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Rara__ .
32
#キャラ崩壊
しゅぴ
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まっちゃ🍵
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そして体育祭当日
朝早くから、○○と千夏と紬は学校にいた
体育祭委員の仕事があるため
一般の生徒たちより
少し早い時間に来ていた
○○
笛田千夏
野田紬
体育祭委員は手分けをして準備をしていた
しばらくして
ようやく一通りの仕事が終わった
笛田千夏
千夏が背伸びをする
笛田千夏
笛田千夏
○○
笛田千夏
○○
千夏に腕を引かれて
○○は連れていかれる
○○たちはそのまま
空き教室に連れていかれる
○○
○○が不思議そうに聞くと
千夏はじっと○○の顔を見る
そして
笛田千夏
○○
笛田千夏
笛田千夏
○○
千夏がにっこりと笑う
━━いや
笑っているのに、何故か怖い
○○
○○
笛田千夏
笛田千夏
笛田千夏
○○はいつも通り
サラサラの黒髪を下ろしている
メイクだって普段とほとんど変わらない
○○
○○
笛田千夏
千夏はそういうと
鞄からメイク道具を取り出した
笛田千夏
○○
笛田千夏
○○はされるがままに椅子に座った
髪を整えられ
前髪を少し整えられ
普段よりしっかりメイクをされている
笛田千夏
○○
笛田千夏
○○が恐る恐る鏡を見る
○○
いつもの自分とは少し違っていた
髪が整えられていて
目元もいつもよりはっきりしている
それでも派手すぎる訳ではない
ただ、ちゃんと可愛い
笛田千夏
千夏が満足そうに笑う
笛田千夏
笛田千夏
○○
笛田千夏
千夏が笑った
その時
ガラッ
野田紬
教室の扉が開く
入ってきた紬が、ピタリと止まった
野田紬
○○
○○が振り返る
紬はしばらく何も言わず、○○を見る
野田紬
千夏が得意げに胸を張る
笛田千夏
笛田千夏
野田紬
紬は素直に頷いた
野田紬
○○の頬が少し赤くなる
笛田千夏
千夏が2人を急かす
3人はそのまま校庭に向かった
校庭には、既に沢山の生徒や保護者がいた
その中に
見慣れた2人の姿が見えた
○○
○○が近づいていく
美晴
美晴が嬉しそうに笑う
美晴
美晴
○○
○○は少し照れながら頷く
○○
美晴
美晴
お母さんも○○を見て笑う
母
母
○○
笛田千夏
笛田千夏
千夏が得意気に言う
ふふっと二人は笑った
そこへ
大我
遠くから大我がものすごい勢いでやってくる
美晴
大我
『大我くーん!こっち来て!』
クラスの女子たちから声が飛ぶ
大我
大我が苦笑いをする
大我
大我は美晴を見る
大我
それだけ言い残すと、皆の所へ走っていった
美晴
○○
○○がぽつりという
笛田千夏
千夏も笑う
2人は顔を見合せてクスクスと笑う
美晴
美晴は2人の頭を軽く叩く
○○
そして、午前の競技が終わり
昼休み
○○は手を洗うため
中庭の方へ向かっていた
歩いていると
及川徹
及川徹
及川と目が合った
○○
○○が近づく
及川は○○のメイクをじっと見る
及川徹
○○
○○
及川徹
及川がしばらく黙っている
そして
及川徹
○○
○○は目を丸くした
○○
及川徹
近くを何人かの生徒が通る
「...え、あれ福本の妹?」
「そうかも、なんかいつもと違くね」
そんな声も聞こえてくる
及川はその視線を遮るように
及川徹
さっきよりも落ち着いた声
及川徹
○○
○○は真正面から言われすぎて
困ってしまう
○○
ふふっと笑う
及川徹
○○
○○
及川徹
及川が少し笑った
及川徹
ニコッと笑って手を振る
○○
○○は小さく頷いた
そして午後の部
○○は応援団の衣装に着替えて待機していた
しばらく待っていると
ふと帯が解けていることに気づく
○○
その時
野田紬
○○
野田紬
○○は帯を渡す
○○
野田紬
紬は手際よく帯を結び直していた
そして、ふと口を開いた
野田紬
○○
野田紬
○○
野田紬
○○
○○がすぐに首を振る
○○
野田紬
紬が意味ありげに笑う
野田紬
○○
野田紬
○○
○○
野田紬
野田紬
紬は考える
すると
紬がぐっと顔を近づけた
野田紬
○○
近い
思った以上に近い
○○の顔が赤くなる
野田紬
紬が目を丸くする
そして
野田紬
と吹き出して笑う
ぽかっ
○○は紬の肩を軽く叩いた
○○
○○
野田紬
野田紬
○○
2人は言い合いながら
千夏の元へ向かった
その頃
少し離れたベンチでは
及川と久世が午後の競技を眺めていた
及川徹
久世夏都
及川徹
久世夏都
及川徹
久世夏都
応援団の準備をしている生徒の中に
○○の姿がある
紬と何かを話している
及川は何気なくそちらを見ていた
久世夏都
隣で久世が声を漏らす
久世夏都
紬が○○の帯を直している
2人の距離は、かなり近い
久世夏都
久世夏都
及川徹
及川徹
及川がじっと見つめる
久世夏都
久世は笑っている
及川は何も言わず、もう一度ふたりを見る
○○の顔が
みるみる赤くなっていく
及川徹
そして紬が笑っている
○○が軽く紬の肩を叩き
千夏の方へ逃げていった
久世夏都
久世が不意に口を開いた
久世夏都
久世夏都
及川徹
久世夏都
及川は黙ったまま前を見る
及川徹
及川徹
少し間を置いて
及川は口を開く
及川徹
及川徹
久世夏都
久世夏都
及川徹
久世夏都
久世夏都
久世がわらう
及川徹
及川は小さく笑った
久世夏都
及川徹
その笑顔は、いつもより少し弱かった
久世はそんな及川を横目で見る
久世夏都
及川徹
久世夏都
クスッと笑う
それから少しだけ真面目な顔をした
久世夏都
及川徹
久世夏都
久世夏都
久世夏都
及川の表情が止まる
久世夏都
久世は前を見たまま続ける
久世夏都
及川徹
しばらくして
及川徹
及川はそれだけ言った
そして立ち上がる
及川徹
久世夏都
久世は手を振った
及川はひとり
校舎の方へ歩いて行った
自販機の前につき、小銭を出す
いつもなら適当に選ぶ
なぜか、さっきの光景が頭から離れない
赤くなった○○
それを見て笑っていた紬
そして、久世の言葉
━━もし、好きなら
及川徹
及川徹
小さく呟く
自分でもよく分からない
○○ちゃんといるのは楽しい
笑っていると、何となく嬉しい
困っていれば放っておけない
他の誰かと楽しそうにしていると
少しだけ面白くない
でもそれを全部まとめて
「好き」と呼んでいいのかは分からなかった
及川徹
及川徹
及川は自販機から飲み物を取り出す
冷たい缶を頬に当てる
ひんやりとした感触に、少し頭が冷える
それでも
胸の奥に残った小さな引っかかりだけは
まだ消えなかった
そして
体育祭は楽しく終わった
結果は青団の勝利
笛田千夏
○○と千夏は顔を見合せて
嬉しそうに笑った
○○
笛田千夏
野田紬
紬も笑っている
朝は少し緊張していたはずなのに
気づけばあっという間だった
○○は校舎に戻ろうとしていた
その途中
○○
○○
少し先に及川の姿を見つけた
及川徹
○○
○○が立ち止まる
○○
及川徹
○○
及川徹
及川がニコッと笑う
近くにいた千夏を呼ぶ
○○
笛田千夏
○○
笛田千夏
千夏がスマホを受け取る
笛田千夏
笛田千夏
○○と及川が並ぶ
笛田千夏
カシャ
とシャッター音がなった
笛田千夏
○○
○○がスマホを受け取ったタイミングで
千夏は近くにいた先生に呼ばれた
笛田千夏
笛田千夏
○○
千夏が走っていく
残された2人
及川が○○の方を見る
及川徹
○○
及川徹
○○
及川徹
及川は少し笑う
及川徹
○○
及川徹
○○は少し考えてから笑った
○○
○○
及川徹
及川も嬉しそうに笑う
ほんの数ヶ月前まで
学校に行くだけで緊張して、友達もいなくて
なるべく目立たないように生活していた
それが今は
千夏と笑って
紬と話して、体育祭で声を出して
○○
そんな○○を及川は見つめた
及川徹
○○
及川徹
○○
及川徹
○○
○○が目を丸くする
及川は一瞬だけ○○を見てから苦笑した
及川徹
及川徹
及川徹
自分でもよくわからなかった
そんなことを言いかけた時
久世夏都
少し離れたところから
久世の声が聞こえた
久世夏都
久世夏都
及川は頷く
及川徹
及川が振り返る
及川徹
○○
及川はそのまま走っていった
○○はその場に残り
さっき撮った写真を開く
○○
二人で並んで写っている
少し照れている自分と、涼しく笑う及川
○○
○○は小さく笑う。スマホを握りなおす
きっと
あとから見たら思い出す
自分たちが勝ったこと
笑ったこと、ふざけたこと
そして━━
兄や及川先輩がいる体育祭
それは○○にとって
最初で最後の体育祭だった
体育祭が終わった頃
大我はすっかり疲れ切っていた
「大我くん一緒に帰ろ!」
「ねぇ、駅まで行こ!」
校門に向かうだけでも、次々声をかけられる
腕に女の子が絡みついてくる
大我
大我
大我は疲れた顔で
何とか人の波を抜けようとする
そして、ふと顔を上げた
大我
校門の端
そこに、美晴が立っていた
大我の顔が一瞬で変わる
大我
腕に絡んでいた手を解く
大我
「え、ちょっと大我くん!」
呼び止める声を背中に、大我は走っていった
大我
美晴
美晴も少し驚いたように笑う
大我
美晴
美晴
美晴
大我
2人は並んで歩き始めた
暫くは、他愛もない話をしていた
そして
大我
大我が立ち止まる
大我
大我
そういって、小さな袋を渡した
美晴
大我
美晴が受け取る
美晴
そして少し笑った
美晴
美晴
大我
美晴
美晴は大我をみる
美晴
大我
美晴
美晴
大我はしばらく何も言えなかった
大我
2人はまた歩きだす
しばらく静かな時間が続いた
そして大我が口を開く
大我
美晴
大我
美晴
大我
大我
美晴は答えなかった
ただ、前を向いて歩いていた
美晴
美晴
美晴
大我
迷いもなく答えた
美晴
美晴が少し笑う
美晴
美晴
美晴
美晴
大我
大我はすぐに言った
大我
大我
大我
美晴
大我
美晴
美晴が静かに言う
美晴
美晴
大我
大我はすぐに言った
大我
美晴
大我
美晴は何も言わなかった
ただ、困ったように笑った
2人はそのまま歩き続け
やがて、花屋の前に着いた
大我
美晴
大我はポケットから鍵を取り出す
ガチャ
美晴
大我
店の中に入り、しばらくすると出てきた
その手には花束があった
大我
美晴
美晴が目を丸くする
大我
大我
花の形は少し不揃いだった
ラッピングもどこかぎこちない
それでも
自分で選んで、自分で作ったのだろう
大我
大我
大我の顔が少し赤くなる
大我
1度息を吸う
大我
大我
大我
大我
大我は得意気に笑う
大我
大我
美晴
大我
美晴は小さく笑う
美晴
大我
そして
美晴
美晴
大我
美晴
少しだけ息をつく
美晴
大我
美晴
一瞬大我の思考が止まった
美晴
大我
美晴は笑っている
美晴
大我
美晴
大我
大我
美晴
大我
大我は花束を握りしめる
その花束を美晴は受け取った
その顔は今まで見たことがないくらい
嬉しそうだった
○○は家で体育祭の疲れを癒していた
母
○○
○○
糖分摂取だった
すると
大我
いつもより機嫌のいい声が聞こえた
○○
大我
○○
大我
○○
大我
○○
○○は呆れたように笑う
母
母も笑っている
母
大我
○○は既に察していた
まぁ突っ込むのもめんどくさい
話すとお父さんに似てお兄ちゃんは長い
○○と母は笑っていた
その夜
福本家にはいつもより
明るい空気が流れていた