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木野花音#TELLER文芸部様

主催

編集長

貴方凄いわ!

編集長

この前の脚本でもうこんなに有名に!

拓人

ありがとうございます

編集長

ねぇ、私の所にまた出してくれない?

編集長

次も必ずいい作品にするから!

拓人

こちらこそよろしくお願いします

拓人

貴方の作品はリアルですから

編集長

じゃあ、また来るね!

編集長

さようなら

拓人

はい、さようなら

バタン

拓人

あいつ、手のひら返したな

俺は拓人

脚本家を始めて1年経つ

元々あいつは俺の上司だった

いつも雑用しかやらせてくれなかった

そんなあいつも独立して2年

俺が下っ端だったので脚本を頼まれた

それがまさかの大ブレイク

あいつは一気に有名になった

まぁそのおかげで俺も食ってけるけど

拓人

新しいやつ書くか

拓人

と、その前に

拓人

夕飯行くか

店員

いらっしゃいませー

店員

何名ですか?

拓人

1人です

店員

ではこちらへ

店員

ご注文がお決まりになりましたら

店員

こちらでお呼び下さい

拓人

分かりました

何かひと段落ついた後

俺は夕飯を外食で済ます

拓人

すみませーん

店員

はい

拓人

ピザ一つ

店員

分かりました、少々お待ちください

俺はドリンクコーナーに向かった

確かコーヒーが無料だった筈だ

俺がコップを取っていると

後ろから声がした

学生

なぁなぁこの前の映画面白ろかったな

学生

あー、殺人鬼ってやつ?

学生

そうそれ

思わず笑みが溢れる

だってそれは

俺が書いた脚本だからだ

学生

確か脚本がアレだったよな

学生

えーと

学生

ヘンビルスタジオの編集長でしょ?

学生

それそれ!

学生

よく覚えてるな

は?

嘘だろ?

学生

すみません、おじさん

学生

早くしてくれます?

拓人

え、あ、ごめんね

学生

トロイんだよw

学生

ちょ、聞こえるw

席につくが混乱している

拓人

俺が書いたんだよな?

スマホで調べてみる

そこには

拓人

脚本、ヘンビルスタジオ

拓人

…嘘だ

拓人

そうだ、編集長

編集長

もしもし

拓人

あ、あの

拓人

殺人鬼の脚本って

編集長

ああ、それか

編集長

それならうちのスタジオ名で出したわよ

拓人

編集長

だって新人の脚本なんて見ないでしょ

編集長

なに

編集長

それだけでかけてきたの?

それだけ?

拓人

あ、いや

編集長

忙しいから切るわね

俺の何かが壊れた

いや、わからなくなった

俺はなぜかカメラを買っていた

そしてメッセージを送った

明日の朝、校舎に来て、と

編集長

朝早くから何?

拓人

少し見てほしくて

編集長

そのカメラは?

拓人

最近流行ってるやつです

拓人

誰でも動画をアップできるんですよ

編集長

へー

ピッ

拓人

さ、編集長

拓人

始めましょうか

編集長

何を?

拓人

まず右手が取れます

拓人

次に左手です

拓人

その次は足にしましょう

拓人

ハハハ

拓人

赤く染まって綺麗ですよ

拓人

編集長、有名ですね

拓人

俺の脚本奪ってどんな気持ちでした?

拓人

後悔させますよ

拓人

これで終わりだと思わないでくださいね

この作品はいかがでしたか?

232

コメント

2

ユーザー

実況の動機は「自分の作品を奪われた恨み」…! ありがとうございました!

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