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amber.
※御本人様方とは一切関係ありません。
amber.
連絡のわずか数十秒後、
病院へと駆ける3人の男たちがいた。
雨栗
米将軍
ルザク
ルザク
雨栗
米将軍
ルザク
米将軍
雨栗
米将軍
国営病院、
地下10階。
そう。
彼らがいる「檻」は、地下1階ではない。
万が一のことを考え、
脱出を不可能にしようと、
深く、埋められたのであった。
101
どれだけ、時間が経ったんだろう。
あれから。
聞こえてくる痛々しい声も、
もう、聞こえなくなった。
———本来なら聞けないはずの、声。
実験が与えたこの耳。
聞こえてくる仲間の声は、
胸を締め付けた。
そして、
狂わせた。
もう、疲れたんだ。
何もかも。
————殺して欲しい。
そう、思うのは、
罪だろうか。
もう、助からない。
痛い。
辛い。
そう、弱々しく息を吐くぼんじゅうるの目には、
もう————
光などなかった。
102
ドズル
訳もわからず、笑う男が1人。
他人に思いを馳せる脳など、
すでに消え失せていた。
どれくらい経ったかなぁ。
明日は何するのかなぁ。
この男が思いを馳せるのは、
明日が楽しいのか。
それだけである。
103
MEN
ここ最近、
吐いてばかりだ。
生きた心地がしない。
床には、何度も吐いた跡が残っていた。
壁にもたれかかり、
肩で呼吸をする。
俺は、
人間じゃなくなった。
本当に、助かるのか?
出られるのか?
約束、したのにな。
みんなは、大丈夫だろうか。
ぼんさんが、1番長く、
閉じ込められてる。
それと、
ドズさんも様子が変だった。
おんりーとおらふくんに関しては、
————分からない。
MEN
MEN
何度も切断された四肢。
胴。
————首。
俺はもう、殺されたくない。
何度死んで、
何度再生すればいい?
メンタルが、もたねぇよ……。
首を切られた時の、あの感覚。
細胞がまだ生きていて、
再生しようとする、あの感覚。
MEN
楽に、なりたい………。
104
この部屋に来てから、
3週間と4日。
——脳が勝手に覚えていた。
それに、
思い出せないッッ……!
何かっ…
大切な人たちを、
忘れている気がする————。
あったかくて、
楽しくて。
おんりー
ッ思い出せっ!!!!
何か……、何かっ!!
おんりー
おんりー
視界が滲む。
すると、脳内で語りかけるものがあった。
合理的じゃないなぁ。
そんなことよりさぁ。
状況把握、でしょ?
おんりー
脳内の機械が、暴れ出す。
感情論とか、w
無駄だなぁ。
おんりー
出たよ言い訳。
思考の放棄。
はぁあ。
おんりー
おんりー
———そんなんじゃ、ない。
忘れちゃ、いけないんだよ。
だめなんだ。
忘れちゃ。
すると、嘲笑うかのように声が聞こえてきた。
なぜ?
おんりー
根拠のない主張は無意味だよ。
おんりー
頭痛が襲う。
…なんで、思い出せないんだ。
やめてくれ。
俺の脳で、勝手に暴れるな。
やめて、くれッッ!!!
おんりー
おんりー
おんりー
頭を抱えて、座り込んだ。
その背中は、
酷く脆かった。
105
視界が、歪んでいる。
意識が、朦朧としている。
吐き気が、する。
体を襲う不調は、
休むことなく畳み掛ける。
血の気の引いた顔。
たくさんの管が繋がれた腕。
その体は、動くことはなく、
部屋の隅で、だらんとしていた。
体が、動かない。
さっき、毒が流れてくるのが見えた。
じきに、意識を失うはず。
グルン
おらふくん
MEN、ごめんなぁ。
約束したのに。
僕は、もう無理や。
おらふくん
またね、みんな。
そんな彼らに、救いの手が3本。
病院前に届いていた。
雨栗
ルザク
雨栗
ルザク
ルザク
米将軍
そこには、息の荒い男が立っていた。
雨栗
雨栗は、安堵の表情を浮かべた。
ルザク
米将軍
早速駆け出す2人を、
雨栗
慌てて雨栗が制止した。
ルザク
米将軍
雨栗
雨栗
雨栗
8人。
ルザク
米将軍
雨栗
ルザク
"出口潰す"
雨栗
ルザク
米将軍
米将軍
米将軍
米将軍
雨栗
※「入口崩し」の意。
ある男の瞳から、光が消える。
ルザク
雨栗
ルザク
米将軍
米将軍
ルザク
雨栗
雨栗
雨栗が、3枚の紙を差し出した。
ルザク
米将軍
雨栗
ルザク
米将軍
じっと、写真を見つめる。
ルザク
ルザク
雨栗
ルザク
米将軍
米将軍
雨栗
米将軍
雨栗
米将軍
ルザク
行こう
一方その頃。
ヴァル
ギオ
ギオ
ドク
ドク
ドク
ヴァル
ヴァル
ヴァル
ヴァル
ギオ
ドク
ヴァル
ドゴオオオオン
地割れのような、そんな音が響いた。
ギオ
ドク
ヴァル
何かを察したように、
鋭い目つきで、天井を見上げる。
ギオ
ドク
ヴァル
ヴァル
黒鴉だ。
病院入口
米将軍
米将軍
ルザク
雨栗
小さく笑みを浮かべる。
米将軍
ドゴオオオオン
ガラガラと、入口が崩れた。
雨栗
雨栗
米将軍
ルザク
雨栗
米将軍
ルザク
米将軍
ルザク
雨栗
雨栗
米将軍
米将軍
ルザク
雨栗
米将軍
雨栗
米将軍
そんな中、逃げ惑う3人。
ヴァル
ギオ
ドク
ヴァル
ギオ
ヴァル
ヴァル
しかし、今さら後悔してももう遅い。
ギオ
ヴァル
ドク
次の瞬間。
米将軍
ヴァル
米将軍
ギオ
黒ずくめの男が、1人現れた。
ドク
米将軍
米将軍
そう言って、にこやかに笑った。
ヴァル
米将軍
ドゴッ
ドク
米将軍
冷ややかな笑みを浮かべながら、一発。
※無線
米将軍
米将軍
米将軍
ルザク
米将軍
雨栗
ルザク
米将軍
米将軍
米将軍
ドク
先ほどの一発が、よほど強烈だったのだろう。
未だまともに立つこともできず、もがいている。
ヴァル
ヴァル
ダッ
駆け出したヴァル。
ギオ
ヴァル
ギオ
ギオ
米将軍
ギオ
次の瞬間、
ギオが、ポケットから何かを取り出した。
米将軍
ギオ
バシャッ
液体の“何か”が、ローブにかかった。
米将軍
米将軍
米将軍
思考を張り巡らせる。
そして次の瞬間。
米将軍
ギオは、うすら笑いを浮かべた。
ギオ
米将軍
ギオ
バシャッ
米将軍
米将軍
米将軍
ギオ
米将軍
目の前には、にこやかに手を振る男が立っていた。
死を感じ、思わず目を瞑る。
米将軍
米将軍
すると、
ルザク
ドンッ
米将軍
思いっきり押し飛ばされた。
ルザク
米将軍
ギオ
ルザク
ギオ
その只者ならぬオーラに、震えが止まらない。
ルザク
ギオ
ギオ
ルザク
ギオ
意図の見えない質問に、思わず唖然とする。
ギオ
ルザク
ズシャッ
ギオ
視界が、傾く。
次の瞬間には、地に横たわっていた。
目の前には、
ギオ
己の右足。
米将軍
ルザク
ルザク
ギオ
ルザク
ギオ
ギオ
米将軍
そこには、組み伏せたドクの上に座る米将軍。
ルザク
ルザク
ルザク
ルザク
ギオ
米将軍
米将軍
ギオ
ギオ
ギオ
ギオ
ギオ
ギオ
ルザク
ルザク
ルザク
ドッ
首に、鈍い感触が伝わった。
米将軍
ルザク
米将軍
この男が味方で良かったと安堵する。
ルザク
ルザク
米将軍
※無線
米将軍
米将軍
ルザク
雨栗
雨栗
ルザク
ルザク
米将軍
雨栗
雨栗
雨栗
米将軍
ルザク
雨栗
米将軍
ルザク
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
米将軍
雨栗
雨栗
雨栗
雨栗
空気が一瞬、重くなる。
米将軍
ルザク
雨栗
雨栗
ルザク
雨栗
雨栗
雨栗
米将軍
ルザク
遡ること15分。
雨栗
一度、雨栗はこの場所を訪れていた。
雨栗
雨栗
そこには、長く続く階段があった。
雨栗
タッタッタッ
軽快なリズムで駆け降りていく。
雨栗
雨栗
雨栗
下っても下っても見えてこない、
「次のフロア」
雨栗
そして下りていくと見えたのは、
鉄格子のはめられた、
5つの扉だった。
雨栗
1番手前の扉の鉄格子から、
中を覗く。
すると、
???
???
驚きの声と共に、苦しむ声が聞こえて来た。
雨栗
全ての部屋を、慌てて覗き込む。
雨栗
一部屋……、いや一檻の中には
怯えた子供が、
1人ずつ、いた。
雨栗
雨栗
雨栗
雨栗
5人。
雨栗
雨栗
雨栗
【被験体】?
3人が、地下10階に急いでいた、
その頃。
1人、逃げた男がいた。
ヴァル
ヴァル
悔しそうな表情はしてみるものの、
まだ、希望を見ていた。
ヴァル
ヴァル
ヴァル
そう言って棚を漁り出す。
ヴァル
ヴァル
そう言って手に握られていたのは、
小さなスイッチ。
ヴァル
ヴァル
ヴァル
ヴァル
ヴァル
ヴァル
ヴァル
こうして、戦いの火蓋が切られた。
amber.
amber.
amber.
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#キャラ崩壊、口調迷子注意
#最強
コメント
6件
この物語めちゃくちゃすきです💘 一気読みしちゃいました‼️ みんな助かりますように…

違ったら申し訳ないのですが、子供って…ドズル社…?子供にされたの…⁉えぇ⁉(歓喜)不謹慎とかより喜びが勝ってしまう…!
続き楽しみ✨