青
桃
黄
赤
ジーーーーー
セミの鳴き声が聞こえる中
体の外へ沢山の水分が溢れる
青
黄
7月中旬
ここまで暑かったか、と思うほど
教室の中に熱気が溜まる
桃
確かに教室の中はもう死ぬ
青
赤
桃
青
ガチャ
ふざけながら下駄箱を開ける
黄
その通りだ、
青
桃
学校の帰りは買い食いをする。
そこまで店のないため
そこら辺のコンビニで買ったアイスを公園で頬張る
赤
赤くんは耳が垂れ下がっている
暑いというのが見た目からも分かる
黄
青
黄くんの注意は間に合わず手にアイスが垂れる
黄
そう言いながらティッシュを渡す
青
不貞腐れながら受け取る
桃
青
ディスられた
赤
赤くんからの提案をみんな了承という意味で縦に首を振る
青
赤
家の方向的に桃くんと黄くん
とはもう分かれ
青
赤
ふざけるように叫ぶ
半分嘘で半分本当
赤
青
最後に赤くんと別れる
桃
黄
黄
赤
赤達が俺を見た途端吹き出した
桃
赤
桃
桃
赤
ガラガラ
青
桃
安定のアホ毛を揺らし入ってくる
赤
そう言われれば隈がある
青
青
赤
赤
黄
桃
俺はそのときから違和感を覚えた
あの日から数日後
いつもみたいに屋上でくつろいでた
桃
赤
黄
青
桃
赤
青
桃
俺はそう言い青から弁当を取った
青
桃
中は酷く生ゴミや悪口の書いた紙、沢山のものが入ってた
赤
黄
青
桃
青
もう帰って来なくていいなど、
書かれた紙が入っていた
青
桃
青
青
綺麗な瞳から涙が零れてくる。
青
赤
黄
桃
青
何も言えずに黙って見ることしか出来なかった
それで今日は終わった。
君の人生も、
何もかも、
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