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ジミンに手を引かれそうになったその瞬間。
テヒョンが低く囁いた。
金 泰 亨
田 柾 國
ジョングクは視線を落とし、小さく首を横に振った。
その仕草を見て、テヒョンの唇がわずかに吊り上がる。
金 泰 亨
朴 智 旻
田 柾 國
冷たく言い放たれたその言葉に、ジミンの笑顔が一瞬だけ固まる。
だが、すぐに甘い声で誤魔化すように笑った。
朴 智 旻
田 柾 國
ジミンが去っていくと、残ったのはジョングクとテヒョン。
静かな廊下に、二人の呼吸だけが響く。
金 泰 亨
田 柾 國
金 泰 亨
田 柾 國
金 泰 亨
耳元に落ちた低い声。
ジョングクの心臓はまた速くなる。
田 柾 國
金 泰 亨
田 柾 國
顔を逸らしたジョングクを、テヒョンは満足そうに見つめた。
その視線は、やはり熱くて、重い。
金 泰 亨
田 柾 國
金 泰 亨
そう言って歩き出すテヒョン。
残されたジョングクは小さく息を吐き、胸を押さえた。
田 柾 國
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