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燐央
少し早めに入った楽屋には、1人僕より先に入った人物がいた。 彼は机に突っ伏すように寝ていて、横向きの寝顔がよく見える。
封魔
燐央
思いの外気持ちよさそうに寝ている封魔を起こすつもりは無かったから、気持ち静かめに荷物を置く。
燐央
僕らのリーダー。封魔に、自分が普通ではない感情を持っているのは自覚していた。
封魔が話したり、笑ったり。 ゲームしている時の表情も、歌っている時の封魔も
見るたびに変な感情になって、顔が赤くなってしまう。 でもきっと、こんな気持ちを言ってしまったらこの関係が終わってしまう。
自分を見えるようにしてくれて、アイドルを再度目指すきっかけとなった封魔 そんな彼に、自分のわがままを聞いてもらうつもりは無い。
だから… 寝ている時くらいは、言いたい
燐央
寝顔を見ながら言うことは、出来なかった。
封魔
封魔