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コメント
3件
コメント&ブクマ失礼します‼️ 主さん‼️言葉選び天才すぎません❓びっくりしました🎓✨読む度、「え!?天才だ……」「うおー!この言葉使うんだ!」って歓声が出ますw‼️主さんのストーリー、書き方めっちゃ大好きです‼️ゆっくりでも良いので続き楽しみにしてます‼️
読んでくれてありがとう!
桜🌸
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A
T
R
桜🌸
桜🌸
教室の扉が静かに開く。 担任が入ってくると、ざわめいていた空気がふっと静まった。
先生
ガラッ…
促され、ちぐさとらおが前へ進む。 教室の空気が、ほんの一瞬だけ揺れた。
風の流れが……変わる
ちぐさは胸の奥で感じたけれど、表情には出さない。 ただ小さく息を整える。
先生
ちぐさが一歩前に出て、深く一礼した。
T
声は静か。けど、不思議と耳に残る声だった。 その隣で、らおも控えめに頭を下げる。
R
教室に、小さな拍手が広がる。
パチ…パチパチ……
空気が、ほんの少し柔らかくなった。
先生が手元の名簿を見ながら言った。
先生
ガタッ。
あっきぃが顔を上げて、満面の笑み。
A
T
らおが静かに席に着く。 椅子を引く音が“コト”っと静か。
そのすぐ前で、あっきぃが小声で、らおに話しかける。
A
R
A
クスクス
周りの生徒が笑う。空気が少しずつ溶けていく。
――そして放課後。
転校したての ちぐさ と らお は、校舎を案内してくれる あっきぃ について歩いていた。
A
R
ちぐさはきょろきょろしながら尋ねた。
T
A
――そのとき
?
静かな声が廊下に落ちた。 振り向くと、赤い腕章をつけた男子が立っていた。
A
A
すぐ後ろから桃色の腕章の男子が走ってきた。 抱えていた紙が少し床に散らばる。
?
桃色の腕章。ゆるい笑顔
?
A
あっとは静かに言いながら、落ちた紙を拾って渡す。
K
A
ちぐさが軽く頭を下げる。
T
R
A
K
ラオが珍しく口を挟む。
R
K
あっきぃが急いで話題を戻す。
A
A
K
A
そう言って歩き出そうとした瞬間、 けちゃが袖をつかむ。
K
あっとは振りほどこうとはせず、 少し苦笑いしながら歩調を緩めた。
A
らおがぼそっとつぶやく。
R
あっきぃが笑う。
A
体育館
バスケットボールの弾む音。 声。靴の擦れる音。汗の匂い。
?
黄から黄緑のグラデーションの髪の男子が、元気に手を振ってくる。
その横で、白と黒の髪がくっきり分かれた男子が、腕を組んで立っている。
A
P
ぷりっつがちぐさを見て言った。
P
M
T
ちぐさが目を瞬かせる
らおを見ると―― なぜか、まぜ太がじっとらおを見ている。
無言のまま、視線が揺れた。
M
R
空気が一瞬だけ、温かくなる。 ほんの一瞬。誰も気づかないくらい。
あっきぃが笑いながら話を戻す
A
P
P
K
A
ちぐさは思う。
この学校、 なんだか―― 風通しが、いい。
桜🌸
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M
P
A
K
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