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あんなに
辛くて
苦しかった日々も
俺らの大切な思い出で
離れると
少し寂しい
なんて
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21時
みんなが寝始めて
人が少なくなったリビングで
盗み聞きをしていた
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ハッキリと言い放つ
部屋の雰囲気が一気に重くなる
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ふと思い出した
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俺は見てきた
みんなが3人に
視線を送る中
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俺は
さとちゃんが興味を示していることに気が付いた
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いちばん辛かったのは、
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いつもいつも、
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どこまでも
俺の兄ちゃんで
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ぼくは………………
ぼくも
ぼくがなにを言いたいのかわかんない
ばぁうくんがあの日々を美化しているのが
嫌で嫌で仕方なくて
これって
ぼくの考えの押しつけかな
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ぼくはさとみくんの過去を知らない
でも
辛かったであろう日々を
耐えてきたことを
ただ褒めてあげたかった
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「「なんであんな点数とったのよ!!」」
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「「全部言いなりになんなくてもいいじゃんね」」
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「「みんなで乗り越えようって言ったじゃん」」
「「うそつき…………」」
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「「色々な病気を患っていて危険な状態です」」
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お母さんが
包丁を持つ
ソレをぶんぶん振り回して
こちらにやってくる
とうとう
壁まで追い詰められる
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そこで
どこかから
パトカーのサイレンが聞こえてくる
うちの前で止まってくれたら
なんて期待する
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パトカーのサイレンが
いちばん近くで止まる
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安心したのもつかの間
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包丁が
ぼくに向かって
振り下ろされる
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そのからの記憶は無い
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ぼくの思いを
正直に言えた
はじめての日になった
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ガチャ……
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彼だからこそ言えること
自分でもどうしていいか分からなくて
自分がどうしたいのかすらも分からなくて
涙がこぼれる
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5つも年下の彼に
慰められる
あー…………
みっともない
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がちゃ…………
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部屋に入ってきた彼が言う
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たった11歳の彼
俺らよりも
全然おとなに見える
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俺ら3人
まひちゃんを置いて逃げてきてしまった
お母さんは
前科もあり
捕まっているのだが
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そういえば
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なんとなく
何も考えずに
ぺらぺら喋って
なんでかわかんないけど
自分の気持ちがまとまった感じがする
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りいぬくんがカーテンを開ける
暖かい日差しが窓越しにやわらかく伝わる
リビングは
昨日のことがあって
少し静かだ
ばぁうくん傷つけちゃったかな
いつも通り話してくれるかな
ばぁうくんは我慢してたのに
僕だけ好きに喋って
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肩が揺れる
心臓の音が大きくなる
なにを言われるのか
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ばぁうくんが耳に話しかける
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いつもの
ばぁうくんだった
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ばぁうくんの気持ちは
わかんなかったけど
なんとなく
また少し
心が近づいた気がした
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