しばらくすると意識が戻ってきた
私…生きてる…?
私死んだはずじゃ…?
周りから音は聞こえない
犯人もいなさそうだ
起きても大丈夫…かな
近宮 零羅
っ…まぶし…
そこにあったのは無数に輝く星達だった
近宮 零羅
ぇ…ここ…どこ…?
あまりにも現実とは思えない光景に目を疑う
近宮 零羅
あぁ、此処が死後の世界ってやつかなぁ
近宮 零羅
青空とか花畑じゃないんだ…
近宮 零羅
夜っぽいし…
近宮 零羅
というか空っていうより…宇宙…?
とりあえず改めて探索してみようかな
近宮 零羅
というか此処…駅じゃない?
よく見たような景色かと思ったら 此処、駅か
まぁ駅であってもなくても、あまり関係はないけど
そして探索だ
まずは駅の階段
近宮 零羅
チェーン…くぐってもなにかに阻まれて通れない…
駅の看板や広告も見てみる
近宮 零羅
文字化け…?かなぁ
未知の言語だったりして!
未知の言語だったりして!
まぁそんな訳もなくただの文字化けのようだ
近宮 零羅
うーん…駅も狭いからなにもわからないなぁ…
近宮 零羅
そんな漫画みたいに手がかりを見つけて脱出!
近宮 零羅
此処から冒険が始まる…みたいな事はないのかぁ…
そんな都合がいい訳もなく
近宮 零羅
っと、それにしてもほんとに宇宙って感じだなぁ
近宮 零羅
宇宙?それっぽく言うなら銀河とか?
よく聞くような天国とはまるで違う
近宮 零羅
天国にも種類があるんだね
と、そんな風に関心していると遠くから音が聞こえてくる
まるで電車のような
近宮 零羅
電車…?
音の聞こえる方を見てみると電車というか
電車より大きな “蒸気機関車”のような
とても大きな機関車が駅に向かってきていた
近宮 零羅
機関車…初めて見た…!
なんてちょっと興奮気味に見ていると その機関車は私の目の前で止まった
しばらくすると、車掌さんが被るような帽子に、白衣のような物を着た人が降りてきた
???
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