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不 仲 と か 関 係 な く 好 き や ね ん 。
水_Hto
水_Hto
水_Hto
水_Hto
水_Hto
青_If
水_Hto
水_Hto
青_If
水_Hto
青_If
水_Hto
青_If
水_Hto
水_Hto
青_If
青_If
ど ~ やら最近、水は"ビジネス不仲"っていう設定を忘れているらしい。
まぁ俺としては好都合やな。
片想い歴2年。
この2年間で何度"不仲"って設定で苦労したことか。
そんなん一々数えてへんけど、数ある青組配信だけは詳細まで覚えている。
『 さっき忘れてたじゃん 』って?
あほやな、俺は好きな子の前で素直になれる程器用な男じゃないねん。
水は未だに、俺の事を不仲相手だとしか思っていないのだろうか。
それとも、相方2人の内の1人か。
ど ~ せそんな深く思われてないんやろな。
……俺としてはそれだけで充分やけど。
"恋人関係"とか、そんな高望みはもうしないって決めた。
やって、相手は水やもん。
水が俺の方向く筈ないって、もう分かってんねん。
青_If
インターホンを鳴らすと、少し間を置いてドアが開いた。
青_If
水_Hto
青_If
言いかけて固まった。
いつもの白パーカー姿、いつもの髪型、やけど……
猫耳がぴょこんっと揺れていた。
その後ろには、柔らかそうな尻尾がふわりと動いている。
青_If
俺は思わず吹き出しそうになった。
可愛過ぎて、なんか分からへんけど逆に笑いそう。
水_Hto
水_Hto
青_If
水_Hto
水は目を伏せて、耳をぺたんと寝かせた。
怒ったような、泣きそうな、困ったような……
その全部が混ざったような表情で。
それがどうしようもなく可愛くて。
やけど、すぐに笑うのをやめた。
水の肩が、微かに震えとる。
青_If
水_Hto
水_Hto
ぼそ、と落ちる声が、胸を貫いた。
__あぁ、俺、最低やな。
青_If
青_If
必死に言い訳を並べる俺に、水はちらりと目を向けた。
その瞳がいつもより潤んで見えるのは、猫化のせいか、それとも──
その時。
ふわりと一枚の紙が俺の肩に落ちてきた。
青_If
拾い上げると、書かれていた文字は『 キスしろ 』の4文字だけ。
青_If
思わず水を見た。
水は目を見開いたまま、顔を真っ赤にして首をぶんぶん横に振っている。
水_Hto
水_Hto
青_If
青_If
水_Hto
その姿でしょんぼりしないでほしいんやけど。
可愛過ぎて心臓が限界やねん。
青_If
水_Hto
気付くと俺は、無意識に水を引き寄せてたらしい。
ほんまはすぐ離れるべきなんやろうけど……ま、ええか。
青_If
言った後、正直俺自身もびっくりした。
安心させる一言を言おうと思ったのに、まさか告白をしてまうなんて……。
けど、自然と言葉が止まらへんのは何でなんやろか。
青_If
青_If
青_If
青_If
水_Hto
水の頬にそっと手を伸ばす。
青_If
水_Hto
小さく頷く水の、うっすら震えた睫毛が揺れて──
俺はそっと唇を重ねた。
ふわりと光るような水色の耳が、ぴくんと跳ねる。
2人の間に流れる時間が、すうっと溶けていく。
唇を離すと、水はぽつりと呟いた。
水_Hto
青_If
そう言いながら、目の端が熱くなる。
猫耳のまま俺の胸に飛び込んでくる水を、俺は強く抱きしめた。
この後、水を猫化したしゃっちょは水に酷く叱られていた。
俺達を繋いでくれたしゃっちょには俺からお礼を言っておこう。
……あとついでに猫化の薬も貰っとくか。
リクエストありがとうございます‼︎ こんな感じでどうでしょうか!?🥹 まだまだリクエスト募集中です!
コメント
10件
いや〜~、、好き。 マジでやっぱ、𓏸𓏸化っていいね✨ てか、最後の一言マジで好きなッチたわ やっぱ最高!!
青×水めっちゃくちゃ好きです✨ しゃっちょナイスすぎますね(() 青組は不仲だからこそなんかツンデレみたいでかわいいですよね~! 神作をありがと~ございます♪
いやな点ないです! ねぇねぇこれってもう一個リクエストしていい系? 何個まで!とかある? あるならいいんだけどね!