テラーノベル
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※過呼吸、嘔吐表現注意
個室に飛び込み、便器を掴んで激しく嘔吐する。
昼間の合宿飯も、さっき飲んだスポドリも、すべてが胃液と共に吐き出された。
喉が焼けるように熱く、涙がボロボロと溢れて止まらない。
....なんで、.....ッ、なんで俺、こんな.....ッ
吐き気が治まらず、何度も胃がひっくり返るような感覚に襲われる。
身体中の水分が全部出ていってしまうのではないかと思うほどの苦しさに、俺は便器の縁を白くなるまで握りしめていた。
ようやく吐き気が落ち着き、荒い息を吐きながら床に座り込んだ時。
静まり返ったトイレの中に、さっきの影山の冷たい声が、呪いのように蘇ってきた。
『....勝手にしろ。もう知らねぇ』
突き放された瞬間の影山の瞳。自分を拒絶した、あの氷のような視線。
それが中学の頃、自分を「気持ち悪い」と切り捨てた連中の目と重なり、頭の中で激しく明滅する。
.....影山にも、....変だって思われたかな。..... 俺が男を好きだって知ったら、.....あんな目で見られるのかな
急激に酸素が足りなくなる。 さっきまで吐き気で苦しんでいた胸が、今度は別の苦しさで締め付けられた。
「吸わなきゃ」と思えば思うほど、呼吸は浅くなり、ヒュッヒュッと喉が鳴る。
指先が連れ始め、自分の身体が自分のものではないような感覚に陥る。
無意識に、自分を突き放したはずの相棒の名前を呼んでしまう。
だが、返ってくるのは冷たいタイルに響く自分の荒い呼吸音だけだ。
フラッシュバックは止まらない。
罵倒する声、蔑むような笑い声、そして影山の怒鳴り声。それらが混ざり合い、巨大な渦となって俺を飲み込んでいく。
ついに意識の糸がぷつりと切れた。
俺の身体は力なく傾き、冷たい個室の壁に頭をぶつけながら、そのままコンクリートの床へと倒れ込んだ。
開け放たれた個室のドアの向こう。
合宿所の長い廊下は、俺を置き去りにしたまま、ただ静かに闇に包まれていた。
影山side
一方その頃、部屋に戻った俺は、自分の布団に座ったまま、一度も横になれずにいた。
握りしめた拳が、自分の怒りと、それ以上に強い「正体不明の不安」で震えていることに、俺自身もまだ気づいていなかった___。
個室の冷たいタイルに頬を押し付けたまま、俺はゆっくりと目を開けた。
換気扇の低い回転音と、窓から差し込む白々とした朝日。
どうやら、そのままトイレの床で意識を失い、朝を迎えてしまったらしい。
全身の関節がガチガチに固まり、ひどい倦怠感が残っている。
だが、昨夜のような激しい吐き気は治まっていた。
額に手をてると、冷たかったおでこが少し暖かくなっている。
....行かなきゃ。.....練習、行かないと.....
影山に「もう知らねぇ」と言われた。
その言葉が、胸に突き刺さった棘のように痛む。今日、コートに立っていなければ、本当にあいつの隣に居場所がなくなってしまう。
俺は震える足で立ち上がり、顔を洗って無理やり自分を鼓舞した。
体育館へ向かう廊下で、キャプテンの澤村さんに呼び止められた。
澤村さんの真っ直ぐな心配の眼差しに、俺の胸がズキリと痛む。
本当は今すぐ泣きつきたいくらい身体が重い。
けれど、ここで「体調が悪い」なんて言えば、また影山に「管理もできない奴」と切り捨てられる気がした。
俺はあえて大きな声で、いつもの120%の笑顔を作って見せた。
澤村さんは怪訝そうな顔をしたが、「無理はするなよ」と背中を叩いてくれた。
その手の温かさに、俺は奥歯を噛み締めて耐えた____。
どうでしたか…🙄💭 やっぱり過呼吸・嘔吐っていいですよね😏 (性癖) 明日→治侑のオメガバースの投稿です︎🫶🏻 遅くなりすぎますよね💦ほんっとにすみません🥲🙏🏻 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ NEXT → ♡500 ま た は 💬 2
コメント
10件
見逃してた、、 ひ、ひなたぁ、、
日向無理しなくていいんだよおお😿😿😿😿
毎回見るの遅くなるし💬も出来て無さすぎてほんとにごめん😭😭😭やばー!!!ちょ、嘔吐表現の書き方教えてくださいもちちゃん!!私マジで嘔吐表現書くの苦手なんだよね笑笑 影山はまだ自覚してないけどお互いが想いあってる?のいいよね💞💞🧚🏻治侑楽しみすぎる!!!まってるね‼️❤