コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
真衣
梨奈
私。私は岡本梨奈。そして、何度も私の名前を言っていたのは幼馴染,一ノ瀬真衣だ。
真衣
梨奈
真衣
梨奈
彼女が言っている松野君とは「松野千冬」 私の好きな人。 だが彼女も私と同じ感情のようで、彼が好きらしい。
真衣
私も彼のことが好きなのを知らない彼女は私に相談をしてくる。
梨奈
真衣
と私の心が崩れるようなことを言ってくる。
真衣
昼。授業が終わった後私の前の席の彼女は私が前から相談に乗っているからか、いつの間にか梨奈「先生」と呼んでくるようになった。 まぁ梨奈先生!と呼ばれて不愉快な訳ではないが。
梨奈
と、ライバル相手にアドバイスをしてしまう私は本当に駄目だと思う。
真衣
梨奈
そう言って真衣は真剣な顔をした。いつ連絡先を聞くか考えているのだろう。 真衣は私に相談をすると必ずお礼にと何かをしようとする。だが私はそのお礼を今まで1度も受け取ったことがない。相談を聞いただけだし…と断っているのだ。 しかもいつもお弁当を持ってきているためメロンパンは断っている。好物と言っても今すぐ食べたい!待ちきれない!という訳ではないから。
真衣
梨奈
真衣が言っていたあやとは高橋あや。真衣の友達。一緒にいるのをよく見かける。 きっと私より仲がいいだろう。 でも、何故?なんで彼女じゃなくて 私に相談している? 私より仲がいいあやがいるのだから私に相談しなくてもいいだろう。 … 変な事を考えるのはやめよう。 お弁当持って屋上行こ。 ?! ない?!もしかして家に…? はぁ…と小さなため息をついた。 まぁいいや、今日は何故か運がよく、満腹だった。 まだ時間あるし、暇つぶし程度で屋上行こ、 いつもお弁当を食べる為だけに屋上へ行くので手ぶらで行くのは初めてだった。
「キィ」と古古しい少し重たいドアを開ける。 重たいドアを開けるのは少し大変だけど何故か毎回屋上へ来ている。 フラフラ〜と歩き私がいつも座っている周りよりかは違う明らかに新品のベンチへ座る。確かこのベンチは2月に先生達が話し合い屋上に置くことにしたんだっけ…
呑気なことを考えていたら屋上の扉が「ギィィ」と少し耳障りの悪い音をだしながら開いた。どうやら入ってきたのは…? 私の好きな人 "松野千冬"だった 何故あまり人気のない屋上へ来たのだろうか。 もしかして、私に会いに?…と言うバカな言葉が一瞬頭をよぎった
梨奈
千冬
千冬
千冬
梨奈
結局私に会いに来てくれたんじゃなかった。 そうだよね、こんな私に会いに来るなんて…と勝手に期待し勝手に落ち込むなんて馬鹿みたい笑
千冬
梨奈
千冬
梨奈
千冬
梨奈
千冬
梨奈
やばい、気まずい。 何か話題は無いか、と頭の中で必死に考える。
千冬
梨奈
千冬
梨奈
千冬
梨奈
真衣にはそんなこと言われたこと無かったが… 好きな人の前になるとわかりやすくなってしまうのか? できるだけ直さないと、、って、 危ない、諦めるんだった。 松野君は真衣の好きな人。 私より何倍も可愛くてスタイルがよくて面白い、私が憧れてる人 諦めないと__
梨奈
千冬
梨奈
好き。または気になってる。と言ってくれ…もう2人がくっついてしまえば諦められるから、
千冬
梨奈
千冬
梨奈
彼の意外な発言に少し安心してしまう私。何してるんだ。諦めるのに、
千冬
梨奈
千冬
真衣とは交換しなかったのに私とはしていいのか…? 何それ、そんなの、
梨奈
期待しちゃうじゃん_
千冬
梨奈
千冬
幸せ_ずっとこの時間が続けばいいのにな、 勿論、続く訳でもなく時計の針が昼休み終わりの指定時間に指した
千冬
梨奈
彼と話せて楽しかったなぁ…
梨奈
千冬
2人
梨奈
千冬
顔が赤くなる。まさか私だけではなく彼も同じことを思ってくれていたとは なんて幸せだろう。私。
彼の顔を少し覗いてみると 耳が少し赤くなっていた。
千冬
梨奈
千冬
授業、サボりませんか?__