海星
こんにちは海星と申します
長い前髪で片目を隠した17歳ほどの少女。
紅葉
僕は紅葉だよ
紅葉と名乗る海星と同い年ぐらいの少女。海星とは真逆に違う方の目を髪で隠し、赤色だ。
海星
で、こんな自己紹介してるとこなんだけど、敵の気配を察したんですよ。
黒百合
分かるんだぁ…流石海星
包帯で片目を隠した18ほどの少女。赤い瞳が輝く。汚れのない真っ黒な髪の色が美しさをきわだてている
黒百合
で、悪いんだけど…○ね。
姿に似合わず、乱暴なことを言う黒百合。
海星
やってやりましょう
真顔で殺意のある声で言った。
紅葉
お、おう。任せろ
倉庫の中、2人ずつ対面する。黒百合の後ろには黒百合と真逆の白色の少女がいた。
白百合
黒百合さっさとやっちゃって。
黒百合
分かってるっ!
紅葉
望む所だっ!
黒百合は鎌を、紅葉は扇子を。 海星は、タブレットを手に持った。そして自身の空間を作り上げた。白百合は倉庫の箱にすわっていた。
白百合
ふふふ〜ん♪
黒百合
おらぁっ!
紅葉がかわすと、ガシャンッと音を立て箱が割れる
黒百合
かわしたかっ!
紅葉
鬼火花っ!
紅葉がそういうと、紅葉は般若の仮面になり紅葉が扇子を振るとそこから火花があらわれた。
黒百合
ッ─!
バタッ
白百合
なんで負けてるの…?
黒百合
まだ、出来る…!
黒百合は先程の攻撃をまともにくらった、そのせいで力はほぼ無くなっている
海星
『紅葉、その子無傷に見えるけどかなり攻撃を食らっているわ…』
紅葉は自身の空間から紅葉にだけきこえるようにいった。
海星
あの子、このままじゃ…死ぬ。
白百合
あら殺さないの?
海星
殺すわけないよ。そもそも、私達は殺しはしない。ただ、危険な力を消すだけ。
白百合
うざっ…
白百合
いいわ、黒百合。殺しちゃって。
黒百合
で、でも。俺は…
白百合
早く殺しなさい
黒百合
いや…だ。私は、もう誰も殺したくありません…!
白百合
いいから。早く。
そういうと白百合は黒百合に近ずいた。
白百合
───────。
黒百合
!!
白百合
ほら、さっさとゆきなさい。
黒百合
ァ、あぁ…わかった。
海星
何を言ったの?
黒百合
……うるさい…!まじでぶっ殺してやるっ!貴様らも…!
黒百合は涙を流していた。