ファイル2__〆新しい「__日常」
斗都 母上。 恭子 どうした? 斗都 今日は、「雄英高校」の試験日で御座います。 恭子 チッ そうだねー頑張れ、、、 落ちたりしたら、、、 どうなるか、あなたならわかるでしょ? 斗都 !? 、、、は、はい(震え声) では、失礼しました。 サー カタン 使用人 では、参りましょう。 斗都 かしこまりました。 スタスタ ガラガラ 斗都 スーハー ガラガラ 使用人 では、いってらっしゃいませ。 天野様。 斗都 はい。 ガチャ 運転手 では、雄英高校へむかいます。 天野様。 斗都 、、、 ガラガラ 小学六年生の時、引っ越して、養子としてこの家に入った。 勿論のこと、そのため新しい父上と母上になった。 家はとても大きいお屋敷で、知らない人だと迷子になる程だ。 「サーカタン」と言うのは、襖がしまるおと。 最初は慣れなくて少しムズムズした。 でも、今、私は高校入試に行く、「中学3年生」 とっくに慣れた。 なんならドアの音の方が慣れない。 全て横に引くので、引き戸だと一瞬戸惑う。 、、、そんな自分は今、「雄英高校」に向かっている。 先ほど言ったが、高校入試に行くのだ。 私の家は、何から何まで使用人がやる、、、はずだった。 服を着るのにも、使用人が着させ、お風呂にまでついてくる。 おまけに自分に1番ついてくる使用人がいる。 それは私にとってとてもいやなことで、多くのことは自分でやっている。 今、運転してくれている運転手は、中学に行くときも、どこに行くにも送ってくれた。 なので、使用人の中で1番感謝しているのはこの人だ。 運転手 着きましたよ。 天野様。 斗都 、、、 運転手 、、、? 天野様? 斗都 何時、何卒感謝申し上げますわ。 運転手 感謝を? 、、、誠に感謝申し上げます。 これが私の仕事で御座いますので。 斗都 ええ。 運転手 、、、いつか御友達が、この車に乗ることを、期待しております。 斗都 、、、 私の、転校して、出久と勝己君から別れた後に入っていた小学校も、中学校も、 校則やマナーがとてもしっかりしている学校で、とても友達ができるところではなかった。 小学校のはずが、クラスメイトにも、後輩にも、先輩にも、必ず敬語で会話するように。 と教えられた。 私は、前の学校に比べて、きっちりしすぎて、居心地があまり良くなかった。 でも、今度こそ!と思い、高校に期待をしていた。 でも、その期待は虚しく散った。 〈回想〉 恭子 東京の、ヒーロー科の、「雄英高校」に入ってもらうわよ。 斗都 、、、 (そこ、ヒーロー校の中でも、特に難関校じゃ、、、 ああ、またダメだった、、、 そんなに難関校なら、また、縛られるに違いない、、、) 恭子 、、、 チッ 返事は? 斗都 ! かしこまりました、、、(震声) 運転手 では、いってらっしゃいませ。 斗都 、、、行ってきます。 緑谷side 高校、、、 雄英高校、、、 受かった!!! これで、、、 また会える 斗都side 時間は少し戻り、雄英高校受験前ーー 斗都 (着きましたが、、、) 学校が、こんなにも広いものだったなんて、、、 学校が、以前通っていた学校より、とっても広かったので、私は少し戸惑っていた。 ドンッ 私が急に立ち止まってしまったので、後ろから来ていた人に、ぶつかってしまった。 ??? すまない! ぶつかってしまって、、、 怪我はないか? 斗都 はい。 大丈夫です。 ??? そうか。 それは良かった! 斗都 はい。 ??? 俺は飯田天哉。 これから試験を受けに行くのだが、君は? 斗都 (この人、インゲニウムの弟さん、、、 凄い人が学校に来てる、、、) わたくしは、天野斗都と申します。 飯田 そうか! 綺麗な名前だな! では、また試験会場で! 次会うときは、「ライバル」として! では、さらば! そういうと、飯田さんは試験会場へ走って行った。 、、、思ったより悪くない。 規則に縛られすぎていない。 とても表情豊かで、とても都立とは思えなかった。 でも、「ここに来て良かった」そう思う。 斗都 、、、次はどんな人に会えるのでしょうか? そんなことを考えながら、試験会場へ入っていった。 斗都 、、、 (着替え終わったらどこへいけばいいのでしょうか?) あの、すみません。 私は近くにいる、優しそうな女の子に話しかけた。 ??? あら?どうしたの? 斗都 えっと、恥ずかしながら、この後どこへ向かえば良いのかわからなくなってしまいまして、、、 ??? うふふ。恥ずかしがることはないわ。 蛙吹 私は蛙吹梅雨というわ。 梅雨ちゃんと呼んで。 斗都 はい。わかりました。 わたくしのなまえは天野斗都と申します。 よろしくお願いします、梅雨ちゃん。 蛙吹 こちらこそ。 じゃあ、行きましょう。 斗都 はい。 それから私は、試験会場に連れて行ってもらい、筆記試験が終わり、ついに実技に移る。 プレゼント・マイク fooooooooooooooo!! じゃあ、ルール説明! 説明をしている間も、あいかわらず、プロヒーロー:プレゼント・マイクさんはうるさかった。 説明内容を簡潔にまとめると、 場内に、「仮想ヴィラン」というものが放たれるそう。 仮想ヴィランには、それぞれにポイントが割り振られていますわ。 仮想ヴィランを行動不能にしたり、壊したりしたら、そのヴィラン分のポイントがもらえると。 中には、説明の紙に書いてある〈ゼロPヴィラン〉これはマリオで言うドッスンというもの? なにそれ?どこかで聞いたことがあるような、、、 まぁいいです。 斗都 、、、そろそろ始まる、、、 ??? よっしゃ、腕見せてやるか、、! 斗都 (勢いがない勢い、、、) あの、、、 ??? ん? どした? 斗都 、、、 (自分から男の人に話しかけるの、緊張しますね、、、) あ、えっと、、、 ??? どうしたw 緊張するよね。 斗都 えっと、お、お互い?が、頑張りましょう。 ??? 、、、 え 斗都 、、!? (えって?ひかれた?) 瀬呂 俺、瀬呂範太。 まあ、瀬呂でも範太でもいいよ。 あなたは? 斗都 えっと、わたくしは天野斗都です。 瀬呂 面白い子だね! 、、、よし! 試験、もし2人で合格して、同じクラスだったら、友達よ! な? 斗都 え、、、 (え?いきなり友達?私、友達なんて出久と勝己くんくらいしかできたことないのに、、、) ポロポロ 瀬呂 え!? 大丈夫!? 俺何か言っちゃいけないこと言った!? 斗都 (自分より人の心配、、、) い、いえ、、グスッ ちょっと、 嬉しかっただけですので。 瀬呂 、、、、 (マジか、、、 友達で嬉しい、、、) 、、、俺が言っていいことなのかわからんけど、 あんま溜め込むなよ。 斗都 !? え、、、グスッ 、、、うん! ありがとう! ニパアァァァァァア! 瀬呂 (え、笑顔が眩しい、、、) お、そろそろよ。 プレゼント・マイク じゃあ、そろそろ、、、 スタアァァーーーーーット! 皆1 え? 皆3 いきなり? プレゼント・マイク なにもたついてんの!? もう始まってるよ! 実戦じゃカウントなんてないの! みんなはその声で一斉にスタートした。 斗都 (手始めに殴ってみるか、、、) バコオオン 斗都 痛っ! (やっぱり硬い、、、) じゃあ、 SMASH‼︎ ??? !? (SMASH⁉︎) 斗都 よし、5P。 斗都 では、手始めに、 (皆様をできるだけ傷つけぬよう、) 血気術 爆血!! さっきヴィランを殴った時についていた血が爆発した。 、、、と同時に隣のヴィランも、斗都が放ったのとは違う爆発を起こした。 双方はそれに気づき、、、 2人 (あれは、、、) 斗都 (直ぐにヴィランに向き合わなければ、、、) 芻霊呪法 共鳴り ガコオオン 斗都 続いて、、、 芻霊呪法 簪 バゴオオン‼︎ 斗都 (、、、今現在13P) ガッゴオオオオオオオン‼︎ 斗都 !? (あれは、、、) 瀬呂 痛ー ってゼロPヴィラン! 斗都 、、、瀬呂さん! 瀬呂 ! ちょ、来ちゃダメじゃね? 斗都 平気です! 許さない、、、 たとえポイントがなくても、、、 ゼロPヴィランでも、、、 私の友達を傷つけるなっ!!! バコオオォォォォォォン 瀬呂 え、、、 斗都 蟲の呼吸 蝶の舞 戯れ バサァァ 斗都 、、、 瀬呂さん、、、 瀬呂 (俺より男子してる、、、) 俺はさっき打ったのだけだよ。 斗都 手を、、、 瀬呂 ? 斗都 失礼します、、、 チュッ 瀬呂 、、、え? /// なにしてんの?/// 斗都 え〜、、、 いきなりやるのはあれでしたが、これは私の回復の方法の一つです、、、 、、、痛くありませんか? 瀬呂 、、、あー 確かに。 痛くないわ! ありがと! ギュッ 斗都 え!? /// 手を、、、は、話してください。 瀬呂 (マジか、、、お礼で手を握ったつもりだったんだけど、、、 どんだけ男慣れしてないんだ、、、) 斗都 では、/// 失礼します、、/// 瀬呂 バイバーイ (って言いながら最後まで照れてんじゃん。) 斗都 (さっきは表面上の怪我だけでしたので、 手に口付けをしなくてはいけませんでしたが、、、 もっと傷が重かったり軽かったりしたら、違うやり方なのですよね。) 気にせずに行かなくては、、、! それからしばらくして、、、 プレゼントマイク シュウリョーオウ!!! じゃあ、各自もう帰っていいよ! また、結果発表の時! 斗都 (帰ろう、、) トコトコ 、、、 キョロキョロ 、、、 トコトコ 、、、 キョロキョロ 私は、今3人の人を同時に探しています。 、、、出久と勝己くんと瀬呂さんですわ。 、、、、、、あの爆発、、、間違いなく勝己くんです。 小さい頃だけど、何度も見てきたからわかります、、、 多分相手の方も気づいていると思いますが、、 勝己君がいるということは、出久もいると思いたいですけれど、、、 、、、瀬呂さんは、、、色々と謝りたいし、普通に話したいですわ。 蛙吹さ、、、梅雨ちゃんも一応友達?にはいるかもしれないけれど、 今1番心の拠り所なのは、唯一居ると確信できて、友達の瀬呂さんだからですわ。 斗都 ! せ、瀬呂さん! 瀬呂 ! おお! 天野! 斗都 、、、よかった、、、 わたくし、今1番話せるのが瀬呂さんなので、、、 瀬呂 マジか! 、、、なんか照れるわ、、、 斗都 ? どうしました? ??? えぇ〜 瀬呂の彼女〜?w 瀬呂 シャーラップ! ??? ごめんてw で、名前は? 上鳴 俺は上鳴電気! 斗都 わ、わたくしは天野斗都、、、です、、、 瀬呂 だいジョーブ! 怖がらなくてもなにもされないから! 上鳴 ちょっと! 瀬呂、それはないだろ、、、 瀬呂 はは、、、 運転手 天野様、お迎えにあがりました。 斗都 御礼申し上げますわ。 2人 !? 瀬呂 え、、、 お嬢様、、、 上鳴 うひょー 顔面だけの偽物じゃねぇな! 斗都 顔面だけの偽物、、、 ! そうですわ! あの、よければ、上鳴さんと瀬呂さんもお乗せできませんこと? 運転手 !? (ついにこの時が、、、) 瀬呂 え? 悪いよ、、、 上鳴 えー 瀬呂〜 せっかくのチャンスを棒に振るのか? 瀬呂 ええ、、、 斗都 あ、、、 い、嫌ならいいんですよ、、べ、べ、べつ、、に、、、 無理しなくても、、、 瀬呂 (うわぁ〜、、、無意識でそんなこと言われたら、、、) 上鳴 ニヤニヤ 瀬呂 わかりました、、、 乗りますよ。 斗都 あ、ありがとうございます、、! 瀬呂 よろしくお願いします。 斗都 わ、わたくしが中央に座ります。 上鳴 なあ、天野、俺たちもう友達だよな? 斗都 !? (え、まさか?) 上鳴 まぁ、名前交換したらダチ!っていうもんな! 瀬呂 おい、、、 上鳴 え? 斗都 グスッ、、、、グスッ 上鳴 え、、、 お、俺なんかした?(涙目) 瀬呂 いや、多分、嬉しかったんだと思う。 斗都 、、、グスッ ま、誠に、、グスッその通りでグスッ、、、ございますグスッ、、 わ、私、、、グスッ 今まで、グスッ友達ができるなんて、グスッ考えられなかったのでグスッ 嬉しいです、、! 2人 、、、 上鳴 (マジか、、、 可愛すぎんだろ!? いや、普通に俺は今までナンパしようとかしたことあったけどね!? これは訳が違う、、、 ちょっとおちょくり過ぎた、、、)ってやつなんだな、、、 瀬呂 ? なんのやつだって? 上鳴 !? (ヤッベ声に出てた、、、) 独り言だよ。 運転手 では、お二人をお先にお送りします。 住所を教えていただければ、お送りします。 上鳴 俺はーーで、ーーーです。 瀬呂 俺もーーのーーーーーです。 運転手 かしこまりました。瀬呂様の方からお送りいたします。 瀬呂 (うわぁ、、、瀬呂様とか、、、「様」!?様呼びなれんなぁ、、、) 運転手 上鳴電気様ですよね? 上鳴 うぃーす、、、 瀬呂 (いや、もうちょっと礼儀を考えろよ!?) 運転手 では、出発します。 数分後ーー 上鳴 そしたら上から丸いやつが降ってきて、、、w 瀬呂 は、腹いてぇ、、w 斗都 、、、? 瀬呂 ! 上鳴、、w 天野、ウケてないっぽいぞw 上鳴 え“今のウケないのは重症だよ!? 瀬呂 人によって笑いのツボは違うのよ。 上鳴 そうだけどさぁ、、、 運転手 瀬呂様、着きましたが、、、 瀬呂 ! ありがとうございます! 上鳴、天野、じゃあな! 上鳴 おう! 斗都 では、、、 上鳴 、、、 (いや気まず!) 運転手 お二人は友達なのですか? 上鳴 ! (空気読んでくれた!) まぁ、そうなんじゃないですか? 斗都 、、、わ、わかりません。 上鳴 え”あ、そう。 なんかそんなに正直に言われると心が痛い、、、 斗都 え!? だ、大丈夫? し、心臓マッサージ、、、 上鳴 まって、そんなことされたら呼吸止まるわw 斗都 呼吸が止まる!? じ、人工呼吸も必要ですの!? 上鳴 待って、、、w 俺そんなことされたら、ほんとに死んじゃうよ、、www 斗都 え、、、! LED! 上鳴さん!LEDです! 上鳴 いやwもう平気だから、、、w 運転手 着きましたよ。上鳴様。 上鳴 はぇー、、、 じゃあな天野! ありがとうございます! 斗都 では。 また学校で会えるといいですね、、、 上鳴 怪しげな雰囲気出さない! 斗都 フフッ では、、! ガー 上鳴 、、、 (学校で会えるかな?) 斗都 、、、疲れてしまったので、寝てもいいでしょうか? 運転手 はい。 まだ家まで三十分ほどあります。 斗都 では、失礼させていただきます。 、、、 、、、 、、、 、、スースー 運転手 (寝るの早!?) 運転手 さ、、、、き、、、ま てん、、、おきて、、、 天野様、起きてくださいませ。 斗都 、、、 ノビー ありがとうございます。 では、失礼しました。 運転手 どうぞ御気をつけて。 斗都 ただいま帰りました。天野斗都です。 使用人 天野様、御当主様の妻がお呼びです。 斗都 、、、 かしこまりました。 では、失礼します。 サー カタン 斗都 (まずは正装に着替えなくては、、、 なぜ義母に会うだけなのに、正装に着替えなくてはいけないのでしょうか、、、 それに戻ってきたのなら、直ぐに汚らしい服に着替えるというのに、、、) ↓ 全然綺麗です。感覚がおかしいだけ。 斗都 しつれいします。 恭子 どうぞ。 サー カタン 斗都 本日は、なんのご用件でしょうu ガッシャン 恭子 そんなこと、いちいち聞かなくてもわかっているはず。 分からなくとも察しなさい。 斗都 (そんな、、、) は、はい(震え声) 恭子 はて、成果は? 斗都 、、、まだ発表されてはおりませんが、御期待に添えられるほどn ベチッ 斗都 っ! 恭子 「期待に添えられる?」 ハァ、、、 ふざけるな!そんなの当たり前だ! 期待などと同程度では前には進めん! 斗都 っ!、、、 恭子 、、、もういい。帰って今日のプランをやれ。 まだ午前だ。昼を食べたら直ぐにやれ。 斗都 、、、 かしこm 恭子 返事が遅い(低音) 斗都 ヒィ、、、! 恭子 !? へぇ、、、「ヒィ」、、、ねぇ、、、、 斗都 (あ、、、) 恭子 今日の昼は抜きですーw その代わり、夜に昼の分も入れてやる。 もちろん、全部食べられないようだったら、、、 斗都 わかっております、、、 恭子 、、ほぅ。いい返事だ、、、 、、、どころで、車に乗っていたのはだれよ? 斗都 !? 見ていたのですか!? 恭子 質問に答えろ。 斗都 、、、雄英高校の、試験の時、たまたま帰りが同じだったので、 車に乗せて、家まで送り届けました。 恭子 そう、それd 豪快 もう良い(低音) 斗都 失礼しました、、、 サー カタン 斗都 、、、 (こ、殺されなくてよかった。) 使用人 で、では、部屋まで戻りましょう。 トコトコ トコトコ 夜になりーー 斗都 (、、、勝己くん、、、出久、、、) 2人に久しぶりに顔を合わせたい、、、 (瀬呂さん、、、上鳴さん、、、) 笑わせてほしい、、、 4人に、、、 「会いたい」
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