鬱
え?
魔物
クシャァァァァ!!!
眼の前に半透明の 冷たいもの ースライムーが現れた
アリッサムちゃんが慌てて 止めた理由が分かった。
思わず手に持っていた 拳銃をスライムに 打ち込んでいた
鬱
…びっくりしたけど
銃は使い慣れてるんでね
銃は使い慣れてるんでね
アリッサム
……止める必要は
無かったみたいね
無かったみたいね
鬱
まぁ銃の達人なので
鬱
ところでここは何処なん?
鬱
さっきのとことは
真反対な世界線
みたいやけど……
真反対な世界線
みたいやけど……
アリッサム
ここは地球が
崩壊した後の世界
崩壊した後の世界
アリッサム
魔物とかがそこら
辺にいるせかいいる世界
辺にいるせかいいる世界
アリッサム
そしてあなたが
持っているその銃は
特別なものよ
持っているその銃は
特別なものよ
鬱
特別?
アリッサム
それは後々分かるわ
アリッサム
……多分
鬱
多分!?!
アリッサム
ネタバレの内容を
含む発言は避けたいのよ
含む発言は避けたいのよ
鬱
……ネタバレ?
鬱
もしかしてメタイこと
言ってる?
言ってる?
アリッサム
……言ってないわ
鬱
そっか
アリッサムちゃんは ふいっと顔を反らす。
……心配してくれたんか 優しいな
確かに今立っている場所は 人工物ではあるが、 どうもボロい。
足踏みしただけでも 床がぎしぎしと響く
ひとまずここから 出るとしよう。
ポケットにタバコは 入っていなかった。
そろそろタバコが吸いたい
さてここで選択肢
▼光が刺している 安全そうな地上 ▼薄暗いただならぬ 悪寒を感じる地下
どちらを選ぶか
鬱
そりゃあもちろん
鬱
地上なんだよな〜