トザッと高峠の体がベッドから落ちる
高峠
ん...
高峠
ん?
高峠
あ"!?
正装のまま寝ていたことに気づき
青ざめる
高峠
あれっまって!今何時!?
高峠
あと何曜日!?
焦りながら時計を確認する
〈 6:00 日曜日 〉
高峠
あ...日曜日...よかった、よかった...
安心して泣きそうな顔になる
高峠
あっ着替えなきゃ...
そう言ってクローゼットへ向かった
着替え終わる
高峠
よし、私服が1番ですね...!
動きやすいズボンに半袖パーカーに長袖が縫い付けてあるような服を着る
高峠
よし!
高峠
リビングに行きましょうか
髪が解かし終わると部屋から出ていく
ガチャ
高峠
おはようございます
坂橋
あっ高峠さんおはよう!
坂橋
長袖暑くないの!?
高峠
生地薄いのでいい感じの涼しさです!
坂橋
そっかぁ
挨拶と会話をする坂橋の隣には
高峠の相方がいた
高峠
あれっ
霜下
あっどうも...
高峠
おはようございます!
お辞儀をする
坂橋
こいつは俺が呼んだ!
高峠
そうなんですね
ほぉと言う
此村
あ!高峠ちゃんおはよぉ!
此村
なんか坂橋が相方は寮に住める〜とか
此村
一緒に住まない?〜とか言って...
此村
霜下は断れなくってさ...
住むことになっちゃったの
住むことになっちゃったの
高峠
そうなんですか!?
驚いて目を見開く
高峠
ご家族の方は何と...?
心配そうに聞く
坂橋
俺が悪いみたいな言い方
しないてくれない?
しないてくれない?
坂橋
まぁ大丈夫...だっけ?
霜下
うん
霜下
学校に近い方がいいし、
霜下
家賃無料だったから...
高峠
な、なるほど...
住む理由が無い訳では無かった
此村
じゃあ部屋は高峠ちゃんの隣か!
此村
相方同士の部屋は壁に扉着いてるんだよ!
楽しそうに言う
霜下
えっそうなの?
此村
そう!
高峠
そうでしたっけ?
此村
そうだよ!?忘れないで?
此村は笑う
...気の所為だろうか、
霜下の頬が少し赤かった
高峠
(異性と部屋が繋がってるのはさすがに抵抗あるか...?)
此村
まぁ鍵は閉めれるから大丈夫でしょ!
であれば安心だ
坂橋
鍵開けて襲っちゃったりして...
高峠
そんな訳n
霜下
ないっ絶対無い!
霜下はさらに赤くなる
と同時に坂橋の胸ぐらを掴む
坂橋
ふはっ冗談だって!!
高峠
無いナイ...ナイヨー...
高峠
(そんな拒絶されると泣きたくなるなぁ...)
とほんとしていると
此村
あ!今日あれだよ!あれ!
此村がなにか思い出したかのように言う
高峠
?
坂橋
BBQだ!!
高峠
あっ
坂橋
あぁっ相方連れてくる!
此村
まって私も!
2人は大急ぎで部屋を出ていく
高峠と霜下は残された
高峠
...
霜下
...
高峠
あっ部屋に荷物持っていきますか?
霜下が座っているソファーの横には
大きめの荷物が2つ置いてあった
霜下
あっそうしようかな...
霜下はそう言って立ち上がる
高峠
片方持ちますよ!
霜下
えっでも...
高峠
大丈夫です!持てます!
重そうな方を軽々しく持ち上げると
霜下は申し訳、恥ずかしそうにお願いした
霜下
...お願いします、
高峠
エレベーター欲しいですよねぇ
階段を上がりながら言う
霜下
だね...
霜下が持っいる荷物も重いのか
少し辛そうだった
高峠
...大丈夫ですか?
霜下
えっ あ、大丈夫...!
高峠
そうですか!頑張ってください!
高峠は微笑む
高峠
(なんか可愛いなぁ)
高峠
着きました!先輩の部屋はこちらです!
部屋のドアを開ける
高峠
中からしか鍵の開け閉めはできませんので!
高峠
安心してください!
荷物を部屋に入れながら言う
霜下
うん、ありがとう
高峠
いえ!
高峠
あっ私BBQの準備してくるので!
高峠
先輩も準備終わったらリビング集団です!
霜下
あ、はい
高峠
では!
2人とも自室に入り
BBQの準備を始めた