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俺の弟は小さい時から体が不自由で 歩くのが少し困難だった
俺は弟のお世話が大好きだったからつい世話を焼いていた
学校であったら駆け寄って心配し、家では弟に付いて回った
そんな俺についたあだ名は 「弟の金魚のフン」
それまでは気にしたことがなかった 「周りの目」 と 「弟の本当の気持ち」
叶太
叶太
違う。俺はただ、弟の……叶太のことが心配で……!
叶太
叶太
叶太
俺の将来の夢は消防士になることだった
でもいつの日からか【管理栄養士】に 変わっていた。 体が不自由なうえ、運動もできないので食事にも気をつけなくなっていた弟のためだった
でも、弟は俺のせいで学校でいじめられ そのまま不登校になり、食事が喉を通らなくなって死んだ
弟は死ぬ間際俺にずっと謝っていた
叶太
叶太?
叶太
叶太
叶太
叶太
叶太!謝らないで!元気になってまた みんなで紅葉狩り行こ?
叶太
叶太……
それから俺は弟の部屋に遺品探しに行った
弟は【舞台俳優】になりたがっていた 理由はお父さんがMANKAIカンパニーの劇団員でその公演を観に行ったからだ
叶太
叶太
父さん
父さんはこのとき気を使ったんだろう
叶太の体が自由になることは【一生】 ない ということを
【みんなわかってたんだ】
叶太の部屋を見ていたらお父さんから もらった台本が山のように積まれていた
この部屋で音読だけでもしようと思ったのだろう
それから俺はいつしか弟のような人を笑顔にしたくて 【舞台俳優】 を目指すようになった
彰良
彰良
太一
万里
左京
彰良
万里
十座
臣
莇
太一
太一
左京
太一
彰良
莇
太一
彰良
臣
十座
万里
万里
左京
太一
彰良
莇
太一
十座
万里
十座
臣
臣
莇
万里
太一
太一
臣
十座
万里