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私は優奈。 今日は高校が休みだからショッピングモールに来ている
友達
ねぇ、優奈ちゃんって確か転校って4回目だよね？
優奈
うん…
優奈
（大翔がいた学校も転校したからね）
優奈
（あそこは最悪だった。）
友達
…あっ！そうだ！
友達
洋服屋さんとか、行こうよ〜
友達
3人でお揃いコーデしよ〜
友達
あっ！良いね！
優奈
うん、うん！
ヒソヒソ…
知らない人
ねぇ、あの子可愛くない?
知らない人
本当だ…超可愛い
知らない人
話しかけない？
知らない人
いいね
そんな会話が後ろから聞こえてきた
優奈
（なんだろう？あの人達…）
優奈
（変なの…）
すると、
知らない人
ねぇ！
友達
はい？
知らない人
俺らと遊ばない？
友達
え〜…
知らない人
みんな可愛いからさ、
友達
でも〜…
知らない人
遊んでくれたら、奢ってあげるよ
友達
どうする〜？
友達
でも、もし奢ってくれるなら、洋服買って貰えば、タダで着れるし…
友達
確かに…買ってもらえば、お金使わずに済むし！
知らない人
そそ、
知らない人
（このブス2人にいっぱい物を買わせて後で金を倍に返して貰うからな）
友達
優奈ちゃんは？
優奈
え、わ、私…？
知らない人
一緒に遊ぼうよ〜、奢るからさ
ポンッ！
肩を触られた
優奈
（え…この人なんなの？）
優奈
（馴れ馴れしいような…？）
優奈
（なんか、怪しい…）
優奈
（奢るって言って、それで酷い目にあった人もいたって聞いた事ある…）
優奈
（確か…莫大な借金を負わされたとか…）
優奈
私はいいや
友達
優奈ちゃんが、言うなら…私達も遠慮します
友達
そういうことなので。
友達
失礼します
そう言ってこの場を去った
知らない人
ちっ…
知らない人
引っかからなかったな…
友達
ねぇ、これどう？
友達
え、良いね！
友達
可愛い〜
友達
でしょ？
友達
優奈ちゃんは、この服どう？
優奈
うん、うん！
優奈
お揃いにしたら、可愛いと思う!!!
友達
じゃあ、これ買おう〜
友達
OK！
優奈
分かった！
優奈
（あ〜、楽しかった！）
優奈
（今回の高校は友達に恵まれてて）
優奈
（本当に良かった♪）
？？？
ねぇ
優奈
!?
どこからか声がした。 当たりを見回しても誰もいなかった
優奈
だ、誰!?
？？？
君には素質があるの！
優奈
な、なんの事？
優奈
姿を現して！
？？？
あ、そうだった！
？？？
ごめん、ごめん
すると、私の目の前に現れた
少女
初めまして〜！じゃないか、
優奈
だれ…？
少女
あ、覚えてない？
少女
ショック〜！
少女
ほら、あの時の！
少女
悠真くんと優奈ちゃんが話してたとき、屋上の端っこにいたの
優奈
優奈
あ
鮮明に蘇った嫌な思い出
私にとっては、とても最悪な事
優奈
あの時の！
少女
お、思い出した？
少女
私の名前は、リリコ！
リリコ
よろしくね
その笑顔は、見ているだけで、癒されるような素敵な笑顔だつた
優奈
よ…よろしく
優奈
ところで…なんで私に話しかけてきたの？
リリコ
あ、そうだった！
リリコ
忘れてた〜
リリコ
いきなり本題に入るけど、
リリコ
私の
リリコ
仲間になってもらえない？
優奈
優奈
…え？
一瞬、何を言っているのか分からなかった。
優奈
な、なんで私？
リリコ
優奈ちゃんが、男性を怖がるのと同じようなこと。
私も、世界が怖いの。私は、世界から嫌われた…いや、見離された。
私も、世界が怖いの。私は、世界から嫌われた…いや、見離された。
その言葉を発している時のリリコちゃんの顔から笑顔が消えた
リリコ
だから、世界に復讐する。
幸せな気分を絶望に落とす。
そうするために、日々、不思議なものを売り続ける。
幸せな気分を絶望に落とす。
そうするために、日々、不思議なものを売り続ける。
リリコ
ね、だから、お願い〜！
リリコ
仲間になってよ〜
優奈
優奈
…少し、考えさせて下さい。
リリコ
了解〜
リリコ
あ、これ、連絡先！
リリコ
じゃ、また後で〜
そう言って、リリコちゃんは消えていった
優奈
（今のところ、仲間になる気はないんだけどな…）
優奈
仲間…
優奈
リリコちゃんは物を売るって言ってたけど、実際分からないよね
優奈
親にも言えないし、
優奈
誰だろう？
リリコ
優奈ちゃん〜
優奈
り、リリコさん!?
優奈
まだ、考え中でして…
リリコ
いや、今はその仲間になる話じゃなくて、
リリコ
仲間になったらについてお話したいな〜って思って
リリコ
いい？
優奈
え、別に大丈夫ですよ…
リリコ
ありがとうー！
リリコ
さっき、仲間になってよ〜って言ったけど、何するの〜？ってなっちゃうよね。
リリコ
だから、説明しようと思って！
リリコ
まず、私たちの仕事は不思議な物だけを売っているショッピングって言う事をしているの。
リリコ
その人個人にピッタリな商品をつくって、売るって感じ。w
リリコ
主な仕事はこれくらい。この仕事はお金稼ぎの為にやっている訳じゃないから、値段はめっちゃ安いの
リリコ
あ、でもコツがあって…
初めは高い値段に設定してると伝えたあと、あなただけ特別に安くすると言って、めっちゃ安くする！
初めは高い値段に設定してると伝えたあと、あなただけ特別に安くすると言って、めっちゃ安くする！
リリコ
これがコツね
優奈
あ、そうなんですか？
優奈
結構簡単そうなのですが…
リリコ
うん、めっちゃ簡単w
優奈
あの…その…体験とかって、出来るんですか？
リリコ
あ、この仕事の？
リリコ
もちろん出来るよ!!
優奈
じゃあ、体験してみて、考えています。
リリコ
了解〜！
リリコ
ありがとう!!
リリコ
嬉しい〜！🥺
優奈
では、失礼します
リリコ
あ、バイバイ！
優奈
ま、とりあえず体験して、つまらなかったら断ろっと！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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