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ユウの狂った国

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ユウの狂った国

1 - 昔話。【ユウのことについて】

♥

34

2020年10月24日

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ユウ

【ここどこ?】

ユウ

【誰か居る〜?】

ユウ

【ねぇ〜。誰か〜。】

????

【ここには僕と君しかいないよ。】

????

【君の名前は?】

ユウ

【私の名前は…】

ユウ

【ユウ……】

????

【ユウちゃん。】

????

【素敵な名前だね^^*】

ユウ

【貴方は誰?】

????

僕は…【☆”#@'йж】

ユウ

【え?】

ユウ

【聞こえない!】

????

【☆“#@'йж】

ユウ

【きーこーえない!】

ユウ…ユウ。  ユウ!!

ユウ

?!

お母様

もう!遅刻するわよ…

ユウ

今何時ですか?

お母様

いいから!早く!

ユウ

…はい。お母様。

お母様

今日は家庭教師とやらの人が
来ますからね..準備しといて
くださいね。

ユウ

はい。

お母様

はぁ、、

ユウ

………

ユウ

準備が終わったので学校へ
行ってまいります。

お母様

行ってらっしゃい。

ユウ

(あれは誰なんだろう…)

ユウ

(気になる……)

ユウ

(また、見てみようかしら…)

ユウ

(でも、お母様は許してくださらないだろう…)

そこのお嬢さん。 何をしているの? 

ユウ

え?

ユウ

だれ?《キョロキョロ》

私?……私は誰だろう。 (* ´ ˘ ` *)フフ

ユウ

もう!何言ってるの?

いい?そこの子のお嬢さん。 貴方のお名前は?

ユウ

ユウ。

 ユウさん。素敵ね。 流石だわ。(´˘`*)

ユウ

なにが?

ユウ

教えてくださる?

それはいつかわかるわ。 楽しみはとっておかなくちゃね? (´˘`*)

ユウ

もう!意地悪ね!

ユウ

私これから学校なの!

ユウ

行かなくちゃ!
ごきげんよう( ー̀ н ー́ )ムス

フフッ ええ、ごきげんよう。 ユウさん。

ユウ

もう!私ったら、

ユウ

おかしくなっちゃったのかしら

ユウ

だめよ!ユウ。しっかりしないと!

周りの人

何あの子?

周りの人

おかしな子ね、クスッ

周りの人

早く行きましょ!

ユウ

……

ユウ

朝から嫌な気分!!

ユウ

もう!家に帰りましょ!!

あら、それでいいの?

ユウ

また、貴方?

ユウ

そうよ!家に帰るの!

そんなにカッとならないで💦 家に帰るならここからの道がいいわよ

ユウ

あら、優しいところも
あるのね(´˘`*)

失礼ね

ユウ

ありがとう!

ユウ

助かります☺️

大丈夫よ。さぁ!早くお行き☺️

ユウ

はい!

ユウ

ただいま帰りました。
お母様。

シーン……

ユウ

お母様?

ユウ

メモ……

メモ ユウ。あなたには失望したわ。 さようなら。

ユウ

え?

ユウ

お母様。私何かしましたか?

ユウ

ねぇ?

ユウ

私…どうするの……

ユウ

お母様……

その時はまだユウは6歳だった。 知能もある、可愛らしい女の子 本も読める。 なのに、ユウの母はそれを気に食わなかった。きっとみんなから変な子扱いされ、自分の子と思わせたくなかったのだろう… そんなこんなで、ユウはあっという間に、15歳になった。 もちろん学校は行けた。奨学金があったおかげだ。 ただ。友達がいない。 【親がいない、惨めな女の子】 と言う理由で避けられたり、虐められていた。

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