あぁ…
何でこんなことになったんだろう…
ブルーロックにさえ来なければ____
凪
いーさぎッ
凪が後ろから肩に手を回してきた
図体がデカいから凪の頭を自分の頭に乗っけられている
普通に重いのである
潔
何だよ凪
凪
疲れたおんぶしてぇ〜
潔
…俺の今の手の状態を見て言ってんのか?
俺の手には鎖が嵌められていた
潔
…それか
潔
この鎖を外してくれるのか?
凪
え〜どうしようかなぁ
凪
玲王に外すなって言われてるし
凪
潔は逃げるしなぁ
潔
逃げねぇよ
凪
信じられな〜い
潔
あ、そぅ
一応聞いてみるが思ってる通りの反応だった
いわゆる俺は監禁されている
監禁されて今日で一年くらい…
なかば諦めかけている
凪
…ってか潔さぁ
潔
ん?
凪
最近、上から言うようになったよね
潔
どう言うこt
凪が首を絞めてきた
潔
う"ッ
やばい怒らせてしまった…
凪
慣れてくれるのは嬉しいけどそろそろここから出ること諦めてよ
潔
や" ッ め" ッ ッ
凪は声の口調もトーンも表情もあまり変わらないやつだから
つい、大丈夫なやつだと勘違いしてしまう
そんなことを考えてるうちにもみるみる酸素が届かなくなっていく
潔
こ"ッ め ン" なぎッ
凪
んー?
潔
もぅッデ な イ"
涙目になりながらも必死に声を出した
凪
うん。出ないよね
手を離してくれた
潔
はぁはぁはぁッ
咳をしながら必死に酸素を体に送った
凪
いさg
カイザー
おやおや世一くんじゃないかぁ
潔
カ イッザぁ…
カイザー
そんな地べたに這いつくばってどうしたんだぃ?
カイザー
それとも今日の夜の練習でもしてんのかなぁ〜?
ニヤニヤしながら俺を見下ろしてきた
夜の練習というのはここで必ず毎日1人に俺は性処理されている
潔
ッッ
凪
違うバカイザー、今潔にここの勉強していたところ
凪
気が散るからどっか行ってくんない?
この2人は普通に仲が悪い
潔
いってぇ…
身体中のあちこちが痛かった
潔
あの野郎…(カイザー)
潔
……
いつまでこんなのが続くんだ?
もしかしたら本当に一生…
そう考えただけでゾッとした、
潔
明日は、千切と玲王だっけ…?
朝気がつくと
妙に体が軽い感じがした
潔
(日差しがまぶしぃな…)
カーテンを閉めようとバットを起き上がると
潔
(あれ、こんなにベットデカかったけ?)
多少の違和感を感じながらベットを降り、鏡を見ると
潔
…え?
体が縮んでいた
潔
お、れ、、?
潔
どうなってんだよこれ
夢かと思い頬をつねるが夢から醒めない
それに夢だったら現実の感覚がありすぎる
潔
ぁ
手についていた鎖が手首が縮んだことによって取れていた
潔
逃げ…れる…?
コンコン
潔
ビクッ
ドアの方からノックがあった
千切
潔起きてるか?
潔
(ど、どうしよう…)
潔
(千載一遇のチャンスなのにッ)