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幼なじみの思い

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幼なじみの思い

1 - 幼なじみの思い

♥

3

2019年03月26日

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楽羅

菜桜〜

楽羅

綾翔〜

菜桜

何?

綾翔

ん?

楽羅

いたいた!

楽羅

お昼一緒に食べよ!

菜桜

えぇ

菜桜

いいけど

綾翔

おう!

菜桜

では、学食でパンを買ってきます

楽羅

待って!私も行く〜

綾翔

早めに戻ってこないと俺が全部食べるぞ〜笑笑

楽羅

コラー

楽羅

もう

菜桜

大丈夫です

菜桜

綾翔さんは口だけで言ってるだけなので本当に食べようとはしていません

楽羅

そんなの知ってるよ

楽羅

本当に菜桜って冗談に引っかからないよね

菜桜

当たり前です

菜桜

こんな所であのような罠に引っかかっていればもしもの時に大変です

楽羅

だぁ〜そうゆうめんどくさいこと嫌だ

綾翔

行った行った

謙太

綾翔〜

綾翔

ん?

謙太

C組の真美が体育館裏で待ってるってよ

綾翔

ふーん

謙太

行かないのか?

綾翔

興味無い

綾翔

だし、俺は菜桜以外の女は興味無い

謙太

うぇーい

謙太

そりゃなでも、イケメンだから言えるんだよなぁ

謙太

俺もイケメンに生まれたかった〜

謙太

でも、その菜桜は全く男なんざ興味なし!って感じだよなぁ。

綾翔

絶対に振り向かせる

大和

綾翔。

大和

ちょっといいか

綾翔

なんだ?

謙太

それじゃ俺はこの辺で

大和

実はな綾翔に言わなきゃならない事がある

綾翔

あん?

大和

俺は、菜桜の事が好きだ

大和

明日、告白しようと思う

綾翔

そうか

綾翔

で、なんでそれを俺に?

大和

お前も分かっているだろう

大和

お前は菜桜と幼なじみでずっと菜桜が振り向いてくれるのを待っていているのに告白もせずボーゼンと一緒にいるだけのクズとして俺は見ているが、、、、?

綾翔

俺は菜桜と一緒に入れるだけでそれだけでいい

綾翔

いつか菜桜が笑ってくれるように

大和

その、菜桜は俺にもまだ1度も笑ってくれてはいない

大和

だが、お前以上に仲はいいし菜桜だって俺の事好きなはずだ

綾翔

はいはい

大和

、、、、

大和

とにかく俺は明日、菜桜に告白する

大和

じゃあな

綾翔

ほーい

楽羅

おーい

楽羅

綾翔〜?

楽羅

さっき大和と話してたけどなにかあった?

綾翔

いや、別に

菜桜

白状しなさい

菜桜

何があったの?

綾翔

なんでもねーよ

綾翔

普通に会話してた。

綾翔

それだけだ

菜桜は疑いの目をした

どうしてこう綾翔は言ってくれないのだろうか

私は綾翔の事が好き

でも、今さら言ったって振られるだけ

でも、大和君が私の事好きっぽい

このまま大和君と付き合えば綾翔への思いは消えるだろうか

放課後

大和

菜桜、一緒に帰ろ?

菜桜

はい…

綾翔

俺も行く〜

なんで綾翔が?

楽羅

私も〜!

楽羅まで、、、、

二人ともありがとう、、、、

綾翔は小さい頃から助けてくれた

どんな時も

昔、綾翔はピアノをしていた

その日は綾翔のコンクールがあった

偉い人も来てるみたいで結構重要なコンクールのようだった

私はそのコンクールを見に行こうと横断歩道を渡った時だった

大きなトラックが凄いスピードで走ってきて私はぶつかり意識不明になった

私はすぐ近くにいたおばさんに救急車を呼んでもらって

病院で手術をし

何とか意識は戻った

あーあ綾翔のコンクール見に行きたかったなぁ

そんな時勢いよく病室のドアを開けて入ってきたのは

綾翔だった

綾翔は今でも泣きそうな顔をして大丈夫か?と言ってくれた

すごく嬉しかった

嬉しかったけど、、、、

菜桜

コンクールは?

綾翔

んなもんどうでもいいんだよ

綾翔

菜桜が生きててくれて良かった

菜桜

ごめんね、心配かけて

綾翔

本当に良かった〜

綾翔

俺、約束する

綾翔

これからはどんな時でも菜桜を守るしずっと一緒にいる

綾翔

菜桜が辛い時、悲しい時、嬉しい時全部を分かち合いたい

綾翔

俺は菜桜を守る!

私は大泣きした

申し訳ない気持ちと

嬉しさで

菜桜

ありがとう😊

綾翔

おう!

その後、綾翔の父親と大喧嘩して

綾翔はピアノの夢を捨てる事になった

でも、綾翔は全く悲しい顔ひとつ見せずに

私が退院するまで毎日お見舞いに来てくれた

菜桜

大和

菜桜?

楽羅

菜桜〜?

綾翔

菜桜?

菜桜

え?

菜桜

あっ。

菜桜

ごめん、、、、

楽羅

もう、いつもボーッとしてるけどそれ以上にボーッとしてるよ?

楽羅

大丈夫?

綾翔

I˙꒳​˙)じー

謙太

綾翔〜

綾翔

ん?

謙太

ん?じゃねーよ

謙太

綾翔、お前結局一緒に真美の所行かなかったんだって?

綾翔

あ。

綾翔

忘れてた

綾翔

やべぇ

謙太

真美が相当怒ってくるらしい

綾翔

そんなの気にすんなよ

謙太

いや、それがなちょっとこい

綾翔

なんだよ

謙太

謙太

実はな

綾翔

おう

謙太

怒っているのは綾翔じゃない

綾翔

は?

謙太

菜桜にだ

綾翔

なんでだよ

謙太

約束の時間になっても来なかったから探しに行ったら綾翔と菜桜が一緒にいる所を見たらしい

綾翔

それでか

綾翔

あそ。

大和

おい。

大和

何を話している

大和

電車の時間が迫っているのだから早くするぞ

綾翔

おう

綾翔

今行く

謙太

俺も〜

謙太

とにかく、気をつけろよ

謙太

真美の復讐は半端ないらしいからさ

綾翔

俺がやるべき事はただ一つ

綾翔

菜桜を守る。

綾翔

それだけだ

謙太

おう!

謙太

俺も協力できる所は協力する!

綾翔

ありがとな

菜桜

綾翔、謙太君行きましょう

菜桜

電車の時間にこれでは間に合いません

楽羅

うーっし

楽羅

走るよ〜

菜桜

はい

菜桜

その方がいいと思います

謙太

綾翔

謙太

実はな

謙太

綾翔

なんだ?

謙太

楽羅の事好きかもしれん

綾翔

笑笑笑笑笑笑

綾翔

んなの前から知ってるは馬鹿

謙太

知ってたんかーい!

綾翔

笑笑笑笑笑笑

謙太

笑笑笑笑笑笑

次の日の放課後

大和

菜桜

大和

話がある

大和

ちょっといいか

そこは教室だった

誰もいない静かな教室

菜桜

なんでしょうか

大和

大和

菜桜の事が好きだ

大和

付き合ってくれ

大和

俺、菜桜ともっと一緒にいたい

菜桜

大和

あっ、返事は今すぐじゃなくていいから

大和

でも、早めに

大和

宜しく

大和

じゃ、じゃあな!

菜桜

待って!

菜桜

今、返事出す

大和

え?

大和

本当?

大和

菜桜

私は

菜桜

大和君と

菜桜

付き合います

菜桜

これから宜しくお願いします

大和

マジで!

大和

マジで言ってる?

大和

きっ、今日は8月7日、、、、

大和

エイプリルフールでも無い

大和

って事は

大和

本当に

大和

おれが

大和

菜桜の彼氏に、、、、

菜桜

はい

菜桜

ですから

菜桜

宜しくお願いします

大和

おう!

大和

俺、絶対に菜桜を離さない

大和

約束だ!

菜桜

はい

菜桜の家

菜桜

ただいま、帰りました

菜桜の母

おかえり

菜桜の母

今日はどうだった?

菜桜

急でありますが

菜桜

私、大和君と付き合う事になりました

菜桜の母

え?

菜桜の母

綾翔君じゃないの?

菜桜

綾翔は彼氏ではありません

菜桜

友達です

菜桜の母

菜桜の母

そうなの?

菜桜の母

まぁ、菜桜がそうなら応援するわ

菜桜

はい

菜桜

宜しくお願いします

グループLINEにて

大和

突然ですが

大和

俺、菜桜と付き合う事になった

楽羅

え?

楽羅

マジ?

謙太

マジかよ、、、、おい。

謙太

綾翔?

綾翔

なんだよ?

謙太

なんだよじゃねーよ

謙太

菜桜が大和と付き合い始めたんだぞ?

綾翔

ふーんで?

謙太

なんも思わないのかよ

菜桜

はい。

菜桜

私は大和君と付き合う事になりました

綾翔

おう

綾翔

おめでとう

綾翔

幸せになれよ

菜桜

ありがとうございます

楽羅

えーーー。

謙太

嘘だろ。

大和と菜桜のトーク

大和

菜桜

菜桜

はい

大和

今度映画を見に行こう

菜桜

はい

菜桜

分かりました

菜桜

では

菜桜

日時等を教えて頂けますか?

大和

今度の日曜日

大和

時間は16時からのやつ

菜桜

かしこまりました

映画の日

大和

今日、よろしくな!

菜桜

はい

待ち合わせ場所にて

大和

よし、早く着いた

菜桜

お待たせしました

大和

おう

大和

じゃあ行こうか

菜桜

はい

同時刻

謙太

2人映画館に向かったぜ

綾翔

了解

楽羅

ラジャー!

映画館

大和

どれ見る?

菜桜

これが見たいです

大和

マジか

大和

俺、これ見たかったやつだったから良かった

大和

よし、これ見よう

菜桜

はい

謙太

映画館入りました〜

綾翔

おう

楽羅

了解!

謙太

じゃあ俺達も行くか

綾翔

おう

楽羅

うん!

謙太

これで

映画館の人

はい!分かりました

映画館の人

こちらは2番室です

映画館の人

ごゆっくりどうぞ

謙太

ほい

謙太

どーもー

綾翔

ありがとうございます

楽羅

(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコ

2番室にて

大和

ここ、座ろうか

菜桜

はい

謙太

あれぇ?どこいったかな?

綾翔

あそこ、前の方にいる

謙太

さすが綾翔!

楽羅

じゃあ私達はここに座ろ!

謙太

おう!

綾翔

おう!

今、楽羅の声が微かにしたような、、、、

気のせいか、、、、

まさか?ね?

そんな時大和君は私の手をぎゅっと握ってきた

大和

ごめん、こうさせてくれ

大和

今、別の人の事考えいた気がして

大和

不安になった

菜桜

大丈夫です

菜桜

今、考えていたのは

菜桜

楽羅の事ですから

大和

そっか。

大和

よかった

上映が開始して終盤ら辺

大和君が

私に

キスをした

私の見たかった映画は恋愛ものだった

映画の人がキスをしているのと同時に

大和君が私にキスをした

その後興奮して大和君はそのまま

私を犯そうとしていた

菜桜

大和君?

大和

ごめん

菜桜

やめて

大和

ごめん

大和

無理

大和

俺の物だって分かったらじっとしてられねーよ

菜桜

やめてよ

大和

もう少しだけ

大和

このまま

大和

いさせてくれ

菜桜

やめてって言ってるじゃん

綾翔

やめてって言われてんだろーが

大和

なんでお前がいるんだよ

菜桜

綾翔?

映画は終わり

私達はいつもの公園にいた

綾翔

菜桜がやめてって言ってたのになんでやめなかった

大和

その前にお前らストーカーだろ

綾翔

俺は菜桜に約束した

綾翔

どんな時でも菜桜を守ると。

菜桜

綾翔、、、、

謙太

そのためならどんなことでもする

謙太

それが綾翔だ

楽羅

そうよ

楽羅

菜桜、嫌がってたじゃん

楽羅

菜桜?

楽羅

大丈夫?

菜桜

はい

菜桜

何とか、、、、

菜桜

綾翔、ありがとう

菜桜

助けてくれて

綾翔

当たり前だ

綾翔

俺は1度言った約束は死んでも守る

この時私はやっぱり綾翔の事好きだなぁと思ってしまった

大和君と別れよう

綾翔

俺は菜桜の幸せだけを願っている

綾翔

あの頃みたいに笑ってくれる菜桜を見れるまでは俺がずっと守る

綾翔

そのためたらなんでもする

菜桜

大和君

菜桜

私、、、、

大和

それ以上言わないでくれ

大和

俺は分かっていた

大和

告白に成功して舞い上がって度を過ぎちゃったようだ

大和

綾翔と幸せになれ

大和

菜桜に1番会うのは綾翔だ

綾翔

決めつけるな

綾翔

俺は菜桜と付き合うことは望んじゃないない

綾翔

菜桜の幸せを願っているだけだ

綾翔

それ以外の感情なんざない!

謙太

綾翔!

謙太

お前、いい加減にしろよ

謙太

もっと、自分に素直になれも

綾翔

くっ、、、、

菜桜

綾翔

菜桜

私は綾翔が好きだよ

綾翔

え?

綾翔

俺は

綾翔

綾翔

菜桜の事小さい頃から好きだ

綾翔

そして、これからも好きだ

綾翔

守る

綾翔

菜桜を守る

菜桜

うん!

菜桜

綾翔なら信じれる

大和

よし、成立だな

菜桜

ごめんなさい

菜桜

大和君

大和

いいんだ

大和

本当に短い間だったけど楽しかった

大和

ありがとな!

菜桜

でも、真美さんが、、、、

大和

それは俺に任せろ

大和君は真美に電話をして思いっきり怒った

真美さんはもう二度とやらないと誓ったそうだ

大和

じゃ俺、帰るわ

謙太

待てよ

謙太

ちょっとそこの喫茶店行かね?

すると、大和君は今にも泣きそうな目で

大和

いや、いいんだ

大和

俺は家に帰る

大和

やるべき事はやったんだ

大和

しばらく1人にさせてくれ

そう言って大和君は帰って行った

謙太

じゃあ楽羅一緒に行こうぜ!

楽羅

いい

楽羅

私も帰る

謙太

珍しいな

楽羅

私、大和の事ちょっと好きになったかも

謙太

ふぉえ?

楽羅

そんなに驚く?

謙太

いや、別に

謙太

初耳だったからな

楽羅

でもなぁ

楽羅

私、謙太の事結構好きだよ

謙太

ふぉぉえーーーー!!!!、

楽羅

だから、そんなに驚かないでよ

謙太

えっ?

謙太

それ

謙太

まじで

謙太

言ってる?

楽羅

こんな事で嘘つくかよ

楽羅

アホめ

謙太

馬鹿に言われたかねーよ

楽羅

よし!喫茶店行こ!

謙太

おう!

楽羅

謙太のおごりだからいっぱいたーべよ!

謙太

沢山食ってどんどん太れ笑笑

楽羅

なんか言った?

謙太

っ、、、、!!

謙太

いや、別に

謙太

何も、、、、

綾翔

行ってらー‪w‪w

私達は二人きりになった

綾翔

菜桜

菜桜

なに?

綾翔

本当に俺なんかでいいのか?

菜桜

今更何言ってんのよ

菜桜

好きに決まってるでしょ

私はそして綾翔にニコッと笑ってみせた

チュッ

綾翔

好きだ

綾翔

これからも幸せにする

綾翔

何があっても守る

綾翔

約束だ!

菜桜

うん!

いつの間にか私は

元の昔の喋り方に戻っていた

あの頃のように

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