卒業式の僕たち

※これは創作でご本人様とは一切関係ありません ※地雷な方は見ないことをおすすめします ※通報はやめていただくようお願い致します

三年間僕はこの高校で沢山のことを学び知った

恋愛

僕は入学式が終わり学校で迷子になっていた

そこには突然現れた

天使がいた

どこか儚げで、でも無邪気な雰囲気をまとう その笑顔にその時はどうしようもなく惹かれていた

その時嫌でもわかった

これが恋なんだと

あのあと僕とるぅちゃんは連絡先を交換してお互い家に帰った

なぜこんなに卒業が憂鬱だって? 理由は一つるぅちゃんと離れるからだ

るぅちゃんは東京の有名大学に合格した頭がいいからね そして僕は神奈川の教員の専門学校に通うことになった

三年間クラスが一緒で一番の親友だったけど、 進路先が違うなら当たり前だが簡単に会えなくなる

辛い、けど何よりも僕はこの三年間 一度も思いを伝えられなかった

伝えられずに疎遠になるのが一番辛い、

るぅちゃんと離れたくない　るぅちゃんと一緒にいたい　 るぅちゃんが大好き　るぅちゃんのそばに一生いたい

そんなこと言ったら絶対に引かれる酷ければもう二度と会ってくれなくなるかも

それだけは絶対に避けたいだからずっと思いを伝えられなかった結局なにもできずに終わってしまう

何気なく学校でるぅちゃんと話して笑いあうあの時間がどれだけ貴重だったか改めて今実感している

卒業式が終わり

みんなが教室で寄せ書きをしている

かきかきかきかき

僕は寄せ書きが終わったあと真っ先に桜木の下へ向かった

桜木がある場所についた

そこには確かにるぅちゃんがいた、でもるぅちゃんは

他の女子に告白していた

頭の中が真っ白だったでも直感でわかった

るぅちゃんはあの子が好きなんだと

僕は邪魔をしてはいけないと思い静かに背を向けて走った