続き一寸頼まれてくれないかな
高見
乱歩君から呼び出しを食らってしまって
敦
わかりました!!
敦
丁度やることを終えたところなので、僕でよければ
高見
助かるよ!
高見
ありがとう!
太宰
たぁかぁみぃ
高見
なんだい
太宰
乱歩さんの呼び出し、私も着いて行っていいかい?
高見
えぇどうかな
高見
一旦来るかい?
高見
俺も内容はよく分からないのだよね
太宰
そう、なら行こうかな
高見
乱歩君遅くなってごめんね
高見
太宰も一緒で大丈夫かい?
乱歩
...あー、大丈夫
太宰
わーい
太宰
私高見の隣〜
乱歩
.........
高見
それで、どうしたんだい?乱歩君
乱歩
...高見さ、僕たちに隠してることあるでしょ
高見
隠してること...?
太宰
......その話ですか
乱歩
太宰はもう分かっているようだね
太宰
まぁ、空気が少し...ね
高見
???
高見
全く分からないのだけれど
高見
それは俺が行ってることで、ってことかい?
乱歩
そうだね
乱歩
もっと言えば、精神的にも肉体的にも
高見
...............
高見
ないと思うけれど...
太宰
そう?
太宰
ならこれは何?
バッ
高見
っ!!
乱歩
............
太宰
これは、自傷行為の跡かな?
高見
............流石に君たち二人には隠せないか...
乱歩
当たり前でしょ
乱歩
僕を誰だと思ってるの?
太宰
何年一緒にいると思ってるんだい?
高見
おっしゃる通りで...
乱歩
で?何が原因?
太宰
乱歩さんも分かりませんか?
乱歩
察しは着くけれど、これは核心じゃあない...
高見
.........何も無いよ
高見
ただの興味さ
高見
太宰で言う自殺が趣味みたいなのと同じだよ
乱歩
そんなわけないでしょ
乱歩
理由は絶対にあるよ
高見
...分からないよ
高見
どうして俺の事に乱歩君がそんなに言うのだい?
高見
迷惑はかけていないんだ
高見
不快だと言うのなら仕方がないからやめにするけれど...
乱歩
やめろって言ってるわけじゃないんだよ
乱歩
ただ、高見から話して欲しいだけ
太宰
高見は分からないと言ったけれど、何について分からないのだい?
高見
...全部さ
高見
全てが分からない
高見
なぜ俺がこんなことをしているのかも
高見
死にたいとは思わないのに、どうして存在を消してしまいたいと思うのかも
高見
今の生活に不満がある訳じゃあない
高見
そりゃ、あるかと言われれば少しはあるだろうけれど、消えてしまいたいと思うほどでは無い...
高見
俺は...どうしたら良かったのかな?
乱歩
.........教えてあげようか
乱歩
なんで消えたくなってしまうのか
乱歩
なんで自分を傷つけるのか
乱歩
高見が何に苦しんでいるのか
高見
.........そうだね
高見
教えてくれ
乱歩
それはね...
乱歩
高見が人間だからだ
高見
.........は?
乱歩
人間は必ず悩み苦しみ公開しながら人生を歩む
高見
それがなんだい?
高見
乱歩君は、俺は人間だからこうなってしまうんだって言いたいのかい?
乱歩
...理由がないならそうこじつければいい
高見
.........
太宰
高見も分かってるのだろう?
太宰
本当は、自分が何に苦しんでいるのか
太宰
でも今はそれを信じたくないから蓋をして、見ないようにしているだけだよ
高見
無意識...
乱歩
大丈夫...高見には僕も着いているし、太宰も、探偵社が居る
乱歩
君は1人じゃあない
高見
......
乱歩
こう言われたいわけじゃないのはわかってるよ
乱歩
けど、この言葉が、この状況を良くする最適な言葉だ
高見
乱歩君......
太宰
高見がこれからも自傷行為をするのなら私たちは全力でそれを隠すよ
太宰
無論、バレたいのなら話は別だけれどね
高見
...太宰.........
乱歩
今日はこれが言いたかったの!
乱歩
高見は、すぐ1人で抱え込むんだから
高見
...ごめんね
太宰
ずっと変わらないね
太宰
高見は高見のままだ
高見
ふはっ、そんなの当たり前だろう?笑
乱歩
これからも僕たちが高見を支えるから
乱歩
高見も僕たちのこと支えてね
高見
当たり前だよ
高見
ありがとう乱歩君
太宰
私は?
高見
ふふ
高見
太宰もありがとうね
太宰
ふふん!